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2012年8月の記事 >>

まだまだ続きます…

by ジェーン

みなさん、こんにちは♪
ジェーンです。

私からも「青空本の広場」を終えて一言。

これはまた聞きのお話なのですが、「青空本の広場の古本市で、人生を変える1冊に出会った」というお話を耳にしました。

そんなステキなお話を聞いて、古本市に携われることを嬉しく思いました。
今回の古本市でも、もしかしたら誰かが偶然の出会いをしていたのかもしれません。


さて、先日の朝日新聞の朝刊の天声人語に、正岡子規の短歌「真砂まさごなす数なき星の其その中に吾に向ひて光る星あり」の「星」を本に当てはめ、「無数にある本の中から自分を呼ぶ1冊がある。その1冊との偶然の出会いを大切にしよう」いうような内容が書かれていました。

私もそのような1冊に出会ってきたし、これからも出会いたいと思います。そして、どこかの誰かが運命の1冊と出会えるような縁結び!?になりたいなぁと思います!

先日、俵万智さんの

『風が笑えば』

という本を読みました。


写真と短歌のコラボレーション本です。
短歌もステキで読み応えのあるものなのですが、ちょいちょい出てくるエッセイもまた感慨深く、一番印象に残ったコトバが「写真は目に見えるものが写っていると思われがちだが、そればかりではなく、写真はこころの目が見ているものを写しているのだ」というくだりです。

本にも同じことが言えるかと思います。同じ本を読んでも、その本へのアプローチもその本から何を読み取るかも十人十色。それぞれ異なるものです。
本も、紙面上に書かれているものばかりではなく、人のこころで読んでいるのだなぁと思います。

短歌にかぎらず川柳や詩、字幕などにも言えることですが、限られた文字数の中でどれだけ情景やイメージを込められるか、だからすごく奥深いんだろうなぁ…


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