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のび子 - 2012年9月の記事

寒くなると…

by のび子

あったかいお茶が恋しくなります。
お茶は一部を除いて何でも好きですが特に緑茶と紅茶が好きです。
きちんと淹れられたお茶を飲んでからすっかり夢中です。

当館にもお茶の本は色々ありますが、目からウロコが落ちたのは
山田詩子さんの「たのしいミルクティーの本」。
ミルクティーだけで1冊の本が出ているのも珍しいですが、
お茶全般の本ではあまり追求されていない
ミルクティーの淹れ方が丁寧に解説されているので、
今すぐ試してみたくなります。
他にもミルクティーのレシピや、ミルクティーに合う食べ物も紹介されています。
こんなものも合うのね!というレシピもあるかも?

ここで紹介されているものではないですが、
私は一時ハーブ入りの鶏ハムと紅茶にハマっておりました。
魔の組み合わせです、止まりません。


図書館めぐり

by のび子

私の趣味のひとつに「図書館めぐり」がありまして、
先週は大阪のとある図書館にお邪魔し
色んなお話を聞かせて頂きました(館長さん、お世話になりましたっ)

当館に「だから図書館めぐりはやめられない」という
元塩尻市立図書館館長である内野安彦さんの本があります。
タイトルから分かるとは思いますが、
内野さんも図書館めぐりにハマってしまい
15年で200館以上の図書館を訪ねたそうです。

私は現在20館あるかないかくらいですが、
その10倍…と考えると、気が遠くなりそうです。
でも、うらやましい!

図書館めぐりの何が楽しいのかって、
それぞれの館で雰囲気が全く違うのがいいんですよね。
隣の町に行くだけで全然違うんです。
司書としてはとても勉強になるし、やる気も出ます。
イチ利用者としてもワクワクします。
あまりこのワクワクは語っても伝わらないのですが(涙)

図書館好きの皆さん、この秋図書館ジプシーを目指してみるのはいかがでしょう?
楽しさを是非実感してくださ〜い!


ある男の子のこと

by のび子

図書館やブックスタートで子どもと本について相談を受ける時、
「同じ本ばかり読んでもらいたがって…」という話をたまに耳にします。
お気に入りの本があるということはとても嬉しいことです。
なので、「お母さんは大変かもしれないですけど、頑張って!」と声をかけます。
無責任極まりない発言ですみません。
お詫びにちょっといい思い出話をひとつ。

高校生の時、図書局という部活の一つのようなものに入っていました。
その図書局にも運動部のように全道大会があり、
そこではたくさんの分科会(図書館だよりや本の修理の仕方など、
色んなものがあります)が設けられていました。

私が参加したのは「読み聞かせ」の分科会。

岩見沢の読み聞かせサークルさんが講師で、
会場に用意された絵本を1冊選んで話をする時間がありました。
確かエリック・カールさんの「パパ、お月さまとって!」だったと思います。

「その本を2回壊したんですけど、買い直してもらったんです!」

と高校生の男の子が語る姿は、当時は「へえー」としか思いませんでしたが
強烈に頭の片隅に残っていました。

きっとその男の子も、同じように何度も「読んで!」とお父さんお母さんに
せがんだに違いありません。
今何度も「読んで!」と持って来ている本は、
その男の子のように将来そんな風に語ってもらえる1冊になるのかも?
このことを思い出すと、「お母さん頑張って!」という言葉しか出なくなってしまいます。

重ねて言います、無責任ですみません。

でも、その子の子どもの時の姿が
今お母さんが話してくれるお子さんの姿なんだな、と思うと
微笑ましくてたまらなくなるのです。


調べるって楽しい!

by のび子

ここ最近、書店や図書館をテーマにした作品が増えているような気がします。
ついつい図書館が舞台の作品を見つけると手にとりがちですが、
一時図書館関連の雑誌でも話題になっていた
「夜明けの図書館(埜納タオ著/双葉社)」は
レファレンスってなあに?という方にぜひ読んで頂きたいマンガです。
寧ろ、図書館って本を借りたりするだけの場所と思っている方こそ
手に取ってみてほしい!
残念ながら当館にはないのですが…(すみません)
国立国会図書館のポータルサイトでのインタビューも興味深いです。
http://current.ndl.go.jp/e1252

そんなレファレンスを読み物として楽しむなら、
「図書館のプロが教える<調べるコツ>」(柏書房)がオススメ。
こちらは色んな事例にそって、調べ方、使った本などを紹介しつつ
レファレンスがどんなものかを知ることができます。

さて、そんなレファレンスのことを知った後には
図書館を使った調べる学習コンクールに応募してみるのはいかがでしょう?
入賞作品は機関紙「あうる」で紹介されますが、
小学生でも大人顔負けの内容でびっくりします。
募集は9月15日から11月30日までなので、まだ間に合いますよ〜!


変わったお客さん

by のび子

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最近、図書館の中にトンボが迷い込んできます。
暑い日はどうしても蚊やアブが
侵入してきやすいのですが、
トンボは勤め始めてから初めて。
昨日で2匹目のお客さんは、何とオニヤンマ!
雑誌コーナー近くで何かバチバチ音が…と
言われて行ってみたら
巨大なトンボがガラスにぶつかっていました。
初めてオニヤンマを見たのですが、
その巨大さにびっくり!
写真でも撮っておけば良かったかなあと思いつつ、
差し入れたハエ叩きにぶら下がってくれたので
無事に外へ逃がすことに成功。
その前に来たトンボ(天井にぶら下がってました)も
ハエ叩きにつかまってくれたので、意外とトンボ取りには
虫採りアミよりハエ叩きが使えるんじゃないかと思いました…。

1匹目のトンボを逃がす時、図書館の入り口から見た外が
薄紫に染まっていてものすごくキレイでした。
そんな時の空をカメラでパチリ。
暑い日は続きますが、秋のにおいがしますねえ。