よい方?わるい方?
by のび子
昨日は知床峠にドライブに行ってきました。
峠にはまだ厚い雪に覆われた場所もあり、開通が遅れたことに納得。
珍しそうに写真を撮ってる方を多く見ました。
羅臼側から斜里へ抜けたのですが、下る途中バックミラーに何やら黒い影が。
じぇじぇじぇ!
何と、大きなヒグマがのしのしと道路を渡って行くではありませんか!
15年ほど前に日高の方でトンネルの上にいるヒグマを見たことはありましたが、
今度は20m程度の距離、しかも高低差のない道の上です。
ヒグマは反対車線の林の中に消えて行きましたが、
感動と共に恐怖で心臓がバクバクして止まりませんでした。
すぐさま側の自然センターに目撃情報を報告しに行きました。
そういえば丁度1ヶ月前のブログで巡回図書の際に
クマの目撃情報の看板を見たと書きましたが、今度は自分が目撃者になるとは。
クマの撃退には鼻の下をナタで叩くといいなんて本に書いてありましたが、
なかなか持ち歩いている方はいないかもしれません…。
「よいクマ わるいクマ 見分け方から付き合い方まで」(489カ)
萱野茂・前田菜穂子/著 北海道新聞社
クマと遭遇した時のことや、基礎知識が紹介された本です。
アイヌ語でよいクマは「キムン・カムイ」、わるいクマは「ウェン・カムイ」というそうです。
私が出会ったクマがどうか「キムン・カムイ」でありますように。
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