中標津町図書館 information

トップページ






RSS

Ringworld
RingBlog v3.22

<< ジェーンの記事 >>

時計の夏バテ

by ジェーン

みなさん、こんにちは!ジェーンです。

最近温かい日が続いていますが、夏バテしていませんか?


私の愛時計は夏バテなのか止まってしまい、先日時計屋さんにお願いをして元気を取り戻したばかりです。

中学生のころからほぼ毎日着けつづけているので、時計がないと寂しく、止まってしまった時計を身に着け、何度も時間を確認してしまいました。。

彼も今年でめでたく8歳を迎えます。これからも元気に動き続けてほしいなぁ・・


時計といえば、高校生のときに夢中で読んだ本なのですが、「北村薫さん」著作の「時のねじれ」シリーズ(わたしが名づけた・・)があります。

その中の1冊で、3冊ある中で1番好きだったのが、

スキップ』 
北村薫/著 新潮社 (E1/キ)

です。

17歳の女子高生「真理子」が目覚めたら、夫と娘のいる47歳の自分にスキップしてしまうおはなしです。
始めは戸惑う真理子ですが、徐々に47歳の真理子として生きていくようになります。


わたしたちには「過去」「未来」そして「現在」という3つの時間軸があって、「想い出」や「想像」をすることで、どの時間軸にも行くことができます。
わたしも想い出にふけることがあるし、将来を想像することもあります。
ですが、「今」を大事に生きること、その大切さを知ったのもこの本です。


さて。このシリーズには、ほかにも『ターン』『リセット』という本があります。

私も久々に読み返してみようかな・・。


ミニミニおはなし会を開きました!

by ジェーン

001.JPG
003.JPG
みなさん、こんにちは!ジェーンです。


今日は、広陵中学校の生徒さん2人が、職業体験に来てくれました♪

普段は入れない秘密の部屋(書庫)に入って、自分が生まれた日の新聞を見たり、貴重な古書を見たりとワクワクびっくりの書庫ツアーのほか、カウンター体験、そして今日は、読み聞かせの体験もしてもらいました!

読み聞かせ体験では、ミニミニおはなし会を開催し、練習時間も短い中、2人とも初めてとは思えない読み聞かせを披露してくれました。


2人が読んでくれた本は・・

★『みどりいろのすず
香山彬子/作 東君平/絵 復刊ドットコム(E/E1/ヒ)

☆『チリとチリリ うみのおはなし』 
どいかや/作 アリス館(E1/ト)


聞き手に立ってゆっくりと、間に気を付けて読んでいて、とてもステキなおはなし会でした。


最近は、幼稚園・小学校でお母さんお父さんが交代で絵本を読む、という活動も盛んにあるようで、時々「今度読み聞かせするんですが、オススメの本はないですか・・?」と聞かれることがあります。

選び方とってもいろいろありますが、1番大切なことは、「自分が読んでいて楽しいものを読む」ことです。
読み手の気もちは聞き手に伝わってしまうので、読み手の人が「たのしくないなぁ」と思ったら、聞き手も楽しくなくなってしまいます。

さて、絵本の読み聞かせに悩んだときは。
こんな本を参考に選んでみると良いかもしれません。

豊かな心をはぐくむ0〜7才 こども絵本ガイド主婦の友社(J019/ナ)

子どもといっしょに読みたい絵本ベスト100軽井沢絵本の森美術館(J019/カ)


今日の職業体験で、生徒さんたちの読み聞かせを聞きましたが、いくつになってもおはなしを読んでもらうのは嬉しいものです。
きっと子どもたちも、読んでもらうのは嬉しいはず!

自信を持って楽しく読んであげられると良いですね♪

私もこれから頑張ろうっと。


明日は七夕。

by ジェーン

みなさん、こんにちは。ジェーンです♪


明日7月7日は七夕の日
無事、織姫さまと彦星さまが会えるといいなぁ・・。


七夕の日を調べてみると、7月7日と書かれているものや8月7日としているところもあるようです。地域によって違うんですね。
北海道では、8月7日としているところが多いみたいです。
そして明日の夜8時から10時にかけて「ライトダウン」が実施されるそうです。
天の川を見ながら、地球環境の大切さを再認識しよう、という考えのもと、大きな商業施設、各家庭などで「あかりを消す」というものです。
普段当たり前にあって、ついつい忘れてしまいがちな「あかりの大切さ」「地球環境の大切さ」を再確認する時間をもつ、良い機会ではないでしょうか。


さて、「これぞ絵本の原点」と言われる

アンジュール』 
ガブリエル・バンサン ブックローン出版 (書庫/E2/ハ)

という絵本があります。
文字はなく、すべて絵で語られているのですが、その絵というか表現が、文字や文字からくる意味解釈を越えて、訴えかけてくるのです。

車から投げ捨てられた犬が、彷徨い歩き、走り、最後にはひとりの子どもに出会う、そんなおはなしです。

人、モノ、知識・・新たな「出会い」はエキサイティングで、嬉しいものです。

織姫さまと彦星さまも、明日、1年ぶりに会えるとドキドキわくわくしていることでしょう。
明日、きれいな星空が見えるといいですね♪


15歳の寺子屋

by ジェーン

003.JPG
015.JPG
みなさん、こんにちは♪ジェーンです。

先日、森林公園を歩いて、森の匂いをいっぱい吸い込んできました。
以前、ブログで「におい」の話をしたことがありますが、森林の匂いもまた良いものです。
身体がしゃんとします。


15歳の寺子屋 森をつくるC・Wニコル/著(Y652/ニ)

のニコルさんは、森の保全運動や森林再生活動などをされている方です。

日本の森の素晴らしさ、森の再生活動の現状など、日本の自然界の現状やニコルさんの森への想いがひしひしと伝わります。
今、自分がやるべきこと、そしてできること。
微力でもいい、今結果が見えなくてもいい、いつかどこかの誰かのために今やれることを一生懸命にやる。
そんな生き方に感銘を受けました。


15歳の寺子屋シリーズでは、一線で走る方たちから、丁度将来や進路に悩む15歳くらいの子どもたちへのエールを込めた自伝が書かれています。

私はこの間、シリーズの中の1作、北海道出身のオーナーシェフ三國清三さんの『前進力』(Y289/ミ)を読みました。

けして裕福とは言えない環境から、無我夢中に一生懸命に走ってきた三國さん。
熱い想いがあれば、カタチになるんだと考えさせられた本です。


1冊の本が、人生を変えるかもしれない
そんな言葉をどこかしこで耳にします。

学校、趣味に、遊びに忙しい中高生のみなさんにも、お気に入りの、こころに残る1冊に出会ってほしいなぁ・・・と思います。


by ジェーン

120.JPG
夕日とともに・・・岩木山
2012112808540000.jpg
武佐岳と飛行機
みなさん、こんにちは!ジェーンです。


先日、空がとってもきれいだったので、いつもは自転車で出勤するのですが、歩いて職場へ向かいました。

歩いていると、普段は見過ごしてしまういろいろな気づきがあって、歩道の脇のお花とか、おもしろいところにくもの巣が張ってあるのを発見したりして、歩くって気もちいいなぁ と改めて思いました。

しるべっと駐車場側の会館脇に小さな小路があって、とても大きなどしんとした木があるのを見つけました。
そういえば、いつもきれいに手入れしてくださる方を見かけていたなぁ・・・。
新しい発見に感謝です。そしていつもきれいに手入れをしてくださる方々、本当にありがとうございます!


さて先日、「富士山」が世界文化遺産に登録されました!!
日本の象徴として海外にも知られる富士山。
日本人として嬉しい限りです。
一方で、ゴミや植物の持ち帰りなどの問題も耳にしてきました。
これから益々、観光客の増加が見込まれます。
登山者ひとりひとりの当たり前の心がけが、環境保全につながります。
大事な自然を大切にしていけたらと思います。


中標津にもとてもきれいなミニ富士山がありますね♪
私は武佐岳のカタチも好きです。
特に「中標津空港」から見える「武佐岳」は本当にきれいで、飛行機が止まっていたりすると、「山と空港」のツーショットが申し分なく良いんです♪


ところで、故里の津軽には、「津軽富士」と呼ばれる「岩木山」があります。
そのカタチの美しいのなんの。
市内のたいていの小中学校では、校歌で歌われているし、「岩木山がかさかぶったら(雲のこと)次の日は雨」なんていうお天気予測にも使われ、とても身近な存在なのです。

・・・と、山と共に育ったせいか、山を見ると気が安らぎ、落ち着きます。


さて、話は戻って戻って・・・
富士山うたごよみ』 俵万智/短歌・文 U.G.サトー/絵 福音館書店
(E1/ユ)


では、四季折々の富士山を短歌と共に味わえます。
俵万智さんの短歌は本当に味わい深い!
目に見えない、言葉にならないコトバが生きる、そんな感じがします。

その中から、ちょうど先日迎えた「夏至」のページの短歌を一句。

はなび花火 そこに光を見る人と 闇を見る人いて並びおり
(同絵本より抜粋)


ひとそれぞれ感性、見るもの、気づくものが違うんだなぁ。
だからこそ、新しいものが生まれ、新たな発見があるんですね。

「富士山」も、きっと多くの人の心を揺さぶる何かがあるんだろうなぁ。

私は、今度の休みにでも、空港の武佐岳に癒されに行きたいと思います♪


<< >>