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歌舞伎!

by のび子

本日はしるべっとで歌舞伎公演が行われます!
歌舞伎座の中に入ったことはあるものの、演目を何も見られずに帰ってきたので
日本の伝統芸能大好きな私はもう楽しみで楽しみで仕方ありません。
3等席はまだ残っているかも!?のようなので、この機会に是非。

歌舞伎に関する本は色々ありますが、絵本も出版されています。


『菅原伝授手習鑑』(C/E1/オ)
橋本治/文 岡田嘉夫/絵

そのまま部屋に飾りたい!と思わせる岡田さんの美しい絵が
世界を盛り上げてくれます。
当館には他に義経千本桜、妹背山婦女庭訓の所蔵があります。
今回の演目に関するものではありませんが、歌舞伎に興味をもたれた方にも
そうでない方にも楽しめる絵本です。


まとめ

by のび子

昨日は丸山小学校の図書委員会へ。
今まで本の紹介ポップの書き方を教えていたのですが、
そのポップを使って展示コーナーを作ってきました。



じゃじゃんっ


図書室の外から見つけた子どもたちが思わず歓声を上げていたので、大成功です。
先生にお願いして揃えてもらった小道具(おそらく300円以内)と、
学校にあった空き箱と布だけで作りました。
布は子どもたちに好きなように敷いてもらったのですが、ここはこの色あそこはあの色、と
こだわりっぷりに思わず横でにこにこ。
お陰でとてもステキな展示コーナーになりました。
ちょっとした工夫でいつもの図書館が変わります。
他の学校でもチャレンジしてみませんか?


そして本日は俵橋小学校へ、2回ほど講習をしに行ったブックトークの発表の見学へ。
先日練習を拝見させて頂き、初めてというのにあまりの出来栄えの素晴らしさに
ワクワクして行ったのですが、自分で書いた文章を見ないで紹介をしたり、
小道具を使ったり、基本の基本、というようなブックトークしか見せられなかったのに
どこからこのアイディアが出てきたのだろう!ととても楽しく見学してきました。
紹介された本たちはとても読みたくなったので、
またブックトークをやってもらえたら嬉しいです。

中小の子どもたちの読み聞かせの練習の成果も後日見学に伺います。
何を読むのか、子どもたちが選んだ本を見るだけでもワクワクします。


夏休みを前に今年度の委員会活動のまとめを見る形となり、
何だかとてもいい刺激を受けました。
私もまだまだ頑張らなければ!


読み聞かせへ

by のび子

昨日は俵橋小学校、今朝は中標津小学校へお邪魔して読み聞かせをしてきました。
俵橋小では低学年、中小では5年生への読み聞かせ。
どの年齢の子に読み聞かせをするのも楽しいですが、
高学年はなかなか読めないちょっと難しくて長い絵本も読めるので
ここぞとばかりに今回は時間いっぱいを使ってちょっと難しい絵本を読んできました。

「3つのなぞ」(E2/ミ)
ジョン J.ミュース/作 フレーベル館

いつが、だれが、なにがいちばんだいじなことなのかを問う哲学的な絵本です。
5年生の子たちは静かに聞いてくれましたが、
どんなことを感じていたのかなあとちょっとドキドキ。

でも、絵本を読んだ後感想を聞くことは一切しません。
読み聞かせについての本や、テレビで紹介されていたこともあるので
ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、
子どもたちは読み聞かせで受けたものを時間をかけてゆっくり浸透させていくそうです。
それがこちらから感想を求めてしまうと、上手く言葉にできない感情を
無理に形作ろうとして本音とは違うものができあがってしまい、
結果それが自分の感想なのだと思い込んでしまうからなんだとか。
なので、読み聞かせをした後には自分から言わない限り「どうだった?」と、
本に対する感想は求めないであげてください。
面白いと思って読んだり、薦めたりするものなので気にはなってしまうのですが
聞いている時の表情や反応が全てなのかな、と思います。


さて、来月はどんな本を読もうかなあ。


ウミウシ

by のび子

巡回図書の時のこと。
車で移動していると、フロントガラスにちょこちょこと動く影が…。
虫がいるのはそんなに違和感のあることではないですが、何かと思えば


アリ!?


風に吹き飛ばされることもなく、結構な間フロントガラスのお散歩を楽しんでいました。
いやーアリ、すごいですね…。


今週は東小学校の子どもたちが図書館に来てくれました。
生き物の本を探していた子にクラゲをオススメしたところ、
最初は怪訝な顔をされたのですが、図鑑を開いてみたら思ったよりツボに入ったようで
「借りてく!」と声をかけに来てくれました。
同じく他に探している子にまた声をかけられて今度はウミウシの本をオススメしてみたら
その子も借りて行ってくれました。
こういう交流があるととても楽しいし、嬉しいです。
ウミウシは以前テレビでよく取り上げられていた時にちょっと興味を持ったのですが、
一生に一度同じ種類に会えるかわからないとか、
あんなカラフルな見た目からは想像できない野生生物の厳しさを持っていたりするので
何となくロマンというか、何というかを感じます。
借りて行った子が果たして何を感じるのかは分かりませんが、
人よりウミウシの知識をつけて本が戻ってくることを期待しています。

でもそんなことを言いながらウミウシの資料は少ないので
もうちょっと何か探さねば、と思ったりもしたのでした。


古田足日さんのこと

by のび子

明日は図書館の休館日です。
本日の開館時間は残り2時間もないですが、そういえば借りたい本が…という方は
お早めにどうぞ!
返却は入口横の返却ポストで24時間受付しています(CDは不可)

話題としては遅くなってしまいましたが、今月8日にロボットカミィやおしいれのぼうけんなどで知られる
作家の古田足日さんが亡くなりました。
毎年のように自分が子どもの頃に読んでいた方の訃報を聞くと切なくなりますね…。
当館にはそれぞれの作品はもちろん、全集もありますので、
もう一回読んでみようかなという方も、触れたことがないという方も
是非お手に取ってみてください。
私も子どもの頃に読んだ大きい1年生と小さな2年生をもう一度読み直すつもりです。

この作品でホタルブクロのことを知り、庭に植えてもらった記憶があります。
本からもらう思い出って、色々あるなあと色んな作品を振り返る度に実感します。


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