「松竹 大歌舞伎」製作発表!!!
by しるべっとマン
5月23日に、松竹大歌舞伎の製作発表が行われました♪
中標津公演が楽しみです♪
公演チケットも3等席(2,500円)が残り150枚程度!!
またとない、この機会にお早目にお買い求めください♪
北海道内での公演は、札幌、旭川、中標津の3ヶ所となります♪♪
↓制作発表での会見のコメント↓
【会見コメント】
中村吉右衛門
又五郎さんと歌昇くんの襲名はだいぶ前でございますが、役者は襲名で飛躍すると申します。襲名の時は気も張っておりますし、皆様からもそういう目で見て頂けますが、その後が大変でございます。私も襲名した後、父の初代吉右衛門のように追い付くことが出来ず、やっと足元を掴んだかなというくらい大変なことでございます。
又五郎さんは言うに及ばず、歌昇くんも襲名公演から今までの間にとても活躍しくれまして、皆さまに認めてもらうようになっておりますので、播磨屋の一門としてはとても嬉しく思っております。
今度の巡業、又五郎さんは『傾城反魂香』浮世又平という大変難しいお役でございます。歌昇くんは私と舞台の上で五分に渡り合う『角力場』放駒長吉に挑まれます。先日相撲で白鵬が連勝していて初めて土がついた時、「勝ったと思ったのが油断だった」と言っておりました。私も舞台で勝ったと思わないで、土俵の砂にうずめる気でやりますから、どうぞ歌昇くんはそのつもりでいて頂ければ(笑)
巡業はあちこちに行って肉体的には大変ですが、色々な土地の方と舞台と客席で交流ができて私はとても好きです。体調に気をつけて頑張っていきたいと思います。
―――歌昇さんが放駒長吉ですが?
若い人はびっくりするほどのきらめきを出す時がある。それをどう受けて返すか。舞台はキャッチボールですから、私と歌昇くんがお互いを玉を投げ合い、変化球を入れたり、そうしてお客様に喜んで頂けるものになると思います。
中村又五郎
平成23年9月に又五郎を襲名させていただき、その後名古屋、京都、大坂、福岡と大都市の大きな劇場で襲名させて頂きました。昨年は公文協様のお陰を持ちまして中央・西コースを回らせて頂きました。
この度の『傾城反魂香』は平成10年に国立劇場で勤めさせて頂きました。その時は吉右衛門兄さんに手取り足取り教えて頂きました。今回はそれを洗いなおして、初めて演じる気持ちでもって勤めさせて頂ければと思います。
―――又平は久しぶりですが?
前回又平を演じさせて頂いた時は必死で、教えていただいたことでをいかに毎日演じられるかで精一杯だったのですが、2回目ですので、もう少し気持ちに余裕ができればと思います。
中村歌昇
長かった襲名披露もこの東コースで最後だと思うとすごく寂しい思いがしますが、襲名披露の間に色々なお役を経験させていただき、感謝をしております。自分自身上達したというのは全く分からないですが、毎日一生懸命させていただき、色々なことを教えていただき、本当に幸せな襲名披露をさせていただけたと思っております。
今回最後ということで、吉右衛門のおじさまとがっつりと芝居をさせて頂ける、こんな幸せなことはないです。本当に夢のようで……。一生懸命稽古して、立ち向かえるように、少しでも結果を出せるようにしなければと思います。
―――放駒長吉を演じられますが?
一生懸命立ち向かうということがいい意味でお芝居に出ればと思っています。また、長吉は父が襲名披露で演じていた役ですので、その姿をみてこの役を演じたいと思っておりましたので、こうしてやらせて頂けることは大変ありがたいと思っています。全てをぶつけるつもりで取り組みたいなと思います。
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