by saku
みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。
ちょっと気が早いですが、あと1カ月ちょっとでクリスマスですね。
小さなお子さんがいるお家では、そろそろ
「良い子にしてないとサンタさん来ないよ!」
と言い始める時節なのではないでしょうか。
我が家の3歳児はまだサンタクロースを理解していないので、
そのように言ってもあまり態度を改めてくれませんが。
ところで、この間職員のジェーンさんから、
「ドイツには黒いサンタがいて悪い子のところに虫などを置いていく」
というお話を聞きました。
他の情報を調べてみると、虫以外にも 石炭や ブタのモツなど、
子どもにとって嬉しくないものを置いていくそうです。
悪い子にお仕置きという点では、“なまはげ”に近いようです。
しかし、そこで使う虫はいつ捕まえるのでしょうね。
春から秋の間にせっせと悪い子の人数分集めておいて、
家のどこかにまとめて保管しておくのでしょうか。
せっかく捕まえても数が減ってしまっては欠品が出てしまうので、
きちんと分類して弱い虫が食べられないように配慮するなど、
きっと楽な作業ではないのでしょう。
それ以前に、
悪い子の人数はどのように把握しているのでしょうか。
当館の調べ物コーナーにある
『民力 2012』(館外貸出不可)には、
市町村別人口や面積などの詳細データのほか、
生産・消費・文化・暮らしのエネルギーを“民力”として数値化したデータが載っており
マーケティングに非常に役立つ資料です。
しかし、黒いサンタの虫配布に役立つようなデータは見受けられませんでした。
黒サンタの謎は深まるばかりです。
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