中標津町図書館 information

トップページ





RSS

Ringworld
RingBlog v3.22

<< 職員のつぶやきの記事 >>

夏至です。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。

今日は夏至ですね。
1年で1番昼が長い日です。
ですが、空が曇っているせいで太陽は顔を見せず、
ずいぶんと寒い日となってしまいました。
夏に至っている気が、まるでしません。


そう言えば
冬至にはカボチャを食べますが、
夏至は特に食べるものが決まっていませんね。
(地域によっては決まっているところもあるそうです。)

決まっていないなら、
旬のおいしいものを食べたいです。

『体がよろこぶ!旬の食材カレンダー』
【まめこ/絵と文 サンクチュアリ出版】
という本を見てみると、
6月は
トマト
トウモロコシ

メロン
アジ
カツオ

などが旬とのこと。
(品種や地域、年によってずれることがあります。)


このなかで北海道といえば、
トウモロコシ(いや、トウキビ!)と
メロンです。
夏至トウキビ夏至メロン
良い響きですね。

みなさん、ぜひこの時期は
「夏至トウキビ」「夏至メロン」をさりげなく日常会話に盛り込み、
冬至カボチャ並みの市民権を得るまでに育て上げましょう!


楽しい愉快なビックリえほんたち

by ジェーン

P1020832.JPG
めざせ!図書館マスター
P1020833.JPG
「図書館の本」「本の本」
大集結!!
こんにちは!ジェーンです。

以前ブログで「換気」の話をしたことがありますが、最近暑いので毎朝換気をしています。

すると、自動車の音に混じって、自然の音がそよそよと耳に入ってくるのですが、だんだん夏らしい音になってきたなぁ〜と感じる今日このごろです。



さて今日は、子どもたちがたくさん来館してくれました。

ここ数日は、町内の小学生さんが授業で図書館に来てくれ、図書館の使い方図書館の本がどのように並べられているのかを勉強しに来てくれました。


子どもたちが、嬉しそうに本を手にし、友だちと見せ合いっこしている姿を見て、わたしも嬉しくなりました。

これを機に、図書館に遊びに来てくれたらなぁ〜と願うジェーンでした。



さて今、児童書コーナーでは、「図書館マスター」の展示をしています。

図書館の本の背についているシールに数字が書いてあるのを見たことがありませんか?

その数字には、実は秘密があって・・・

その続きは図書館でじっくりご覧あれ!


展示の本は、図書館について分かる本や、図書館や本が出てくる本・絵本などを並べております。

その中の1冊をご紹介します♪
その絵本とは、おっとびっくり中を開くと、とっても面白いことになっているのですが・・・

この あかいえほんを ひらいたら
 ジェシー・クラウスマイヤー/文 スージー・リー/絵 石津ちひろ/訳
講談社 (E2/リ)


この絵本、開くと―――。
みなさん、これは実際に絵本を手にして見てください♪


絵本って、いろんなカタチ、素材、仕掛けなどなどがあるんですよ。

私も恥ずかしながら、図書館で働くまでは、「布えほん」「大型えほん」があることを知りませんでした・・・


みなさんもぜひ、いろいろな絵本を楽しんでみてくださいね!

ちなみに、残念ながら貸出しはできないのですが、
ロバート・サブダ

不思議の国のアリス』(F/E2/サ)
では、あっぱれ!なんとも見事な飛び出す仕掛け を楽しむことができます!!


少し前になりますが、
ポップアップブック はらぺこあおむしエリック・カール 偕成社(F/E2/カ)
※こちらも図書館の中でお楽しみくださいm(_ _)m

をおはなし会で読んだことがあって、そのときのこどもたちの驚き、惹きつけられる姿が未だに忘れられないジェーンでした。

ちゃんちゃん♪


今やる人になる

by kane

ななさんが書いた6月16日のブログで、
やるべきことは今すぐに実行する。
よい情報を仕入れたら、今すぐに実行しましょう。

と書かれていましたが、この“今”という言葉で、一躍「時の人」となった方がいますよね。
『いつやるか?今でしょ!』のセリフで有名になった東進ハイスクール講師の林修さんです。

今やる人になる40の習慣 (林修/著 宝島社)

何事にもグズグズしないで、「今やる!」ことの重要性を説いた、生き方ノウハウ本です。やらないといけないのはわかっているのに、先送りして後悔、失敗してしまう――そうならないためにはどうしたらいいのか?読めばやる気が湧いてくる林先生独特の言葉選びに加え、今作ではコミカルなイラストもまじえて、「今やる人」が普段から心がけている「40の習慣」を教えます。学生だけでなく、20〜40代のビジネスパーソンにぜひ読んでいただきたい一冊です。(出版社HPより)


人それぞれの立場や考え方で、この本を読んだときに受ける印象も違うのかなと思います。

人をアイして、ウンを逃さず、エンを尊び、オンを忘れず

最後の項に出てくる言葉ですが、印象に残るフレーズだったので紹介させていただきました。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

最近、読んだ絵本と小説を紹介します。

ふうと はなと たんぽぽ (いわむらかずお/作 童心社)

野原をかけだした「ふう」と「はな」が出会ったのは、きいろい、きれいな花。「こんにちは。わたしのなまえははなよ。あなたのなまえもはな?」話しかけると、「たんぽぽ」と、声がしました。ふたりの前にあらわれたのは、テントウムシ。たんぽぽのまわりに、ほかの虫も集まってきます。“あまいみつがすきな”シジミチョウ。“きいろいかふんがすきな”ミツバチ。そしてふたりは、“花は種を実らせ、新しい命をうむ”“風は種をとばし、いのちを運ぶ”ことを知ります。そう、ふたりの名前には、そんな意味がこめられているのでした。
(出版社HPより)



64 (横山秀夫/著 文藝春秋)

D県警史上最悪の重要未決事件「64(ロクヨン)」。この長官視察を巡り刑事部と警務部が敵対する。その理由とは? さらに衝撃の展開が――
(出版社HPより)



以上、マラソン大会にはエントリーしたのに、いまだに走り出していないkaneでした(o^―^o)


メロメロ。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。

先日、生まれて初めて、
息子からの手づくりプレゼントを貰いました!

長男が幼稚園で作った“父の日”工作なのですが、
似顔絵がついた鍵かけでした。
嬉しかったので、
写真撮って携帯電話の待ち受け画像にしてあります。

危うくこのブログにアップするところだったのですが、
中標津町図書館のスタッフブログであることに気づき、
すんでのところで踏みとどまりました。


さて、ここからはちゃんと図書館職員らしいことを書きます。

先日のブログで書かせていただいた幼稚園の父兄参観でのお話のなかで、
紹介しきれなかった本がありました。

せっかくなのでここで1冊紹介したいと思います。

『うちのパパが世界でいちばん!パパのつかいかた33』
ハリエット・ジィーフェルト/文
アマンダ・ハーレイ/絵
くもん出版

パパの使い方その1が、いきなり「トランポリン」です。
やっほー、と子どもは喜んでいるのですが、
お父さんの顔が…!
思わず「お疲れ様です」と言いたくなります。
クスッと笑ってしまう使い方が多いのですが、
「その29 おまもり」などはじーんとしてしまいます。


図書館に教科書がやってきた。

by ジェーン

018.JPG
教科書がやってきた!
みなさん、こんにちは、ジェーンです♪


昨日から、図書館児童書コーナーにて「教科書展示」がスタートしました!

昨日も早速、大人の方が懐かしそうに教科書を手に取る様子、子どもたちが興味深そうに眺める様子を目にしました。
来年、再来年にお世話になる教科書たちを見たり、去年おととしと使った教科書を見たりと子どもたちにとっても楽しめる展示なんだなぁと感じました。


私もパラパラとめくってみたのですが、私のころとは大分内容も変わっていて、新鮮味を感じました。
大きさも一回りほど大きくなっていて、私のころにはなかった、「重松清さん」や「あさのあつこさん」など、今、人気のある作家さんたちの作品も並んでいて、時の流れを感じました。

そんな私でも懐かしいなぁと思ったのが、中学校1年生の教科書に掲載されている

あのころはフリードリヒがいたリヒター/作 岩波書店(Y943/リ)

の中の「ベンチ」という作品です。


あまりいい言葉ではありませんが、「差別」や「社会問題」について考えさせられた、私にとってとても深い作品でした。

それが縁の始まりだったのか否か、学生時代はユダヤについても学ぶ機会を得て、人生どこがどうつながるか分からないものです。

みなさんも今やっていることを振り返ってみたときに、もしかしたら、子どもだったときに好きだったこと、夢中で取り組んだこと、特に意識をしてなかったけれど、何となく大人になっても心に残っていることがつながっているのかもしれません。


もう一作品印象に残っていたものがあって、中学校3年生の教科書に載っている

詩『はる谷川俊太郎

という作品です。

音楽の時間に唱った記憶があり、青くて瑞々しくて、でももどかしい、そんな歌です。
歌の雰囲気がとても好きで、ふわっとしたほわっとした、そんな柔らかい感じが好きでした。


谷川俊太郎さんの前衛期の詩は好きで、昨年もちょこちょこ紹介していましたが、今日も芯に響く作品を紹介します。


子どもたちの遺言谷川俊太郎・詩 佼成出版社(911/タ)

心に沁みる詩がたっぷりつまっているのですが、その中で「ありがとう」という作品があります。

何気なく見過ごしてしまっている、そこここにいるものたちへの「ありがとう」
目に見えるもの、目に見えないもの、人、もの、それが何であっても、必ずそこにそれがある意味があって、そこにいてくれていることに感謝していきたいなぁと思わせてくれるそんなすてきな詩です。

私もそうですがなかなか詩に触れる機会は少ないのではないかと思います。
ちょっとした隙間時間にでも、1作品でも触れてみると気もちがすっきりして「よし、がんばろう」という気もちにさせてくれますよ♪

教科書展示は6月30日(日)まで。


<< >>