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saku - 2012年4月の記事

お国ことば

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。
散髪は専らセルフです。


4月もそろそろ終わりですね。
新年度を新たな土地で迎えた皆さま、
新しい生活には慣れましたか?

その土地には、そこに根付いた“お国ことば(方言)”がありますよね。
言葉のイントネーションが独特だったり、
単語自体が全く違うものだったり。
知らない土地の言葉って、
とても新鮮で、興味深いものです。

そこで紹介するのが、
『日本国憲法前文 お国ことば訳 わいわいニャンニャン版』
(勝手に憲法前文をうたう会/編 岩合光昭/写真 小学館)
日本国憲法前文を、
47都道府県の人たちが、
自分たちの言葉で訳してみました!

ついでにその土地の猫の写真も載せちゃいました!
という本です。

我らが北海道は、上川地方にお住まいの方が翻訳(?)されています。
同じ北海道方言の中でも、地域によって違うこともあります。
上川地方と、中標津ではどう違うのか?
比べてみるのも面白いですね(^^)

他の都府県を見てみると、
青森県と沖縄県はやはり独特ですね。
中標津町図書館には青森県出身の職員がいるので、
今度読んでもらおうと思います!
(誰なのかは、今までのスタッフブログを読むとわかるかも!?)

猫の写真は、長崎県・愛媛県・熊本県がイイ味出してます♪
特に愛媛猫は、
「なるほど、これは愛媛だ(笑)」
と納得できます。


5月3日は憲法記念日です。
憲法の前文を改めて読みなおしながら、
他の土地(と猫)に思いを馳せてみてはいかがでしょう?


髪の毛+海藻=?

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。
こないだ「髪伸びましたね」と言われたので、
近々刈り取ろうかと思います。


髪といえば、
「海藻類は発毛に効果アリ」
なんてことを聞きますよね。
30代にどっぷり腰まで浸かっている自分としては、
希望の光に満ちた情報です。


ところが!
『あの医学都市伝説ってホントなの?』(森田豊/著 青山出版社)
という本では…
「これはウソ。」と断言されてしまっています!

大まかな内容としては、
「髪の毛は20種類ほどのアミノ酸が結合した成分でできています。
なので、アミノ酸を摂れば髪は増えるかもしれないけど、
海藻類に含まれているアミノ酸は、わずかです。」
とのこと。

さらにこう続きます。
海藻類にはたくさんのヨードが含まれています。
ヨードは新陳代謝を活発にするので、

その情報が一人歩きしたのでしょう。」


一筋の光明が断たれた思いです。
新陳代謝が活発になるのなら、
オマケで髪の毛が増えたっていいじゃないですか…

まさに、
「人」の「夢」と書いて、「儚(はかな)い」
ですね…


…気を取り直して行きましょう!

この本には他にも、
・飲尿健康法ってホント?
・年をとると筋肉痛が遅れてくるってホント?
・焦げを食べるとがんになるってホント?

など、興味をそそる話題が盛りだくさん!
独特なイラスト(これがまた面白い!)とともに、
噛み砕いた言葉でわかりやすく解説されています♪


医学の分野は日進月歩。
明日には、また新しい発見がされているかもしれません。

30代に光をもたらす発見、待ってます。


雨と男と雑誌と予約

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭sakuです。ドライヤーいらずです。

昨日から、とっても気分の良い青空が広がっていますね♪
こんな時は、雑誌『じゃらん』(株式会社リクルート)抱えてドライブにでも行きたくなっちゃいます!

ところが、図書館内では、
「sakuが出かけると雨が降る」という根も葉もない噂がささやかれているのです。
いやいや、たまたまですよ。雨が降るのは。

確かに去年1年間では、
ウトロに行けば吹雪き、
東藻琴の芝桜は雨に濡れ、
リベンジ!と鼻息荒く向かった滝上では暗い雲が低く立ち込め、
狩勝峠では季節外れの大雪で、
綺麗な夕焼けを見るべく通った日本海側オロロンロードでは、
時間はバッチリ!カメラも準備万端!だったのに、
バケツを3万個くらいひっくり返したような暴風雨…

…(T_T)
…あれ?
パソコンの画面がにじんで見えないや……また雨?


きっと、行く先々で雨が降るのは、坊主頭のせいです。
髪の毛が短いので頭から立ち上る水蒸気が多く、
それが雨雲の原因となっているのです。
※個人の感想です。

この新説がいずれ論文の形で発表され、
世界中を席巻する日もそう遠くないでしょう。
当然、論文が掲載された雑誌はあまりの人気に入手が難しくなると予想されます。
※個人の感想です。

ですがご安心を!
中標津町図書館にある50種類以上の雑誌は、他の本と同じように
予約を入れることができます!

また、中標津町図書館に所蔵がない雑誌の記事を読みたい場合も、リクエストが可能です。
その時は、「どの雑誌の、何というタイトルの記事を読みたいか」をお知らせください。
そのほかご不明な点は、職員までお尋ねくださいね♪



「本の予約・リクエスト」については、コチラをご覧ください。
http://www.zncs.or.jp/library/lib_3.html#Anchor-44867


絵本って深い!

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭の図書館職員sakuです。
先日髪を切り、坊主に磨きがかかりました(^^)v


今回は、絵本を1冊と、関連した一般書を1冊紹介します。

『ぞうがいます』(五味太郎/作 文化出版局)
という、とても不思議な絵本があります。
「ぼく」の上空には、いつも1頭の“象”がいる。
その象はほかの人には見えない。
でも、いつでもどこでもそこにいて、「ぼく」を見てくれている。

というお話です。
ぼくの象?いつもいる?誰にも見えない?
???と、頭の中が「?」だらけになってしまいます。

『砂漠と鼠とあんかけ蕎麦』(五味太郎・山折哲雄/著 アスペクト)
という本(一般書)で、『ぞうがいます』作者の五味さんは、宗教学者の山折哲雄さんと対談されています。
その中で山折さんがこの象について、とても宗教学者らしい分析をしているのを目にしました。
つまりは【「ぼく」の心の拠り所が“象”】という意見なのですが、
それについての分析が豊富な知識があってこそのもので、とても興味深く読むことができました。


短い絵本の中には、
激しく感情を揺さぶるものもあれば、
深い哲学の海へ誘ってくれるものもあります。

お休みの日のちょっとした空き時間に、絵本を1冊手に取ってみませんか?


図書館のsakuと申します。

by saku

みなさんこんにちは。
中標津町図書館のsakuと申します。
坊主頭ですが、ひとつよろしくお願いしますm(_ _)m


図書館の中では一般書(大人向けの本)を担当しており、
図書館の外では小さなの男の子の父親を担当しています。


息子は最近急に言葉が増えてきました。
たどたどしくも懸命におしゃべりしようとする姿に、思わず目尻を下げてしまいます。
ニコニコ。

少し前から「痛いの痛いの飛んで行けー!」がブームで、笑顔でしきりにけしかけてくるようになりました。
ですが、いかんせん生まれ出て2年半そこそこの彼にとって、この言葉はまだまだ難しいようです。

「いたいいたいー、いたいいたい!」

……………………………………………………痛ッ!
痛いの飛ばない!全部痛い!


「この痛みを耐えた先に成長があるのだよ。」という、息子からのメッセージとして、真摯に受け止めたいと思います。


そんな痛みを乗り越えつつ、夫婦で愛読している育児書が
『子育てハッピーアドバイス』(明橋大二/著 1万年堂出版)
のシリーズ。
子育てをしていくうえでの「ダメなこと&イイこと」が、それぞれ4コマ漫画で対比できるように描かれています。
とてもわかりやすい本で、子育て中の忙しいパパママにオススメ。
このシリーズは中標津町図書館にもありますので、ぜひ手に取ってみてください(^o^)丿


以上、若干親バカな上に坊主頭ですが、今後とも宜しくお願い申し上げます。