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<< 2012年4月の記事 >>

「大切」ということ

by ジェーン

どんよりと重い雲。変わりやすい春の天気ですね。
…でも私はこんな天気も好き。なぜなら家々の灯りが温かく見えるから。
たまには家の中で鈍色の空を見るのも悪くないかな、と私は思うのです。


さてさてこんな日には、ふっと感傷的になります。
こんな時に、私が読むのは詩です。
今まであまり触れてこなかったし、自分から手に取ることはなかったのですが、例えば誰かが読んでくれたり、紹介してもらったりすると読みたくなります。

以前、研修へ行ったときに紹介してもらったのが、この絵本。

『ともだち』谷川俊太郎/文 和田誠/絵

「ともだちってかぜがうつってもへいきだっていってくれるひと。」
で始まってともだちってこんな人、と語りかけてくれる詩です。

私が1番好きなフレーズが、

「ともだちって そばにいないときにも いま どうしてるかなって おもいだすひと」

幼なじみ、学生時代の友だち、何気ないことで知り合った人…
今までの人生でたくさんの人と出会い、私の長所は「いい人と出会えること」だと言えるんでないか、というくらい本当に人に恵まれてきました。

だから、友だち、出合った人たちみんなを大切に、そして大切に思ってもらえるような人間にならないばなぁ。。。と思います。

大切な人、大切なもの、人それぞれ大切なことってありますよね。


『たいせつなこと』
      マーガレット・ワイズ・ブラウン/作


この絵本にこんな1連があります。

「そらにとって たいせつなことは いつもそこにある ということ」

スプーンにとって雪にとって、各々にとって大切なことが淡々と軽やかに綴られ、最後の「あなたにとってたいせつなこと」が、すんっと心に響きます。


少し感傷的になってしまいました。なにせこんな天気だからなぁ。


思い出の作品

by のび子

昨日からこどもの読書週間特別本展が始まりました。
今回は教科書に掲載された作品ということで、
見に来ていたお母さんとお子さんが
「これ学校でやった!」何て言いながら手に取っていました。
これから出会う作品もあれば、懐かしい気持にもさせてくれる
大人も子どもも楽しい本展になっていると思います。

そんな作品たちの中、内容は覚えているけどタイトルが思い出せなくて
もやもやしていた作品が「ゆず」。
今はゆずを使ったものはあちこちで見かけますが、
私が子どもの頃はあまり一般的ではなかったと思います。
そんな時代でしたし、我が家はゆずを使うこともなかったので
当然どんな香りかなんて知らなかった当時の私は
「どんなにおいなんだろう」とドキドキしながら
読んでいたことを思い出しました。
かれこれ1×云年、「あれは何の果物だったっけ…」というもやもやが
こんなところで解消されるとは!
きっと小学校を十数年前に卒業したという方は
私と同じ気持ちになる作品が多々あると思います。


4月23日は「子ども読書の日」

by kane

「こどもの読書週間」は昭和34年に第1回が実施されてから、今回で第54回を迎えます。この「こどもの読書週間」の期間4月23日〜5月12日のスタートの日が、2001年12月12日公布の「子どもの読書活動推進法」により制定された「子ども読書の日(4月23日)」・・・今日なんです!

たくさん読もう。楽しく読もう。ということで、社団法人読書推進運動協議会の今年の標語は『君と未来をつなぐ本』・・・中標津町図書館でも特別本展を開催しています。


特別本展「君と未来をつないだ本」


図書館や学校には「こどもの読書週間」や「子ども読書の日」を周知するポスターは掲示していますが、一般的には知られていないのが現状かと思います。私自身も図書館で働くまでは、恥ずかしながら知りませんでした。


幼児にはお父さんやお母さんが本を読んで聞かせてあげたり・・・
こどもたちの身近にいつも本を置き、毎日たとえ短い時間でも本を読むことをほめてあげたり、本を読むのを聞いてあげたり・・・
お父さんやお母さん自らが読書する姿を、こどもたちの眼にふれさせてあげたり・・・



たくさんの方々に「こどもの読書週間」や「子ども読書の日」を知ってもらえればと思いますので、ブログを読んでくれた方は、ほかの人に「読書週間って知ってる?」「子ども読書の日って4月23日なんだって」みたいに広めてもらえると嬉しいです。


今日は、ちょっと真面目に書いたkaneでした(o^―^o)ニコ


文通の達人になれるかもしれない本

by なな

こんにちは!
今日はとてもあたたかいですね!
寒かった冬が終わりやっと春がくるのかと思うと、なんだか嬉しくなってしまいます✿

春といえば、新しくなにかを始めたくなる季節ではありませんか?
わたしの場合、一昨年の春は読書を始め、去年の春には手作りパンに挑戦してきました。
そして今年の春は、文通を始めることにしました!
相手は主に大学時代の友人です。
文通はメールや電話と違い時間がかかるものですが、自分の手で字を綴るというのはとても楽しいです(^^)
ポストに返事の手紙が入っているのを見つけたときの嬉しさだって文通の良いところのひとつです!

もしも「わたしも文通してみたい」なんて思われた方がいたら、こちらを参考にしてみてください。

『恋文の技術』(森見登美彦/著 光文社)

森見さんの小説です。
おかしくて笑えるうえに、文通について学べますよ!
極めれば恋文の達人にだってなれる。かもしれません。



今日は、明日の23日(月)から始まる、子供の読書週間特別本展

『君と未来をつないだ本』

こちらの準備を始めます!
昭和55年から今までの教科書(教育出版)に載った資料の展示がありますので、みなさんぜひいらしてください★


髪の毛+海藻=?

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。
こないだ「髪伸びましたね」と言われたので、
近々刈り取ろうかと思います。


髪といえば、
「海藻類は発毛に効果アリ」
なんてことを聞きますよね。
30代にどっぷり腰まで浸かっている自分としては、
希望の光に満ちた情報です。


ところが!
『あの医学都市伝説ってホントなの?』(森田豊/著 青山出版社)
という本では…
「これはウソ。」と断言されてしまっています!

大まかな内容としては、
「髪の毛は20種類ほどのアミノ酸が結合した成分でできています。
なので、アミノ酸を摂れば髪は増えるかもしれないけど、
海藻類に含まれているアミノ酸は、わずかです。」
とのこと。

さらにこう続きます。
海藻類にはたくさんのヨードが含まれています。
ヨードは新陳代謝を活発にするので、

その情報が一人歩きしたのでしょう。」


一筋の光明が断たれた思いです。
新陳代謝が活発になるのなら、
オマケで髪の毛が増えたっていいじゃないですか…

まさに、
「人」の「夢」と書いて、「儚(はかな)い」
ですね…


…気を取り直して行きましょう!

この本には他にも、
・飲尿健康法ってホント?
・年をとると筋肉痛が遅れてくるってホント?
・焦げを食べるとがんになるってホント?

など、興味をそそる話題が盛りだくさん!
独特なイラスト(これがまた面白い!)とともに、
噛み砕いた言葉でわかりやすく解説されています♪


医学の分野は日進月歩。
明日には、また新しい発見がされているかもしれません。

30代に光をもたらす発見、待ってます。


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