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<< 2013年3月の記事 >>

またひとつ大きくなるよ。

by ジェーン

みなさん、こんにちは♪ジェーンです。


東京ではもう桜が咲いているとか。
来週は、もう4月になるのですね。早いなぁ。


4月になると、学校へ通う子どもたちは学年がひとつ上がります。

新しいクラスはどうかな、勉強は難しくなるのかな、心機一転新しい風が吹くこの新鮮さがたまらなく好きだったことを思い出します。

図書館に新しく来た絵本

ちいさいわたしかさいまり/さく おかだちあき/え(E1/オ)

に出てくる「わたし」はまだまだ小さな女の子。
大きな声で挨拶ができないし、真っ暗では眠れない。
でもいつか大きな声で挨拶言えるようになるし、真っ暗でも怖くなくなる。
今はできるようになる途中なの。



ちなみに私は小さい頃「火」が怖くて、コンロの火を消せず、ヤカンの水が沸騰すると弟に消してもらっていました。

小さいときにできなかったことが、大人になってできるようになったという経験は、誰にでもあるかと思います。

・・そうやって人は成長していくんだなぁ。

私も新年度に向けまたひとつ成長できたらいいなぁ、としみじみ思うジェーンでした。


「カレンダーもってく会?」もうすぐ終了

by のび子

しるべっと側入り口前で開催している、
カレンダーもってく会?(2013年度カレンダー無料配布)は31日で終了します
写真やイラストのついているものは殆どなくなってしまいましたが、
スケジュールなどを書きこめる文字だけのカレンダーはまだまだ残っていますので、
文字が見やすいものが欲しいなあ…という方はお早めに!

先日中標津高校の合唱部の演奏会へ行ってきました。
久しぶりに合唱を聴きましたが、澄んだ歌声がとても耳に心地よく、
胸が洗われるような気持ちになりました。

そんな彼女たちとつい数年前まで同じ年だった札幌市出身の文月悠光さんが
2013年度のNHK合唱コンクールの作詞を手がけたそうです。
2013年度全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲「ここにいる」
↑リンク先から歌詞を見ることができます


文月さんの詩集「適切な世界の適切ならざる私」(Y911フ)はYAコーナーにあります。
(しばらくはブログ紹介本コーナーに並びますが)
10代ならではの日常や心の揺れを切り抜いた詩は、
痛々しさの中に瑞々しい希望が見え隠れしているような気がします。


子どもたちに読書の楽しさを・・・

by kane

今日の午前中は、としょかん人形げき「人形劇団ひよっこ」の公演がありました。たくさんのご来場、ありがとうございました。
詳しくは、“sakuさん”か“ななさん”が紹介してくれると思いますので、自分は先週末に行った「望ましい読書習慣定着推進事業」のことを書こうと思います。

平成9年から岩見沢市立中央小学校で図書ボランティアとして活動しており、空知管内読み聞かせボランティアネットワーク「おはなしそらぷちぺっ25」代表の高田 芳さんを講師に招き、「本好きの子どもたちを育てるために、学校・家庭・地域の役割と今出来ること」と題して、お話しをしていただきました。


高田さんのお話の中で、
本が好きになってもらうためには、
「読書のきっかけの種をまく事からはじめましょう」
「読書する その発芽には水やりが大切です。誰かが水を与えなければ育ちません」
というお話しがありました。

(当日配布資料より引用)
「読書のきっかけの種をまく事からはじめましょう」
●学校は教室、廊下、プレイルーム、多目的室等なるべく多くの場所に本を設置。
●先生や親が読み聞かせをする。親子の場合は一緒読みをする。
●図書館や書店へ親子で行く。
●児童館やこども館、体育施設、ありとあらゆるところに絵本コーナーを置く。
●図書館の事業に参加する。
●先生や親が自分の好きな本の話をする。
●先生や親が好きな本を並べた本棚を置く。家庭の場合は出来るだけあらゆる場所に置く。

「読書する その発芽には水やりが大切です。誰かが水を与えなければ育ちません」
●子どもの周りにいる大人(先生や親以外も)が、ブックトーク(本を紹介する手段の一つ)をする。
●子どもの周りにいる大人(先生や親以外も)が、いろんなジャンルの本を知り、いつでも紹介出来るようリストを持つ。
●低学年には高学年が読書の手本となれるような、年齢にあった選書、読書法を指導する。(各地域の読書ボランティア・司書教諭・図書館司書)


子どもが一人で図書館へ行ったり、本屋さんへ行くことは難しいかもしれません。“活字離れ”“読書離れ”から“本好きな子ども”を増やすためには、学校・家庭・地域で大人が今出来ることから始めなければいけないと思うお話でした。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

最近、読んだ本を紹介します。

脳男 (首藤瓜於/著 講談社)

連続爆弾犯のアジトで見つかった、心を持たない男・鈴木一郎。
逮捕後、新たな爆弾の在処(ありか)を警察に告げた、この男は共犯者なのか。
男の精神鑑定を担当する医師・鷲谷真梨子は、彼の本性を探ろうとするが……。
そして、男が入院する病院に爆弾が仕掛けられた。
全選考委員が絶賛した超絶の江戸川乱歩賞受賞作。
(出版社HPより)

生田斗真さんが主演を務め、映画化された作品です。



以上、第85回選抜高校野球大会で北海道から出場している“遠軽”と“北照”が1回戦を勝ち上がったことが嬉しいkaneでした(o^―^o) 頑張れ、未来の侍ジャパン!


明日は午前10時から人形劇☆

by なな

みなさーん!
明日はいよいよ、

としょかん人形げき
「ふくろうのそめものや」ほか

の日ですよ〜ヽ(^o^)丿

開場:9時半
開演:10時〜11時
場所:中標津町総合文化会館 コミュニティホール(しるべっと)

入場料は無料!!

人形劇団ひよっこ(さっぽろ)さんが演じてくださる人形劇、とても楽しみです!
たくさんのがご来場をお待ちしてしてます♪



* * * * * * *


最近読んだ面白い昔話の絵本を紹介します。

『はしれ! カボチャ』
エバ・メフト/文 アンドレ・レトリア/絵 小学館

ポルトガルの昔話です。
おばあさんは孫の結婚式に行く途中、オオカミ、クマ、ライオンの3匹に出会います。
3匹はおばあさんを食べようとしますが、おばあさんは咄嗟に
「結婚式から帰ってきたときのわたしは、美味しいものをたくさん食べて太っているよ。」
と言います。
それを聞いた3匹はその場でおばあさんが帰ってくるのを待つことに…。

さて、おばあさんは怖ーい3匹からどうやって逃げるのでしょう?
表紙のカボチャがに注目です。


日曜日は人形劇♪

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。


あさって24日の日曜日は、
『としょかん人形げき』
が開催されます!
詳しくはコチラ↓
『としょかん人形げき』

札幌を中心に活動されている、
『人形劇団ひよっこ』
のみなさんが、
むかしばなし「ふくろうの染め物屋」を披露してくれます!
楽しみですね!

午前10時開演なので、
遅れないように来てくださいね〜(^_^)/
入場無料です♪



話はちょっとそれますが
僕が読んだ昔話で、
『古井戸に落ちたロバ』
北山耕平/再話 oba/文と絵
という、
とても印象に残った絵本があります。

ネイティブアメリカンのティーチングストーリー(生きることを教える話)
です。


としよりロバが古井戸に落ちてしまい、
人間たちは何とか助けてやれないかと考えます。
しかし、次に子どもたちがこの古井戸に落ちてしまうかも知れないと、
ロバが中にいるまま、
井戸を埋めてしまうのですが…

最後にロバが感じているのは、
あきらめなのか解放感なのか。それとも…
何通りにも取ることができる、
懐の深い絵本です。


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