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もうすぐお盆

by ジェーン

みなさん、こんにちは、ジェーンです。

のび子さんのブログにもありましたが、昨日は「広島原爆投下」から68年目を迎えました。
のび子さんの書かれていた「かいけつゾロリ」の引用文は、胸に沁みました。

先日読んだ、

東京ホタル
中村航、小路幸也、原田マハほか ポプラ社 (913/ナ)

という本の1話に、おじいちゃんが孫に、自分が子どもだった頃の話を聞かせる話があります。
戦後直後のアメリカ兵との交流のお話しです。
アメリカ兵のお兄ちゃんはとても優しく、お互に憎しみ合い、殺し合う、その感情までもコントロールされる戦争の残酷さを考えさせられました。

お盆ももうすぐです。
昔は、近所で「迎え火」「送り火」を炊いていましたが、最近はめっきり見なくなりました。
何かの本で、「誰かがその人のことを覚ええていれば、生き続ける」と書いてあるのを読んだことがあります。

一年にせめて1度でも、大切な人を想い出してみてはいかがでしょうか。


さて、図書館はお盆の期間中も変わらず朝10時〜夜7時まで開館しております!

図書館へもぜひ遊びに来てくださいね。


今日は…

by のび子

68年前、広島に原爆が投下された日です。
毎年平和式典の中継を見ながら、色々と知らなければ、考えなければ、と
改めて思います。
子どもの頃はよく祖父から戦時中の話を聞かせてもらったりしていましたが、
本当に小さい頃だったのでとにかく食べることが大変だったということ以外
あまり覚えていません。
もっとたくさん聞いておけば良かったと悔やむ気持ちがあります。
原爆記念館も修学旅行で行きましたが、
見学時間が短すぎて半分も見れなかった気がします。
歴史を知ることは時間がかかりますが、
今月は一般書コーナーでも、児童書コーナーでも戦争に関する本を
集めて貸出していますので、どうぞお立ち寄りください。

原ゆたかさんの「かいけつゾロリとまほうのへや」の見返しに
ネリーがどうして魔法を身につけたいのかを話しています。

せんそうのときもてっぽうやたいほうのたまをぜんぶお花やたねに

かえられるまほうがつかえるようになったら、すごいなっておもったの。

だって、かんがえてみてよ。

もしせんそうになって大きなぶきをつかえばつかうほど、

大きな花たばをあいてにおくることになるの。

たいほうのたまのかわりに花たばをもらっていやな気もちする?

しないわよね。

せんそうがおこればおこるほどちきゅうはお花だらけになっちゃうし、

そんなせんそうがばかばかしくおもえたら、

せんそうやめちゃうだろうし、

どっちにしても、へいわになるとおもうの。



ホタル見たよ!

by 図書館長

7月27日にホタル観察会とホタルの絵本読み聞かせが行われました。
小さなお友達は、ホタルの話を興味深く聞き入っていました。
また、ホタルハウスでは暗闇にピカピカ光りながら元気に飛び交うホタルを観察しました。

小さい頃、たくさんのホタルを川辺や野山で見ることが出来たのに・・・
最近は、ホタルを見ることが出来なくなりました。ホタルの住む環境が少なくなったことに、とてもとても寂しさを感じています。


雑談力

by kane

みなさん、こんにちは。

気温は高くないけど、夏が戻ってきましたね。
夏と言えば、来週末は「なかしべつ夏まつり」が、しるべっと前広場であり、翌週には「青空本の広場」があるので、せめて夏休みが終わる日までは夏が続いてほしいですね。


といったような雑談をすることはありますか?

雑談力が上がる話し方 (齋藤孝/著 ダイヤモンド社)

誰とでもうちとける30秒の会話のルール。人と話すのが苦手、初対面や知らない人だと気まずくなる、沈黙がこわい。そんな大学生のために齋藤孝教授が実際に授業で教えている、雑談力を身につける方法。知れば誰でも気軽にどんな相手もうちとける、コミュニケーションの簡単なルールと具体的な方法を紹介(出版社HPより)

たった30秒のムダ話に、大事な意味があるんだなと思える1冊だったので、もし良かったら読んでみてください。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

最近、読んだ絵本と小説を紹介します。

ギリギリかめん (あきやまただし/作・絵 金の星社)

いつもは だらだらしている こうたくん。
でも、ギリギリに なれば へんしんできる。
いけ! ギリギリかめん!
すごいぞ! ギリギリかめん!
(表紙見返しより)


海を見に行こう (飛鳥井千砂/著 集英社)

海辺の街でのほろ苦くも温かい人間ドラマ
同棲中の彼氏と大喧嘩して家出した女の子。妻との間に大きな悩みを抱え、故郷に戻った青年…。海辺の街を舞台に、人生に迷い立ち止まる人々の再生を描く、ほろ苦くも温かい小説集。
(出版社HPより)



以上、ムダ話が多すぎるkaneでした(o^―^o)


図書館百物語〜悲の巻〜 終了☆

by なな

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えくすぷりーどさんによる朗読
みなさん、こんにちは。

昨夜、閉館後の図書館で開催した図書館百物語〜悲の巻〜ですが、無事に終了いたしました☆
どれくらいの人が来てくれるかな〜?
用意したお菓子は足りるかな〜?と心配していたのですが、
なんと大人子ども含め、約80人もの方が来てくださいました!!
来てくれた方、本当にどうもありがとうございました。


*今回の読み聞かせ・朗読のタイトルはこちらです*

『いるの いないの』
京極夏彦/作 岩崎書店

『雪女』
川村たかし/文 宇野亞喜良/画 教育画劇

『屍女』
中山市朗/著 (2011年小説新潮掲載)


図書館職員の読み聞かせ「いるのいないの」から始まり、アナウンス朗読サークル「えくすぷりーど」さんによる朗読「雪女」を聞いて、子供達はきもだめしに出発!
きもだめしは「とても怖かった!」と子供達から感想をもらっています♪
楽しんでもらえたようでよかったです(^^)
子供達がきもだめしをしている間、待っている大人の方々にはえくすぷりーどさんによる朗読「屍女」を聞いていただきました。

どのお話も夜の図書館にはぴったりで、司会を担当していた私も話にどっぷりひき込まれてしまいました…。
「いるのいないの」は何度読んでも怖いですし、「雪女」の物語は知っているお話のはずなのに、朗読して頂くと新鮮な気持ちで聞くことが出来ました。
「屍女」はまさに「悲の巻」にぴたりの悲しいお話で、怖いのになぜか切ない、複雑な気持ちになりました〜。

来てくれたみなさん、本当にありがとうございました!
協力してくださったえくすぷりーどさん、ありがとうございました!


夏の図書館の思い出が一つ増えて、とてもいい夜となりました♪


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