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読書週間の…

by のび子

読書週間のお知らせが載っている図書館だよりを
現在図書館で配布しております。
詳細はお知らせブログの方にも掲載しておりますが、
現在わくわく☆チャレンジ教室の募集をしていますので
気になるな〜という方はお早めにお申し込みください。
現在しるべっと会場は定員に達しておりますので、抽選となります!
読書週間のブログ記事はこちらです

さて、今回の読書週間の展示のテーマは「歴史・時代小説」です。
「言葉が難しくて手に取りにくい」と思われがちですが、
実は解説が入りながら進む時代小説もあるので
そういうものを選べば意外とそこまでのとっつきにくさはないのです。
同じ日本のことだから、大体の風景は想像がつきますしね。

今回はそんな時代小説の中から有名所の紹介を。


「世界の名探偵8 三河町の半七」(V/J908/セ)
岡本綺堂/作 岩崎書店

半七捕物帖の児童書版です。
全てにふりがながふられているので、「後からルビがなくなったら読みにくいなあ」
なんて方にもオススメ!
「捕物」とは時代小説のジャンルの一つで、
現代で言うところのミステリーに当たります。
こう聞くと何となく敷居が低くなったように感じないでしょうか?
こんな感じで読書週間では展示を行いますので、
足を運んで頂けると嬉しいです。


星座のはなし

by のび子

昨日は晴天だったので、これは星がキレイに見えるぞー!と
久しぶりの天体観測をしてきました。
と言っても昨日は半月でかなり明るかったので
暗い星はあまり見えなかったのですが、
今まで全く覚えておらずにどれがどれだと分からなかった星座を
スマホのアプリを見ながら探してみました。
見ていた場所が悪かったのであまり多くは探せませんでしたが、
それにしても昔の人たちはよく星を被らせることなく
88個の星座を作れたものです。

そんな星の文化を知るならコレ!な本です。

カーリルで開く
カーリルウィジェットを使ってみました。
所蔵状態まで一目でわかります。便利!

用語があいうえお順で掲載されており、
国内・外の星に関する事柄を引くことができます。
事典なので厚さはかなりあるものの、読み物としても面白いです。
見える星座がまた変わってきた今の時期に是非。

新月の日にまた天体観測に行きたいなあ。


温度差

by のび子

昼間は暖かくても夜はすっかり寒いので、
仕事に何を着て来ようか先週は迷っていました。
が、朝から肌寒い日にようやく長袖で出勤する決心がついて、
長袖を着始めました。
今年は何と夏が短かったことか。
衣替えが遅かったので、またすぐにやらなきゃいけないのかと思うと
ちょっと複雑な気もちに。
でも秋は夏より色々と着られるので、服選びも楽しいです。

それと同時に紅茶が美味しい季節!
ちょっと前にもハーブティーのことを書きましたが、
やはり紅茶党としては紅茶が飲みたくなるのです。
先日紅茶マイスターを持つ司書さんが入れてくれた紅茶を堪能したので、
自分でも美味しく淹れたいなと改めて紅茶の勉強をしようかと思い始めました。

ちょっと気をつけてあげるだけでぐっと味が変わる紅茶。
以前も別の著書を紹介したことがありますが、今度は紅茶の基礎知識の本です。


「紅茶の時間I おいしい紅茶のある暮らし」(596ヤ)
山田詩子/絵と文

ここに書かれていることをきちんと守っていれば、
スーパーで買う紅茶でも美味しく淹れることができるのです。

ちなみに早く抽出したくてティーパックを振る方は多いと思いますが、
あれは渋みばかり出てしまって美味しい紅茶になりませんのでご注意を…。


俺たちの旅

by のび子

夏休みを利用して何か所か図書館見学をして来ました。
7月にも図書館見学に行きましたが、他所の図書館にお邪魔すると
ここをこうしたい、ああしたいという気持ちがむくむくとわいてくるので
モチベーションがとても上がります。
この気持ちがずーっと残ったまま仕事ができますように!

図書館見学は自分の勉強の為もありますが、
単純に図書館が好き!という気持ちでも楽しんでいます。
図書館を見て何が楽しいの?と思われるかもしれないですが、
これまた図書館を知ると他の図書館を見学するのが楽しいのです。
ただ単にパッケージ(建物)の違いだけではなく、
働いている人の中身も見えてきたり…。
司書、意外と熱血な方が多いです。
そして図書館も色々な図書館があります。
発想の面白い図書館、細かい気づかいが感じられる図書館、
町の情報収集が得意な図書館…等々、色んなカラーがあります。
多分、3つ4つ図書館に行ってみるとそんな楽しさがわかるんじゃないかと思いますので
秋の空気を感じつつ図書館巡りをしてみるのはいかがでしょう。

次に図書館巡りに行けるのはいつかなあ。


するするが食べたい

by のび子

最近は古い言葉の意味を調べてはニヤニヤしております。

今読んでいるのは、
堀井令以知さんの「お公家さんの日本語」という本。
公家=朝廷に勤めていた人たち、の言葉です。
大河ドラマなどで耳馴染みのあるものや、
現代でも使われているものなどたくさんありますが、
読み進めていくと重ねる言葉が思ったよりも多い!
たとえば、

おはぎは「やわやわ」

おかき・豆入りのあられは「いりいり」

そうめんは「ぞろぞろ」

団子は「いしいし」

白玉は「うきうき」

するめは「するする」

数の子は「かずかず」

など…まだあります。

公家言葉の中でも衰退や新しくできたものはあると思いますので、
いつの時代から使われている公家言葉なのかまではわかりませんでしたが
狩衣を着て朝廷に出入りしている偉そうな人たちが
こんな言葉を使っていたのだとしたら何だかかわいいかも…。
個人的にするめの「するする」がお気に入りなので
現代で復活してくれないかなと思ったのですが、
なかなかハードルは高そうです。

こちらの本では紹介されていないので庶民の言葉なのでしょうが、
時代の言葉だと「父者(ててじゃ)」の響きが何となく好きです。


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