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ブックフェスティバル★

by なな

DSC_0306.JPG
こんにちは!
今日は学校ブックフェスティバルを開催するため、計根別小学校に行って来ました!


北海道立図書館からお借りした1000冊もある本を、
広い体育館にどばばばーん!
と広げ、生徒さんたちに自由に手に取って楽しんでもらいました(^^)


今回はのび子さんがブックトークと読み聞かせをしてくださり、
子どもたちはとても楽しんでくれたようです!
ブックトークのテーマは「誕生日」。
『長くつ下のピッピ』(アストリッド・リンドグレーン著)を紹介したのですが、みなさんはピッピの本名をご存知でしょうか。

「ピッピロッタ・タベルシナジナ・カーテンアケタ・ヤマノハッカ・エフライムノムスメ・ナガクツシタ」

まるでじゅげむのような名前だ、とのび子さんと話しておりました。


体育館で子どもたちは目をキラキラさせながら本を選んでいて、お友達と
「何冊選んだの?」
「あっちに面白い本があるよ!」
などなど、楽しそうに会話をしながら本を読んでいました。

体育館の一部には、たくさんのしかけ絵本を並べたコーナーを設け、
こちらも子どもたちには喜んでもらえたようです!
飛び出す絵本を開くたびに
「わあ、すごい!」
なんて声が聞こえて、見ていた私も面白かったです(^^)

ある生徒さんと一緒にはらぺこあおむしのしかけ絵本を見ていた時には、
給食のお話になり、
「今日の給食はなに?」
と聞くと
「今日は焼きプリンタルトです!」
と返事が返ってきました。

焼きプリンタルト・・・。
とても豪華な給食ですね!
わたしが小学生の頃はワインゼリーが最高のデザートでした。


最後に、子供たちは読みたい本を自由に選んで借りていきました。
このブックフェスティバルを機に、読書に興味を持つ子が増えてくれたら嬉しいです。

協力してくれた方々、今日はありがとうございました!
楽しいブックフェスティバルになり、本当に良かったです(^^)


父と子(クイズ付き)

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。

前回のクイズは、
開陽台の展望館は今ので何代目?
でした。

正解は、
3代目です。
ちなみに初代は、
昭和37年に建てられた、シンプルな小屋だったようです。
7月1日まで、図書館でその写真を見ることができますよ♪


さて、話は変わりますが、
17日は“父の日”でしたね。
2歳8カ月の息子からは、
「あららとー(訳:ありがとう)」
と言われ、一人ホクホクしていました。

中標津を開拓してきた何人もの父親たちも、
我が子に癒され、活力をもらっていたのでしょうか。

父親を何人かさかのぼるだけで、開拓の息遣いが聞こえる。
そういう土地柄って、とてもかっこいいなぁと思います。



そこで今回のクイズです。

この人こそ、中標津の父と言うべきでしょう。
明治44年に俵橋に入植した団体の長の名前は?
ヒントは、
○定太郎さん(名字は漢字1文字)
です。

答えは、また次回のsakuブログで!


Happy Father's Day!!

by ジェーン

今日は父の日!


お店へ入るとあちらこちらで「父の日」と書かれたチラシを目にします。


「父の日か…」

母の日でもそうですが、実家を離れて暮らすと「家族」の存在をより強く感じるようになるんだなぁ…と思う今日この頃です。


さて今年は何を贈ろうか。


カレー好きな彼に、北海道のおいしいカレールーでも送るかな。



さて、今日は「お父さん」が出てくる絵本を紹介します!



『パパのしごとは わるものです』 板橋雅弘/作


パパってどんな仕事をしているの…?

こっそり見に行くと、なんとパパはわるものレスラーだった!!

やられてばかりのパパなんてかっこ悪い!

でも…


お父さんがパイロットだという友人に聞いた話です。

彼女は父親の退職の日、家族で初めて父親の操縦する飛行機に乗ったそうです。
実際に運転する姿を見ることは、セキュリティーの関係でできなかったそうですが、父親が操縦する姿を想像し、なぜか涙が出たそうです。


3.11の震災後、「家族」「絆」というコトバが全国を駆け巡りました。

普段、意識する機会は少ないですが、「父の日」を機に改めて家族の存在を確認できました。

今日はぜひ、普段お仕事で忙しいお父さんを労わってあげてはいかがでしょうか。


言葉の海を泳ぐ

by のび子

以前ななも紹介していた、三浦しをんさんの『舟を編む』に
やっと手をつけました。
実は父親の誕生日にプレゼントをしていたのですが
娘はそれから半年経ってようやっと読み始めました。
普段何気なく使っている言葉。
改めて意味を考えてみると面白いですよね。
辞書の編纂にはいく年もの月日を注ぎ、
限りのある字数の中でひとつの言葉のために、
たくさんの言葉から言葉を編んでいく。
その熱い情熱を受けながら読み進めていくと
辞書というものが愛しくなって仕方ありません。

昔辞書を引いた時のことをふと思い出しました。
今ではどの出版社の辞書を引いたのか覚えておりませんが、
ある日「だじゃれ」という言葉を引きました。
そしてそこには何と例文が載っていたのです。


くだらないしゃれは、やめなしゃれと。


限りある文字数、そしてページ数の中で
どうしてもこの一文を入れようと思った編纂者のことを思うと
何故か胸が震えます。
ちなみに図書館の開架にある国語辞典で手あたり次第
「だじゃれ」を引いてみましたが、
どの辞書にも例文は書かれておりませんでした。
どうして!なぜ!!入れようと思ったのか!!!

また出会えるならば、その辞書に出会いたいなあと思っております。


ちなみに国語辞典や英和辞典だけではなく、
辞典というのはたくさんあります。

「気のきいた言葉さがし辞典」や「おいしさの表現辞典」、
この2つもなかなか面白そうですが
「世界毒舌大辞典」「罵詈雑言辞典」、
こちらはどうして作ろうと思ったのか出版社の方に
是非聞いてみたいところです。
この2冊を使えば、口ケンカも上品なものには…ならなさそうですね。
どれも当館で所蔵しておりますので、
是非お手にとってみてください。


中標津泉保育園でタネまき・・・

by kane


久しぶりの太陽にテンションが上がり
そんなに暑くなかったけど
半袖のYシャツで出勤しました。
こんにちは、kaneです。



今日の午前中も東小学校の2年生が来館して、図書館のことを学んで、最後には一人ずつ本を借りていってくれました。来週も東小学校の子供達が来館してくれますが、また図書館に遊びに来てくれたら嬉しいです。


昨日は、中標津泉保育園に行ってきました。泉保育園の保育参観があり、終了後に保護者の方々へ“親と子が一緒に楽しむ絵本とその関わり方について”の話を依頼され、司書のジェーンさんと一緒に・・・自分は運転手で、ジェーンさんが実際に読み聞かせしながら、絵本の選び方や読み方、環境づくりなどを話をして、いくつかの本も紹介してきました。約50名程度の保護者の方々がお話を聞いてくれ、実際に本を手に取ってくれる方もいて、とても嬉しかったです。

このような機会を提供してくれた中標津泉保育園の方々、そして参加してくれた保護者の方々へ御礼を申し上げたいと思います。
ありがとうございました。


帰りの車の中で、
「小さいときは神経系を成長させるためにも、色々なことを経験させてあげるのが大切かもね。例えばスポーツで、サッカーだけをやっている子はボールを蹴れても、ボールを投げれなかったり、ボールがないと走れない子がいたり・・・専門的にやらせることも必要な場面はあるかもしれないけど、色々なスポーツをやらせたり、外で遊ばせたり、そういう経験って大事だよね。本との関わりもスポーツも、親が興味がないと子どもは触れる機会も少ないだろうし、好きにならないこともあるのかもね」なんて話をしました。

何が間違っていて、何が正解ってことはないと思いますし、正直なところは分かりません。


タネをまき、少しでも多くの花(本好きな人)が咲くといいなぁ〜なんて思える昨日の出来事でした。



以上、明日は武佐岳登山にアタックする予定の“にわか山オトコ”kaneでした(o^―^o)


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