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<< 2014年8月の記事 >>

勝利を目指して!

by kane


金曜日の花火から始まり、今日まで「なかしべつ夏祭り」を、しるべっと広場で開催していますね。
金曜日はスッキリしない天気でしたが、雨は降ったけどキレイな花火が見れ、昨日は曇り空なのかなと思ったら、どんどん気温も上がって、お祭り日和!
さて、今日の天気はどうなるのか?なんとかお祭りが終わるまでは雨が降らずに終わってほしいですね。


雨といえば、台風の影響により避難されている方が多くいますが、昨日から始まる予定だった「第96回全国高校野球選手権大会」も延期になってしまいましたね。1990年の中標津高校以来24年ぶり釧根管内からの甲子園出場となった武修館は、順調に進むと17日に八戸学院光星との試合ですね。釧根勢は過去7回の夏の甲子園では未勝利ということで、初勝利を目指して頑張ってほしいです。

そして、野球関連で嬉しいニュースがありましたね。
中標津中学校が「2014年度北海道中学校軟式野球大会」で根釧勢では初優勝に輝きましたね。新聞報道によると1回戦から接戦を勝ち抜き、準決勝は1対0で勝利し、決勝も延長サヨナラ勝ちで全道の頂点に立ったということで、非常に嬉しいですね。
堅い守備と抜群のチームワークが持ち味ということで、16日から徳島県で行われる全国大会でも頑張ってほしいですね。




☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

最近、読んだ本を紹介します。

わたしから、ありがとう。 (中島啓江/原案 河原まり子/作・絵 岩崎書店)

わたしはクラスのいじめられっ子。いつもひとりぽっち。でも、母さんが教えてくれた魔法の言葉で、世界が変わった。友だちなんて一人もいないと思っていたのに…。
(出版社HPより)


紙つなげ!彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場
(佐々涼子/著 早川書房)

東日本大震災で被災した日本製紙・石巻工場。機能は全停止し、従業員でさえ復旧は無理だと考えた。しかし社長は半年での復旧を宣言。その日から彼らの戦いは始まった。紙の本を愛する全ての人へ
「8号(出版用紙を製造する巨大マシン)が止まるときは、
この国の出版が倒れる時です」
――2011年3月11日、宮城県石巻市の日本製紙石巻工場は津波に飲みこまれ、完全に機能停止した。
製紙工場には「何があっても絶対に紙を供給し続ける」という出版社との約束がある。
しかし状況は、従業員の誰もが「工場は死んだ」と口にするほど絶望的だった。
にもかかわらず、工場長は半年での復興を宣言。
その日から、従業員たちの闘いが始まった。
食料の入手は容易ではなく、電気もガスも水道も復旧していない状態での作業は、困難を極めた。東京の本社営業部と石巻工場の意見の対立さえ生まれた。
だが、従業員はみな、工場のため、石巻のため、
そして、出版社と本を待つ読者のために力を尽くした。
震災の絶望から、工場の復興までを徹底取材した傑作ノンフィクション。
(出版社HPより)



以上、小さい字が見えにくくなってきたkaneでした(*^_^*)  老眼かな・・・


夏祭り!

by さや

みなさん、こんにちは。

今日は、夏祭り日和のいい天気になりましたね!
昨夜は、花火の途中で雨がザァザァ降ってきましたから、少し心配していたんですが、打って変わって暑すぎない最高のお天気。
これは外に出たくなりますね〜。

さて、図書館は本日たいへん賑やかです。
今の時間は少し落ち着いてきましたが、人の出入りの激しいこと!
図書館を通って外に出る人がいつもより多く、目が回りそうでした。

今風の華やかなレースのついた浴衣を着て、お友だちと楽しそうにはしゃいでいる小さな子たち。
お祭りの戦利品を手に駆けていく子たち。
外から聞こえてくる音楽や楽しそうな声を聞いていると、こちらまで嬉しくなります。

お祭りはやっぱりいいなぁ〜、としみじみしている、さやでした。


書庫の中は・・・

by なな

みなさん、こんにちは。
最近は青空本の広場の準備を進めつつ、書庫にこもりっきりで棚の整理をしているななです!

書庫とは、あまり借りられていない本、傷みが進んでいる本、情報が古くなった本などなどを保管している場所です。
普段、一般利用者の方は入れない場所なのですが、1日司書体験や職場体験で来てくれた子に案内をすると、ずらーーーっと並ぶ移動式本棚の様子に「すごい!!」と興奮してくれる場所でもあります。

また、書庫は資料の劣化を防ぐため、ひんやり涼しい場所です。
夏は非常に快適ですが、冬は「ここは外か!?」と思うくらい寒いので、上着と手袋は必要不可欠です。

快適な夏の間に、書庫の作業を終わらせてしまいたいです。
なので、これから再び作業をしに行ってきます!


戦争。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。

この間、
書庫(古い本や貴重な本をしまっておく倉庫)を整理していたときに、
ふと1冊の本が目にとまりました。

1997年に出版された本で、
最後に借りられていたのは2003年でした。
10年以上眠ったままの本です。

1ページにイラストが一つと、
短い文章が一つ書かれており、
ページ数も少ない、手軽に読める作品でした。


タイトルは、
『戦争で死んだ兵士のこと』小泉吉宏/作

「今はのどかな森の中の湖のほとり、」
から始まり、

「ひとりの兵士が死んでいる。」
と続きます。

その後、
「1時間前、兵士は生きていて闘っていた。」
「2時間前、兵士はひとり道に迷っていた。」
「4時間前は、戦火に巻きこまれた子どもを助けていた。」

と、
時間をさかのぼりながら兵士が紹介されています。

その兵士は2日前基地にやってきて、
5日前には友達とヨットに乗る約束をし、
7日前に恋人を両親に紹介していました。

大学時代に祖父が死に、
高校時代はバスケが好きで、
13歳のときに失恋をしました。

本の最後に、
彼は生まれます。



第二次世界大戦の戦死者数は
資料によってまちまちで、
5千万とも8千万ともいわれます。

今もなお、世界はきな臭く、
意思をもたされた武器の力で生命を絶たれる人は少なくありません。

何年か十何年か何十年か生きてきて、
いろいろな人と関わり、
笑ったり怒ったり悲しんだりしていた人が、
全ての可能性を絶たれた事例が数千万。

そう考えると、押しつぶされそうになります。


展示「戦争を考える」、今月いっぱいまで開催中です。


夏の思い出

by のび子

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子ども向け作品朗読中!
図書館のイベントラッシュが落ち着き、残すところは青空本の広場のみ!
怒涛のように駆け抜けてきたのでここらで一息入れて
次に備えようという気持ちです。

先週は映画会、図書館百物語と1日に2つも図書館イベントが。
百物語は今回和室で開催しましたが、如何でしたでしょうか?
雰囲気も出ていて怖さもアップ!
肝試しではお子さんよりお母さんの方がびっくりする場面なんかもあり、
親子で楽しんで頂けたのかな?と思います。
朗読の時とは違う、何かがいそうな図書館…
照明がついていないだけでかなり怖くなるものですね。
来年の肝試しはどんな風にしようか、今から楽しみです!

それにしても今日は涼しいを通り越して肌寒いですね。
私、鳥肌が立っております…。
皆さんは一枚羽織れるものを用意してお出かけになってくださいね!


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