by ジェーン
みなさん、こんにちは!
最近、朝が少し苦手なジェーンです。
今朝、いつもと違う路を通って通勤してきたのですが、通りかかったお家に植えられていた紅葉の木が、燃えるような赤で「あぁ、きれいだなぁ…」と立ち止まってしまいました!
さて、今朝の朝刊の天声人語に「 長倉洋海さん」のことが書かれていました。
長倉さんは釧路出身の写真家で、長年アフリカや中東、中南米、東南アジアなど紛争地や厳しい暮らしを強いられている人たちを見つめ、シャッターを押してきました。
我らが図書館にも所蔵のある
写真集 『きみが微笑む時』 長倉洋海 福音館 (748/ナ)
では、目を背けたくなるような現実や、私たちの視点からするとけして豊とは言えない暮らしを送っているであろうに、そうとは感じさせないような、自然な屈託ない「えがお」で溢れる人びとと出会うことができます。
長倉さんは 、「僕にとって写真とは、希望を写し込むもの」といっています。
写真集を見て常々感じるのが、写真は、ただそこにある現実を記録しているだけでなく、その時撮った人・写る人たちの想い、その場の雰囲気…目には見えないものも写りこんでいるのではないかということです。
だからでしょうか、写真集を見て、考えさせられたり、ふっと笑顔になったり、感動したりするのかもしれないですね。
先ほど紹介した本は、ほっこりした気持ちになると同時に、深く考えさせられるそんな写真集です。
仲良しの女の子二人が肩を寄せ合って写る写真に添えられた詩がまたステキです。その詩の一部を紹介して、今日は終わりたいと思います!
「微笑みが、ひろがっていく――― 子どもからおとなへ、ひとりからみんなへ、そして世界中へ。」
|