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<< 2013年2月の記事 >>

宣言。

by saku

P1020439.jpg
これがウワサの「宣言」です
みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。


先日テレビを見ていたら、
有川浩さんの作品
『図書館戦争』(913ア)
の映画化作品が4月に公開されるということを知りました。

有川浩さんと言えば、
図書館でもかなりの人気を誇る作家。
恋愛小説からSFまで幅広いジャンルの作品を執筆されています。

ストーリーは…
行きすぎた検閲に対抗するために図書館によって作られた“図書隊”と呼ばれる軍事組織。
そこに入隊した、ある女の子の物語
です。
もちろんフィクションで、
僕の知る限りでは“図書隊”はありません。
少なくとも中標津には。


主人公の女の子の猪突猛進ぷりがとても面白く、
時にそのまっすぐな言動が心を打つおはなしです。
詳しい内容は読んでからのお楽しみということで。


ところでこの『図書館戦争』という作品、
作者の有川浩さんが、
「図書館の自由に関する宣言」
というものを見かけたのがきっかけとなって生まれたそうです。

当館にも、入口(傘立ての上あたり)に掲示してありますので、
興味のある方は一度ご覧になってみてください。


ちなみに、どうして図書館が「自由」にこだわるかと言うと、
第二次世界大戦終了までは、
読みたいものを読めず(それ以前に出版されず)
知りたい情報を知ることができない時代が続いたからです。

僕はそのころまだ生れておらず
検閲が行われていたという知識は社会科の授業で習った程度ですが、
こうして目の見えるところに「宣言」が掲げられていると、
確かに存在した時代の重みを感じます。


…とまぁ、堅苦しくなってしまいましたが、
『図書館戦争』は世代を問わず楽しめるエンターテイメント作品です。
貸出中の場合は予約することもできますので、
映画を観る前に原作を読んでみてはいかがでしょうか?


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