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<< 2013年4月の記事 >>

海賊

by kane

突然ですが、“海賊”と言われて思い浮かべるのは?


単行本・テレビアニメ・映画・ゲームなど、幅広い世代にファンが多い、尾田栄一郎さんの漫画「ONE PIECE」を思い浮かべる方は多いかもしれませんよね。
図書館で所蔵している本には、こんなタイトルの本もあります。

「ワンピース」はなぜ人の心をつかむのか
(富田英太 藤岡良亮/著 ベストブック)


最近の話題では、2013年 本屋大賞第1位になった百田尚樹さんの作品を思い浮かべる方も多いかもしれませんね。

海賊とよばれた男 (百田尚樹/著 講談社)

百田さんがテレビ関係の友人と雑談している時、「日章丸事件って知ってる?」と訊かれたことが、「海賊とよばれた男」を書くキッカケになったようです。
図書館で所蔵していますが、貸出している場合もあります。貸出中のときは予約をすることもできますので、お気軽にスタッフまで声をかけてください。


あと海賊で思い浮かべるのは・・・
潜水海賊 キャプテン・グック


暑苦しい海賊たちと現代のクールな女の子が、潜水艦という世界一密閉された空間でどうにかこうにか関係をきずいていく。
少しの哀愁と、希望にあふれる海洋ロマン。
4月23日(火)午後6時30分、しるべっとホールで潜行開始!



みなさんは、どんな海賊を思い浮かべましたか?


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

最近、読んだ本を紹介します。

スタッキング可能 (松田青子/著 河出書房新社)

日本社会を皮肉に照射する表題作「スタッキング可能」をはじめ、雑誌掲載時より話題の「もうすぐ結婚する女」など、たくらみに満ちた松田青子初の単行本が、多くの推薦者により送り出される!
(出版社HPより)



以上、1時間走ったら、なんとなく日に焼けた気がするkaneでした(o^―^o)


変わり者。

by なな

みなさん、こんにちは。
外はあたたかくて、春らしくなってきましたね〜。
お休みの方はどこかへ出かけたりしているのでしょうか?

今日は中標津町総合文化会館(しるべっと)でおかあさんといっしょ宅配便「ポコポッテイト小劇場」のステージショーがあります。
図書館に開場を待っている子どもたちが来てくれたのですが、ポコポッテイトのキャラクターの帽子をかぶっていたり、リュックを背負っていたり…
とても可愛かったです!!



ところで先日大賞が発表された本屋大賞ですが、みなさんはもうお読みになりましたか?
わたしは5位の本を読んだことがあるので、ご紹介します♪

『ふくわらい』(西加奈子 朝日新聞出版 913ニ)

*あらすじ*
マルキ・ド・サドをもじって名づけられた、書籍編集者の鳴木戸定。
彼女は幼い頃、紀行作家の父に連れられていった旅先で、誰もが目を覆うような特異な体験をした。
その時から、定は、世間と自分を隔てる壁を強く意識するようになる。
日常を機械的に送る定だったが、ある日、心の奥底にしまいこんでいた、自分でも忘れていたはずの思いに気づいてしまう。
その瞬間、彼女の心の壁は崩れ去り、熱い思いが止めどなく溢れ出すのだった――。



初めて読んだ西加奈子さんの小説がこの作品です。
普通の女の子ならば体験しない、強烈なあれこれを体験した主人公の定。
定はちょっと…いや、すごく変わり者。
わたしがこの作品で印象に残っていいるのはお話のラストで定がとった行動です。
何故、その行動に至ったのか…
きっと読む人によって思うことが違うと思います。

定の最後の行動が気になる方は是非読んでみてください(^_^)


3歳児と絵本。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。


来週火曜日から、
5月12日午後3時開催、
「パパさんおはなし会 お父さん、絵本読んで!」
の参加申込み受付が始まります。
「お家で絵本読んであげたいな」というお父さん。
あるいは、すでに読んであげているお父さん。
オススメ本や、ちょっとしたコツを紹介します!
詳しくはコチラ↓
「こどもの読書週間」



先日、長男(3歳)の入園式の帰りに
図書館へ寄り道したところ、
その長男が児童書コーナーの壁面を見て
「スミーだ!」と声をあげていました。
(今月の児童展示『ヒーロー大集合!』に合わせ、
絵本『スイミー』(レオ=レオニ/作)の一場面に登場する
“大きな魚”が展示してあるのです。)

図書館で『スイミー』を借りて読んであげたのは、
確か2〜3か月前だったと思います。
結構覚えているんですね。


そのほかにも、
「お母さん、お腹痛くて病院に行って、あっくん(次男)生まれたんだね」
と、
1年前のこと(次男誕生)を不意に語りだしたり。

長男が1歳後半〜2歳前半のころ図書館から借りた絵本を
次男のために借りてきてみたら、
「あっくんに読んであげるね」と
声に出して読み始めたり。


3歳児の記憶力、なかなか侮れません。


そんなことに感心しながら
選んだ絵本の貸し出し処理をしてもらっていたら、
その3歳児が貸出しカウンター前で
ブパン!と放屁しました。


記憶力だけでなく、
お尻の筋力も成長してほしいものです。


”ちいさな1”の冒険

by ジェーン

IMG_0025.JPG
「書楽家時間」inしるべっと へ行ってきました♪
みなさん、こんにちは♪ ジェーンです♪


雪溶けも進み、空も春のいろになりつつあります。


町内の各学校・幼稚園保育園ではいよいよ新学期が始まりました。
いつも図書館に来てくれる生徒さんの制服が変わっていて、進級したんだなぁ〜と思わず微笑んでしまいました。

春になると、新しいことを始めてみたくなるものです

以前から日記はつけていたのですが、この春から「えほん日記」をつけてみようかなぁ〜と思っています。
一日一冊でも、少しづつ少しづつ私も絵本と出会っていきたいと思います。


さて先日、書庫ですてきな絵本との出会いがありました☆

ちいさな1』<アン・ランド&ポール・ランド/作 谷川俊太郎/訳(書庫/E2/ラ

ひとりぽっちの小さな1が仲間を求めて旅に出ます。
いろんな数字と出会いますが、なかなか仲間に入れてもらえません…
1は友だちに会えるのでしょうか。


新学期が始まる季節。クラス替えがあったり、他の町から新しい友だちがやってきたり、新しい出会いへの期待がある一方、最初はなかなか緊張してしまうもの。

でも大丈夫。ちいさな1もちゃんとお友だちに出会えたから。

わたしも今年も新たな出会いがあるといいなぁ。。。


本屋大賞決定!

by のび子

急に春らしい気温になってきましたね。
雪が一気に溶けたせいなのか、図書館前は緑のにおいがしました。
芝もあっという間に青々と茂るんだろうなあ。

昨日今年度の本屋大賞が百田尚樹さんの
海賊とよばれた男(講談社)』に決まりました。
出光興産の創業者、出光佐三さんをモデルに描かれた歴史経済小説です。
図書館ではこれから予約がたくさん入ってくると思いますので、
借りて読もうと思われている方は早めの予約をオススメします。
講談社の公式サイトでは序章の試し読みができるようなので、
先ずはそちらから入ってみるのも良いですね。

2004年から始まった本屋大賞ですが、
2010年の「天地明察」、2012年の「舟を編む」と、
「何かを創り上げていく」作品の大賞が続いています。
(2011年は「謎解きはディナーのあとで」なので一度途切れますが)
以前児童書でも仕事に関する本が増えていると書いたことがありますが、
良作が続いたことで注目されやすくなっているのかもしれませんね。
私も好きなジャンルなので、これからも良作、大作が続いていくことを期待しています!


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