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ヨーロッパの小学生たち

by ジェーン

みなさん、こんにちは。

残暑の厳しさから一変し、朝晩の冷え込みが感じられるようになりましたが、みなさん風邪はひいていませんか?

さて、昨日EU(欧州連合)にノーベル平和賞が授与するとの発表がありました。
宗教対立や戦争、人種差別による大量虐殺など、その歴史は酷で深い悲しみに包まれた時代が長くありましたが、EUの前身も含めた「共同体」を発足させたことで、穏やかな関係を築きあげてきました。
その過程で、様々な困難もあったかと思いますが、それを乗り越えての今回の受賞があるのだと思います。

各国、経済状態や言語、文化、気質などに違いはありますが、同じ共同体に属しているという認識を持つことで、仲間意識を持つことができるものだと思います。


今、日本と隣国との関係に暗雲が見えつつあります。
経済面でのダメージはもちろん大きなものですが、なにより関係が悪くなることは、憎しみや悲しみをもたらします。
どのような形が良いのか分かりませんが、アジアも結束し互いにプラス効果を与えられるような関係になれれば良いのですが。


児童書に、「ヨーロッパの小学生」というシリーズの本があります。
ヨーロッパ各国で巻数が分かれているのですが、その国に暮らす小学生が自国の文化や暮らし、小学校の様子などをたっぷりの写真とともに紹介してくれます。
例えば、EUの中で経済大国でもあるドイツの本

『ドイツの小学生』多田孝志/監修

を見てみると…

小学5年生ながら、理科の授業で皮膚の実験をしレポートをまとめる課題があったり、2番目の朝食と言われる間食タイムがあったりと日本の小学校とは違った小学校生活を垣間見ることができます。

他にもイタリアやイギリスなどもあります。
個人的には、フランスが気になります。
小学校も小学生たちもアーティスティックなのかなぁ…


地名のふしぎ

by のび子

ノーベル文学賞の最有力候補を言われていた村上春樹さん、
惜しくも逃してしまいましたね…。
図書館では叫び声が聞こえたとか聞こえていないとか?

今回受賞された莫言さんの作品は、「白檀の刑」のみ所蔵があります。


皆さんは「チャシ」はご存じですか?
中標津神社のところにも看板がありますが、
アイヌの遺跡というか、建築物というか、なのだそうです。
「砦」だと教えられたので砦なんだと思っていましたが、
現在の研究では用途は砦だけではなかったということが判明しているとか。
そして、標津にある「茶志骨」とは「チャシの跡」という意味なんだそうです。
全然知らなかった!!

地名には歴史があるので、意味を探るとどんな土地だったのか知ることができます。
北海道はアイヌ語から来ている地名が多く、その語意を調べることで
更に深い歴史を探ることができます。
一時地名の意味を調べるのにハマっていたことがありますが、
地元なのに知らない地名がたくさんあるのでなかなか楽しい作業です。
長期休暇の自由研究、壁新聞の題材なんかにもオススメです。


「今」

by kane


土田和歌子さん、ご存知でしょうか?
車いすマラソンの世界記録保持者で、ロンドンパラリンピックにも出場した方です。

土田さんはどんな時も、「今をまっとうしているか?」と自問自答されているそうです。車いす競技に挑んできた経験から「今」という瞬間が大事だということを知ったからだそうです。
そして、「生きて頑張れる者は頑張らなければいけない」「生かされていることに感謝しながら命をまっとうしなければいけない」と東日本大震災の際に強く感じたそうです。


前向きで熱血アスリートの土田さんの本
今を受け入れ、今を越える。
(土田和歌子/著 徳間書店)


「今の自分にできることはなにか」を感じ取ってもらえたらうれしいと、土田さんは書かれていました。

今日で東日本大震災から1年7ヶ月になります。
“今”できることは・・・


以上、別海町で行われたパイロットマラソンで2分記録更新ができたkaneでした(o^―^o)


今夜の晩御飯!

by なな

もうすっかり寒いですね。
こたつを出そうかと思っているのですが、面倒くさくてなかなか出すことが出来ていない現状です…。
しかしここ最近、朝起きると足先が氷のように冷たいので、こたつに足をいれて暖まりたいです。

わたしのように体が冷えている方は、見るだけでも暖まる本を紹介します!


『ひとり鍋を楽しむレシピ』
(江上和子 梟者)

『ケンタロウ鍋』
(ケンタロウ 家の光協会)

もちろん作って食べても暖まるレシピ本です(^^)
おすすめのレシピは「常夜鍋(じょうやなべ)」。
毎晩食べても飽きないから”常夜鍋”というそうです。
とにかくレシピは簡単でおいしい!
今夜の晩御飯はお鍋で決まりですね


ドクター・ヤマナカ!

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。


本日、ぜひ図書館で見ていただきたいものがあります。

新聞コーナーです。

現在、9紙の新聞が
中標津町図書館にあるのですが、
「あれ?全部同じ新聞じゃないの?」
と思ってしまうくらい、
1面見出しがそろっています。


その見出しとは、もちろん
「山中氏 ノーベル賞」


京都大の山中伸弥教授が、
iPS細胞の研究開発が認められ、
ノーベル医学生理学賞を受賞しましたね!!

新聞各紙を読むと、
iPS細胞についての解説も載っていますが、
図書館にも関連本がいくつかあります。

『生命の未来を変えた男』
NHKスペシャル取材班/編著 文藝春秋

『iPS細胞ができた!』
山中伸弥/著 集英社


今日の新聞によると、
ノーベル文学賞の発表は明後日11日だそうです。
村上春樹さん受賞なるか!?


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