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<< 2013年3月の記事 >>

今日は”くつの日”

by ジェーン

みなさん、こんにちは!ジェーンです。

今朝の雲は、ブラシで描いたような、墨でかいた掠れのような気持ちの良い雲でした。




今朝ラジオを聴いていたら、今日3月15日は”くつの記念日”だそうです。

なぜかと言うと、今から約140年ほど前の1870年頃に、初めて日本に西洋靴の工場が開設された日だから。



友人から聞いたのか、はたまた本で読んだのか定かではないのですが、「靴はファッションの中で一番大事」だそう。

なかなか目の行き届かないところだと思いがちですが、そういうところだからこそ、気を遣いたいところなのかもしれません。


以前から気になっていた「イン ハー シューズ」という映画があります。

キャリアに恋にと転機を迎える、それぞれ境遇の違う女性の人生を描いたストーリーです。

図書館には、残念ながら所蔵はないのですが、気になった方はチェックしてみてくださいね!


くつが出てくるえほんを紹介します!

ぼくのくつ』松成真理子/作・絵(E1/マ)


新しいくつを買ってもらった「ぼく」。

でもまだ新しいくつはちょっと大きいみたい・・・。


松成さんのえほんは、ふんわりと暖かくて、すんと心にくるお話が多いのですが、このえほんも洗ったばかしのシーツに包まれたようなそんな気持ちになるえほんです。


日も長くなり、すこしづつ春が近づいてきました。
春になったら靴箱に眠っていた靴を丁寧に洗って、出してあげたいなぁと思います。


マイブーム

by のび子

最近そんなに聞く言葉ではなくなってしまいましたが、
「ゆるキャラ」という言葉の産みの親、みうらじゅんさんの造語です。
調べてみたら1997年の流行語だそうで…今から16年も前の言葉!
そんなに昔だったとは…まだ○学生です←ご想像にお任せします

そんな私のマイブームは「筋トレ」です。
普通の腹筋をやっていたら物足りなくなってしまったので、
負荷がよりかかる方法に変えてから手ごたえがかなり出てきました。
見た目は文系、中身は体育会系ののび子です!
体育会系司書として筋トレブームを持続させたいところです。
(※図書館は意外と肉体労働の多い職場です)


「あたなにもできる 30秒サーキットエクササイズ」(595シ)
J・アライ/著 実業之日本社


1つのメニューが30秒でできる筋トレが紹介されています。
「1つにつき」なので30秒で全てが終わるわけではないですが、
家で手軽にできるのが良いところではないでしょうか。
ちなみにサーキットとはレースのサーキットのように、
いくつかのメニューをぐるぐると繰り返すことです。
メニューをそれぞれ○セットやる、と考えて頂ければよろしいかと。
私はとりあえず自分のメニューで足りなくなったらお世話になろうと思いますので、
「筋トレしたい!」という皆様、どうぞ先にお借りください…。


望ましい読書習慣定着推進事業

by kane

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2次ラウンド1組・・・最終のオランダ戦も最後までドキドキした試合でしたが、侍ジャパンは勝利し、1位で決勝トーナメント進出を決めましたね。次は日本を離れて、アメリカサンフランシスコで行われる17日(日本時間18日)の準決勝で2組2位チームと対戦!3連覇へ向けて、頑張れ侍ジャパン!!!



話は変わりますが・・・
3月17日(日)に中標津町総合文化会館【しるべっと】コミュニティホールで『望ましい読書習慣定着推進事業〜学校・家庭・地域の連携による子どもの読書活動研修会〜』が行われます。

講師に、空知管内読み聞かせボランティアネットワーク「おはなしそらぷちぺっ25」代表の高田芳さんを招き、アニマシオンなど読書の技法論のほか、学校・家庭・地域社会が一体となって子どもの読書活動をすすめることの必要性について、お話をいただく予定です。

また、中標津町で平成6年から活動している読み聞かせサークル「おはなしの木」の皆さんによるブラックパネルシアターの“おはなし会”も予定しています。

参加は無料となっており、時間は10:00〜12:00(受付9:30〜)までです。事前申込が必要となっていますので、興味のある方は15日(金)までに中標津町図書館へご連絡ください。たくさんの参加をお待ちしております。



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最近、読んだ本を紹介します。

舟を編む (三浦しをん/著 光文社)

玄武書房に勤める馬締光也。
営業部では変人として持て余されていたが、
人とは違う視点で言葉を捉える馬締は、
辞書編集部に迎えられる。新しい辞書『大渡海』を編む仲間として。

定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる老学者、
徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男、そして出会った運命の女性。

個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。
言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく――。

しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか――。(出版社HPより)


全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2012年本屋大賞」で大賞を受賞しており、4月13日からは映画が上映になる予定の作品です。



以上、25年前の昭和63年3月13日に青函トンネルが開通したことを、昨日知ったkaneでした(o^―^o) 
添付ファイル 添付ファイル


特別

by なな

みなさん、こんにちは。
先日、暇だ暇だという妹に私のお勧めの小説を読ませようと思ったら、「それは前に勧められてもう読んだ(~_~)」と言われました。
ならば違う本は、と勧めてみるとあれもこれも既に私の勧めで読んだ後でした。

今日は妹に勧めた内の一冊を紹介します。


『学校のセンセイ』
飛鳥井千砂 ポプラ社

この小説の主人公は高校の社会科教師・桐原。
「先生ってもっと特別な人がやるものだと思っていた。」
彼がどうして先生になったのかといえば「なんとなく」。
彼の行動原理は全て「面倒くさい」。
どんなことに対してもやる気のない男だが、生徒や同僚、友人から何故か頼られる日々…。
しかし、ある事件をきっかけに、彼の”なんとなく”していた仕事への考えが変わっていく。
先生に向いていない人かもしれないけれど、こんな先生いたらいいかも、と思えてくるお話です。

(学校のセンセイは残念ながら図書館に所蔵がありませんので、リクエストをお願いします<(_ _)>)



私も桐原のように、図書館員ってもっと特別な人がやるものだと思っていました。
もうすぐ働いて一年になりますが、理想の図書館員に近づけるようまだまだ頑張りたいと思います(^^)!


キオク。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。


2年前の今日。
もうすぐ午後3時になろうかという時間、
突然、地面が揺れました。

図書館の窓はがたがたと鳴り、
割れやしないかと心配になりました。

利用者の方に声をかけ、
本棚から離れていただきました。

結構大きな揺れでしたが、
それよりも、
揺れている時間が長い事が、気がかりでした。
釧路沖地震や、東方沖地震のことが頭をよぎりました。

揺れが収まり、事務所にあったテレビを点けると、
東北地方で大きな地震が発生したことを放送していました。


これが、2011年3月11日の、中標津町図書館の様子です。
ガラスは割れませんでしたし、棚から本が落ちることもありませんでした。

今も、地震前と変わらず開館しています。


その一方で、東北地方の太平洋側沿岸部では、
地震前の日常の風景は、もう戻ってきません。


しかし、どこかに記録が残っていれば、
その日常や、風景、生活を思い出すことは出来ます。



インターネットの検索サイト「グーグル」で、
“未来へのキオク”というサービスが始まりました。

一般の方々が過去に撮影した写真や動画を、
東北地方の地図上に合わせて配置し、
自由に見ることができるというものです。

地震前の町の風景や、お祭りの様子などがたくさんアップされています。
地震後の写真もあります。
中標津町図書館でもインターネットにつながったパソコンを利用できますので、ご覧頂くことができます。


図書館にも、
本の形を取って残された“記憶”が、数多くあります。
特に、中標津町関連の“記憶”は、
図書館以外ではなかなか目にすることが難しいのではないでしょうか。


こういった地元の“記憶”を、
しっかりとつなぎとめ、いつでも利用者の方に見ていただくというのは、
地方公共図書館だからこそできることなのかな、と思います。


この3.11という日に、
ふとそんなことを考えるsakuでした。


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