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長いタイトル。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。


村上春樹さんの新作のタイトルが長い!
と話題になっているようです。

4月に発刊される新刊なのですが、

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』

だそうです。
なんと20文字!
間もなく出版ということで、
図書館でのリクエストも受け付けています。
館内のリクエストカードにご記入ください。


最近、実用書では長いタイトルの本が多くなっていますが、
小説ではなかなかありませんね。

今、図書館の小説の棚をずーっと見てきたのですが、
20文字オーバーとなると数えるほどです。


まず、20文字タイ記録として
『君のいない眠りのなかでぼくは君の夢をみる』(913/ヨ)
吉澤慎一郎/著 新風舎
という本があります。

しかし上には上がいるもので、
『誰かが手を、握っているような気がしてならない』(913/マ)
前田司郎/著 講談社
は22文字!
もはや「長めのタイトル」というより、
「文」と言った感じです。

でもこんなもんじゃありません。
『ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ』(913/カ)
金井美恵子/著 新潮社
は、なんと26文字!
カタカナのタイトルは有利ですね。


ところで、
村上春樹さんは短編のタイトルも長いものがあります。
「ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界」
これで一つの短編タイトルです。
文字数は…(数え中)…
46文字!
多分!
※『村上春樹全作品1979〜1989 8』(918/ム)に収録されています。


ちなみに、
世界一長いタイトルは、
あの有名な『ロビンソン・クルーソー』の原題だそうです。
「The Life and Strange Surprising Adventures of Robinson Crusoe of York, Mariner: who lived Eight and Twenty Years, all alone in an uninhabited Island on the coast of America, near the Mouth of the Great River of Oroonoque; Having been cast on Shore by Shipwreck, wherein all the Men perished but himself. With An Account how he was at last as strangely deliver'd by Pirates. Written by Himself」
文字数は…もう数えたくありません(;_;)
語数にすると、68語!


…表紙に書ききれていたのでしょうか?


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