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<< 2013年6月の記事 >>

図書館に教科書がやってきた。

by ジェーン

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教科書がやってきた!
みなさん、こんにちは、ジェーンです♪


昨日から、図書館児童書コーナーにて「教科書展示」がスタートしました!

昨日も早速、大人の方が懐かしそうに教科書を手に取る様子、子どもたちが興味深そうに眺める様子を目にしました。
来年、再来年にお世話になる教科書たちを見たり、去年おととしと使った教科書を見たりと子どもたちにとっても楽しめる展示なんだなぁと感じました。


私もパラパラとめくってみたのですが、私のころとは大分内容も変わっていて、新鮮味を感じました。
大きさも一回りほど大きくなっていて、私のころにはなかった、「重松清さん」や「あさのあつこさん」など、今、人気のある作家さんたちの作品も並んでいて、時の流れを感じました。

そんな私でも懐かしいなぁと思ったのが、中学校1年生の教科書に掲載されている

あのころはフリードリヒがいたリヒター/作 岩波書店(Y943/リ)

の中の「ベンチ」という作品です。


あまりいい言葉ではありませんが、「差別」や「社会問題」について考えさせられた、私にとってとても深い作品でした。

それが縁の始まりだったのか否か、学生時代はユダヤについても学ぶ機会を得て、人生どこがどうつながるか分からないものです。

みなさんも今やっていることを振り返ってみたときに、もしかしたら、子どもだったときに好きだったこと、夢中で取り組んだこと、特に意識をしてなかったけれど、何となく大人になっても心に残っていることがつながっているのかもしれません。


もう一作品印象に残っていたものがあって、中学校3年生の教科書に載っている

詩『はる谷川俊太郎

という作品です。

音楽の時間に唱った記憶があり、青くて瑞々しくて、でももどかしい、そんな歌です。
歌の雰囲気がとても好きで、ふわっとしたほわっとした、そんな柔らかい感じが好きでした。


谷川俊太郎さんの前衛期の詩は好きで、昨年もちょこちょこ紹介していましたが、今日も芯に響く作品を紹介します。


子どもたちの遺言谷川俊太郎・詩 佼成出版社(911/タ)

心に沁みる詩がたっぷりつまっているのですが、その中で「ありがとう」という作品があります。

何気なく見過ごしてしまっている、そこここにいるものたちへの「ありがとう」
目に見えるもの、目に見えないもの、人、もの、それが何であっても、必ずそこにそれがある意味があって、そこにいてくれていることに感謝していきたいなぁと思わせてくれるそんなすてきな詩です。

私もそうですがなかなか詩に触れる機会は少ないのではないかと思います。
ちょっとした隙間時間にでも、1作品でも触れてみると気もちがすっきりして「よし、がんばろう」という気もちにさせてくれますよ♪

教科書展示は6月30日(日)まで。


もうすぐ父の日

by のび子

日曜日は父の日ですね。
社会人になってからは本をあげることも増えました。
昨年は三浦しをんさんの舟を編むをプレゼントしたところ
あっという間に読んでしまったそうですが、
つい最近また読み直してみたとのことで気に入ってもらえているようです。
さて、今年はどうしようか…。

父の日が近いと言うことで、お父さんがテーマの児童書を。


「おとうさん・パパ・おとうちゃん」(E1ミ)
宮西達也/さく・え 鈴木出版
先日開陽小学校で読んできた絵本です。
ラストに子どもたちは「えーっ」という驚きの声を上げていました。
色んなお父さんが出てきます。


「子どもになりたいパパとおとなになりたいぼく」(J913ハ)
灰谷健次郎/作 あかね書房
子どもの頃に読んだ本ですが、2008年に復刊されているようです。
改めて読むと、ぼくの友達の女の子も一緒に遊んでくれるなんて
楽しいお父さんだな、と見方が変わったりして…。
ざとういちごっこのシーンが挿絵も合わせて何となく忘れられず、好きです。


もう1冊ご紹介を、と思ったのですがいつもタイトルを失念してしまうので
またの機会に。
この棚にあると思って安心して忘れてしまう…よくないですが、たまにあります。


できる大人の・・・

by kane

今日の新聞やテレビで「全日本柔道連盟会長の続投表明」と「日本プロ野球の統一球が変わっていた」というニュースがありました。
どちらのニュースも、選手への影響も予想され、各団体の今後の発言にも注目が集まるのかなと思い、こんな1冊を紹介したいと思います。

最近のテレビや雑誌等でも紹介されている
できる大人のモノの言い方大全 (話題の達人倶楽部/編 青春出版社)という本があります。

1章 できる大人は「社交辞令」が堂々と言える!
2章 かけひき上手は「聞き方」「頼み方」のツボを知っている!
3章 カシコい大人はこの「断り方」「誤り方」でピンチを抜け出す!
4章 「気遣い」できる人は決め手のひと言が言える!
5章 「もてなし上手」は、こんなモノの言い方ができる!
6章 好感度の高い人は「ほめ方」のツボを知っている!
7章 「常識力」のある人は、さりげない一言で一目おかれる!
8章 世渡り上手は角をたてずに「自己主張」できる!
9章 人の気持ちがわかる人は、いい言葉で「いい人間関係」をつくる!
10章 結果を出す人は「会議」と「電話」をソツなくこなす!

ちょっと厚めの本ですが、“なるほど”と思うところが多く、「できる大人・できない大人」は別として、すぐに役立つ本かなと思いますので、興味のある方は図書館までお越しください。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

最近、読んだ絵本と小説を紹介します。

きいちゃんのひまわり (おおしまたえこ/作 かわかみたかこ/絵 ポプラ社)

ひまわりの種を植えたきいちゃん。ひまわりはどんどん育ってぐんぐん伸びて――大きなお花を三つ咲かせました。そんなある日・・・。
(出版社HPより)



後悔と真実の色 (貫井徳郎/著 幻冬舎)

若い女性を襲い、人指し指を切り取る連続殺人事件の捜査が進まないまま、捜査一課のエース、西條輝司はある出来事を機に窮地に立たされていた。不器用に生きる男たちを活写する傑作長編!
(出版社HPより)



以上、「あさり堀り」で腕が筋肉痛になったkaneでした(o^―^o) どんだけ運動不足なんでしょうか・・・


とっても上手に読み聞かせ

by なな

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開陽小学校読み聞かせ講習
みなさん、こんにちは。
今日はのび子さんと一緒に開陽小学校にお邪魔し、生徒さんたちに読み聞かせの仕方の講習をしてきました!

自己紹介のあと、初めにお手本として一冊の絵本を読み聞かせしました。

☆読んだ絵本☆
『りょうりをしてはいけないなべ』 (シゲタサヤカ/作 講談社)

絵本の表紙を見せると、
「お〜〜〜〜!」
と笑顔で反応する生徒さんたち。
もしや一度読んだことのある絵本だったかとドキドキしましたが、そうではないらしく一安心。
開陽小学校の生徒さんたちは絵本に興味を持ってくれたようです(^^)

その後は読み聞かせ講習開始!
のび子さんのわかりやすい説明で講習は順調に進み、最後はみんなで習ったことを踏まえ、一冊の絵本を読み聞かせしました。

☆みんなで読んだ絵本☆
『へんしんトンネル』 (あきやまただし/作 金の星社)

みんな大きな声で上手に読み聞かせが出来ていました!
今回の講習がこれからの読み聞かせに役立ってくれたら嬉しいです♪


☆講習の中でのび子さんが読んだ絵本☆
『おとうさん・パパ・おとうちゃん』 (みやにしたつや/作 鈴木出版)


参観日。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。

最新ニュースにもありますが、
8日の土曜日、愛光幼稚園の父兄参観に行ってきました。
詳しくはコチラ↓
「父兄参観でお話してきました」


図書館職員としてお話したのですが、
その直前までは、
お父さんとして3歳の長男の様子を見ていました。

「普段、どんな様子で遊んでいるのかなぁ」
ということを知りたかったので、
長男の思うままにさせていたら、
おもちゃを両手に抱えたままハデに転んでいました
響き渡る落下音。
四方に散らばるおもちゃ。
あっけにとられ無表情の我が子。
あわてる父親。
おもちゃを拾い集める父親。
謝る父親…
先生、心配かけてスミマセンm(_ _)m


そのあと、
みんなでトイレに行ったり、
座って歌あそびしたり、
先生が作ってくれた小麦粉粘土でおべんとうを作ったり。

お弁当はお父さんとの共同作業。
僕は息子の好きな餃子を作り、
息子はそれより巨大な梅干を作っていました。
他のお友達も親子で思い思いのおべんとうを作っていて、
一つ一つ見るのも楽しかったです。


幼稚園に入るまで
ほとんど集団に入る機会が無かった息子が、
ちょっとずつみんなの輪に慣れている様子を見ることができました。
参観日って良いですね♪


図書館職員としてのお話で紹介させていただいた本に、
『おとうさんがおとうさんになった日』
長野ヒデ子/作 童心社
というものがあります。

この絵本を読むと、
息子が産まれた日のことを思い出します。
ずいぶん大きくなったなぁ。

よく風邪をひくし
ちょっと(かなり?)ワガママだけど、
元気に楽しく成長してほしいです。


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