by kane
今日は3月2日。
昨年4月に図書館で働くようになり、もうすぐ1年になります。
3月は卒業式や転勤などで別れも多いかもしれませんが、新しい生活へスタートする大切なときでもあるかもしれませんね。
大切な時期に1冊の本を紹介します。
いきのびる魔法 −いじめられている君へ−
(西原理恵子/著 小学館)
漫画家の西原理恵子さんが、滋賀県大津市での「いじめ」問題を受けて、昨年7〜8月の朝日新聞に掲載して評判となった「いじめられている君へ」への寄稿文を絵本化したもので、オールカラーの絵本です。エッセイに対する多くの反響により、メッセージを幅広く長く読んでもらえるよう出版に至ったという絵本・・・「いじめられる前というか、正常なときに読んでもらえたら、セーフティーネットになるかもしれない。いじめられている真っ最中だと、当事者は冷静に考えられないから……。一言一言ゆっくり読んでほしい」と西原さんはインタビューで語ったそうです。
絵本の中で、心に残るメッセージがありました。
でも どんな紛争地でも 年間三万人も死んでいません。
そんなに多くの人が自殺する国は日本だけです。
この国は形を変えた戦場なんです。
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最近、読んだ本を紹介します。
よろこびの歌 (宮下奈都/著 実業之日本社)
著名なヴァイオリニストの娘で、声楽を志す御木元玲は、音大附属高校の受験に失敗、新設女子高の普通科に進む。挫折感から同級生との交わりを拒み、母親へのコンプレックスからも抜け出せない玲。しかし、校内合唱コンクールを機に、頑なだった玲の心に変化が生まれる――。見えない未来に惑う少女たちが、歌をきっかけに心を通わせ、成長する姿を美しく紡ぎ出す。単行本刊行時には、<読売新聞読書委員が選ぶ「2009年の3冊」>という企画(2009年12月27日朝刊)で、小泉今日子さんが推奨したのをはじめ、書評家、書店員諸氏も絶賛した傑作。(出版社HPより)
本書に出てくるタイトルは、ザ・ハイロウズに愛を込めて、素晴らしい七つの歌のタイトルをお借りしたそうです。
以上、怪我なく楽しむはずが、先月28日のアイスホッケーの試合で、右足首を捻って、踝が痛いkaneでした(o^―^o)
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