by kane
9月6日と7日に札幌市で開催された「第54回北海道図書館大会」に参加してきました。
公立図書館の職員や、小中高と大学の関係者の方など、全道各地から約200名が参加しておりました。
その中で初めて知ったこともあり、これは色々な方々に知ってもらいたいなと思い、ブログで紹介したいと思います。
まずは、基調報告にあった 国立公文書館アジア歴史資料センター です。
平成6年8月31日、当時の村山富市総理は翌年の戦後50周年を記念して「平和友好交流計画」に関する談話を発表し、この計画の中で「かねてからその必要性が指摘されているアジア歴史資料センターの設立についても検討していきたい」との言及があり、そこから具体的な検討に入り、平成13年11月30日に開設になった施設です。国の機関が保管するアジア歴史資料を、パソコンの画面上で提供する電子資料センターであり、普通に生活している中では見ることがない貴重な資料を目にすることができます。
それと、もう一つが saveMLAKという被災・救援情報サイトです。
2011年3月11日に発生した東日本大地震で、多数の死者や行方不明者が出ましたが、今後の生活再建のためには図書館・公文書館・博物館のような行政サービスを立て直し、市民の助けとなることが望まれるということで、震災の翌日に立ち上がった被災・救援情報サイトです。
このサイトの紹介のなかで、実際にあった活動の報告もありました。石狩市民図書館・北広島市図書館が、宮城県名取市図書館に対しての物的・人的支援を行ったり、岩見沢市立図書館が移動図書館車を寄贈したりという活動を知りました。
お時間のある方は、ぜひクリックしてください。
以上、最近は“食欲の秋”に負けて、少しだけ体重が増えてしまったkaneでした(o^―^o)
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