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<< 2013年3月の記事 >>

特別

by なな

みなさん、こんにちは。
先日、暇だ暇だという妹に私のお勧めの小説を読ませようと思ったら、「それは前に勧められてもう読んだ(~_~)」と言われました。
ならば違う本は、と勧めてみるとあれもこれも既に私の勧めで読んだ後でした。

今日は妹に勧めた内の一冊を紹介します。


『学校のセンセイ』
飛鳥井千砂 ポプラ社

この小説の主人公は高校の社会科教師・桐原。
「先生ってもっと特別な人がやるものだと思っていた。」
彼がどうして先生になったのかといえば「なんとなく」。
彼の行動原理は全て「面倒くさい」。
どんなことに対してもやる気のない男だが、生徒や同僚、友人から何故か頼られる日々…。
しかし、ある事件をきっかけに、彼の”なんとなく”していた仕事への考えが変わっていく。
先生に向いていない人かもしれないけれど、こんな先生いたらいいかも、と思えてくるお話です。

(学校のセンセイは残念ながら図書館に所蔵がありませんので、リクエストをお願いします<(_ _)>)



私も桐原のように、図書館員ってもっと特別な人がやるものだと思っていました。
もうすぐ働いて一年になりますが、理想の図書館員に近づけるようまだまだ頑張りたいと思います(^^)!


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