by saku
みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。
先日、ちょっと早めの墓参りに行ってきました。
父方の先祖代々の墓地が釧路にあり、
本家も釧路なので、一家そろってプチドライブです。
そこの本家には、
我が家にはないもの(ベランダ、猫、広いフローリング…)
がたくさんあり、
3歳と1歳の息子がスーパーハイテンションになっていました。
そんな様子を見て、本家にいる僕のいとこが
「おだってるな(笑)」
とつぶやいていました。
「おだつ」という言葉、ずいぶん久しぶりに耳にしました。
方言なので、伝わらない方もいらっしゃるでしょうか。
テンションの針が振り切れて制御がきかなくなった様子をあらわす言葉です。
「キャッキャッ」なんてかわいいものではなく、
「ウキャー!!ウキャー!!!」というところでしょうか。
大抵、最後に何かの角にぶつかって大泣きして終わります。
盆暮れなど、親戚の子どもたちが集まった時によく見られます。
小学館の 『日本方言大辞典』で調べてみたところ、
「おだつ」=ふざける。はしゃぐ。いい気になる。
の前に、 (「煽」か)
とカッコ書きがついていました。
「煽」は、訓読みで「あおる」とも読み、
この漢字で「おだつ」と読む地域もあるようです。
「煽」の字は、うちわであおいで火をおこすという意味(『新訂 字統』参照)。
なんとなく、ニュアンスがくみ取れるような気がします。
良い子のみんな、図書館の中で「おだっちゃう」と、
本棚や他の人にぶつかってケガしちゃうから注意してね♪
|