by ジェーン
みなさん、こんにちは。
今日の空も不調の模様。来館される方は、お気を付けて来てくださいね。
さて、昨日は3月9日「 サンキュー」の日。
そして明日3月11日は、忘れもしない「 東日本大震災」の日です。
3.11は、たくさんの悲しみや苦しみ、悔しさを残したのと同時に、家族の大切さや日本の良いところ、たくさんの「 ありがとう」をもたらしました。
3.11に関する本も多く出版され、中標津町図書館にもありますが、その中で今日は、「ありがとう」の本を紹介したいと思います。
★『 PRAY FOR JAPAN−3.11 世界中が祈りはじめた日』( 369/フ)
地震で帰宅できなかった人たちのために、パンを配給するパン屋のおばちゃん。
「これからどうなるんだろう…」と漏らす避難所のおじいちゃんの背中をさすり、「 大丈夫。俺らが必ず元に戻す。」と声を掛ける隣りの高校生のお兄ちゃん。
たくさんの寄り添うコトバや励ましのメッセージをくれた世界中の人たち。
その優しさに気づいた人たちの投稿で出来た1冊です。
温かさを分けられる人はもちろん、それに気づく人もまた温かい人なんだなぁと感じた1冊です。
たくさんの「ありがとう」が詰まっています。
☆『 世界の言葉で「ありがとう」ってどう言うの?』( J802/イ)
様々な国のコトバの「 ありがとう」が分かる本です。
コトバのほかにも、各国の3.11における日本での活動も紹介されています。
「 ありがとう」は、人々を笑顔にし、言う方も受けた方も気持ち良くなるコトバです。
そんなステキなコトバを世界のコトバで伝えられたらどんなに良いでしょう。
私も、多くの人に「 ありがとう」が伝えられる人になりたいなぁと思います。
図書館では、児童・一般ともに、「 地震」「 絆」に関する本の紹介展示を行っています。
今一度、地震の備えを確認し、そして人とのつながりを改めて感じる機会にしてみてはいかがでしょうか?
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