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のび子 - 2013年5月の記事 >>

朝の読み聞かせ

by のび子

先週、俵橋小学校に読み聞かせに行ってきました。


↓↓低学年へ読んだ本はこちら↓↓

「もぐらバス」
佐藤雅彦/原案 うちのますみ/文・絵 偕成社

「あなのはなし」
ミラン・マラリーク/原作 中野 真典/脚本・絵 童心社



↓↓高学年へ読んだ本はこちら↓↓

「しゃっくりがいこつ」
マージェリー・カイラー/作 S・D・シンドラー/絵 セーラー出版

「ときそば」
川端誠/作 クレヨンハウス

「せきとりしりとり」
サトシン/作 高畠那生/絵 文渓堂


私高学年へ読み聞かせに行きましたが、
みんなそれぞれのお話のポイントを掴んで聞いてくれていた気がします。
それにしても落語絵本、楽しいけれどう〜ん難しい!
高座を聴きに行っているような喋り方で読み聞かせをするには
まだまだ修行が必要です。

そして昨日は月に一度のブックスタートの日でした。
後がつかえてしまうので、長くおはなしできない時には申し訳なくなります。
本に関する気になることがあれば図書館にいらしてくださいね。
ご相談にのります。


こぶしの花

by のび子

本日は移動巡回図書の日でした。
帰ってくるちょっと前くらいまでは晴天だったのに今はくもり空ですね…。
18度くらいあったようで、暑い暑い言いながら郡部を回ってきました。

お休みで中標津を離れている間に黄色いスイセンが一気に花を咲かせて、
急に春らしい景色になっていてびっくりしました。
芝桜のピンクもかわいらしいですが、
春になるとついつい目が行くのがこぶしの花です。
今日もたくさんのこぶしを見かけました。

こぶしというと真っ先に出てくるのは
神沢利子さんの『春のくまたち』です。
「山に、こぶしの花がさきました。」から始まるこちらのお話、
小学生の国語の時間に読んだおはなしでした。
くまがこぶしの花をおいしそうに食べているのが印象的で、
そんなに美味しいのかと食べてみたところ、
ものすごく苦くてすぐに吐き出した記憶があります。
食感はしゃくしゃくして良かった気はするのですが。

中標津のくまもこぶしの花を食べるのでしょうか。
そういえば武佐の方を通った時にくまの目撃情報の看板が出ていましたので
山の方を通る方はどうぞお気をつけて。


5月の新刊ピックアップ

by のび子

今日は届いた児童書・YAの本の登録をしていました。
その中からちょっと気になった2冊をご紹介します。


「左足のポルカ」(J913/テ)手島織江/作 偕成社

「わたくしはただの左足、種もしかけもございません」

少年の体から抜け出た左足の冒険を綴るお話です。

この左足、食事をしたり
(でもトイレには行かないらしい…)

犬と一緒にそりを引いてみたり
(引きづられているだけのように見えてしっかり仕事をしているらしい)

なかなかシュールですが、昔話のような魅力があるお話です。
小学校高学年向けです。


「15歳の寺子屋 森をつくる」(Y652/ニ)C.W.ニコル/著 講談社

環境保護家のC.W.ニコルさんが中高生向けに書いた本です。
この本の中で自然欠乏症という病があることを初めて知りました。
自然に触れることなく育った結果、落ち着いて座っていられない、
忍耐力がない、他の子どもたちとうまくコミュニケーションがとれないなど
社会に対する適応できないという症状だそうです。
ニコルさんの体験を読んでいると、自然の中で学んでいくことは
本当に多いのだと実感します。



以上、新刊のご案内でした。
こちらは今日明日中に貸出の用意ができます!


今日は母の日&お父さんおはなし会です

by のび子

今日は母の日ですね。
私は先日帰った時に一足先に渡してきました。

そして本日15:00からは

パパさんおはなし会 おとうさん、絵本読んで!

があります!

1歳児と3歳児を持つ現役お父さん職員が
お父さんに読み聞かせのコツやオススメ本を紹介します。
絵本でお子さんとコミュニケーションをとる楽しみを味わってみませんか?
飛び入り参加も大丈夫ですので、おはなしコーナーを覗いてみてください♪

絵本の読み聞かせをしていて思うんですが、
「これ、女性より男性が読む方が面白いだろうなあ」という絵本が結構あります。
みやにしたつやさんの作品なんかが私の中ではその代表なのですが、
これも読んでほしいなあという1冊を紹介します。


「おとうさんのちず」(E2/シ)
ユリ・シュルヴィッツ/作 あすなろ書房

戦争で過酷な生活を送り、食べ物に困っている家族。
パンを買いに行くと言って、地図を買ってきたお父さん。
そんなお父さんに怒っていたぼくですが…。

お父さんが買ってきてくれた地図は、お腹は満たされないけれど
大事なことを教えてくれるのです。
作者の自伝的なおはなしです。


雪の降る町よ♪

by のび子

連休最終日、帯広では雪が降ったそうで…。
中学生の頃内地から赴任してきた先生が
5月に雪が降っていたことに大層驚いていましたが、
道民としても勘弁して頂きたいところです。
タイヤ交換のタイミングに迷います。

明日は休館日ということで、一般コーナー、児童コーナーの展示が
明後日から入れ替わります。
児童は「ヒーロー大集合!」ということで
様々なヒーローの出てくる本を展示していました。

戦って勝利するだけがヒーローではないと思いますので、
こんな一冊をご紹介。


「千年ぎつねの春夏コレクション(J913サ)」
斉藤洋/作 佼成出版社


ハトを追いかけても、飛ばないハトが時々いますよね?
それは未熟なきつねが化けたハトかもしれません。
二百年、三百年しか生きていないきつねは飛べないハトにしか
化けることができませんが、
千年生きたハトは飛ぶことができるのです…。

そんな二百年ぎつね、三百年ぎつねにとって千年ぎつねはヒーローです。
さあさあ、千年ぎつねは何に化けてくれるのでしょう。

ちょっとほっこりするヒーローのお話です。


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