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<< 2014年3月の記事 >>

春一番。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。

高知で桜の開花が発表されたり、
関東他各地で春一番が観測されるなど、
だんだんと春の足音が近づいてきました。
(北海道ではまだ先のようですが)


今朝のテレビのニュースを観ていて初めて知ったのですが、
春一番には細かい定義があるようですね。
図書館にある『なるほど!お天気学』(廣田勇/監修 毎日新聞社)
によると、
“春一番”とは
立春から春分までの間で、
 日本海で低気圧が発達し、
 この期間で初めて南寄りの強風
 (風向きは東南東から西南西、風速は8m/s以上)が吹き、
 気温が上昇する現象」
だそうです。

春先で風が強ければ春一番だ(そうでなければモノマネ芸人だ)と思っていました。


“春一番”の語源は1859年に起こった災害で、
長崎県の漁師53人が、この風が原因で全員水死してしまいました。
この時から、春の初めに吹く強い南風を「春一」や「春一番」と呼び、
この風が吹くまでは出漁を恐れたそうです。


ちなみに、毎年ゴールデンウィークに強風が吹きますが、
そちらは“メイストーム”。
幼いころはあまりの強風に「鯉のぼりが引きちぎれるのではないか」と不安になったものです。


たかが風。されど風。
みなさん、十分気をつけましょう。


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