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by ジェーン
みなさん、こんにちは!ジェーンです。
先日、「 青空本の広場」を無事終えることができました。
来場してくださった皆さん、ありがとうございました!!!
さて、先日一時暑くなりましたが、昨日からまたご機嫌ななめのお天気です。「 お盆過ぎれば暑さ忘れる」と言いますが、今年の夏はどうでしょうか・・?
さて、話は変わって、みなさん自分の手を見たことがありますか?
赤ちゃんのフニフニの手、おじいちゃんおばあちゃんの頼もしい手、ほっそりした手、ふんわりやさしい手・・
『 ぼくの手わたしの手』
中川ひろたか/作 斉藤美春/写真 保育社(E1/サ)
には、いろんな手の写真が登場します。
なんとこの絵本のアイディア、作者の中川ひろたかさんが、 20年もの間あたためていたのだとか。
一見シンプルな作品ですが、ひしひしとメッセージ伝わる温かい絵本です。
さて、この絵本の中に「 伝える手」というページがあります。
「ばいばい」「こっちへおいで」「ばんざい」・・手を使ったいろんな表現があります。
私もよくジェスチャーを使ってしまうのですが、その表現が人に伝わるってすごいなぁと思います。
誰に教わったわけでもないのに、(文化圏によって表現方法は変わってきますが)共通認識として、まるで言葉のように人から人へ伝わる、上手く言い表せないのですが、皆が同じ共通項を持つってやっぱりすごいなぁと思います。
ほかにも、「 つかう手」「 つくる手」「 つつむ手」・・いろんな表情を持った手が出てきます。
いつも何をするにも頑張ってくれている手。
たまには、いたわってあげないばなぁ・・
絵本には、物語の絵本もあれば、写真の絵本もあれば、詩の絵本もあれば・・いろんな絵本があって、子どもたちはもちろん、大人の方も楽しめる、考えさせられる絵本もたくさんあります。
みんなとワイワイ、子どもと一緒に、ひとりでひっそり、いろんな読み方があります。
「子どもが読むもの」という印象のある「絵本」ですが、ぜひ大人の皆さんも楽しんでみてはいかがでしょうか?
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