中標津町図書館 information

トップページ






RSS

Ringworld
RingBlog v3.22

<< saku - 職員のつぶやきの記事 >>

春一番。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。

高知で桜の開花が発表されたり、
関東他各地で春一番が観測されるなど、
だんだんと春の足音が近づいてきました。
(北海道ではまだ先のようですが)


今朝のテレビのニュースを観ていて初めて知ったのですが、
春一番には細かい定義があるようですね。
図書館にある『なるほど!お天気学』(廣田勇/監修 毎日新聞社)
によると、
“春一番”とは
立春から春分までの間で、
 日本海で低気圧が発達し、
 この期間で初めて南寄りの強風
 (風向きは東南東から西南西、風速は8m/s以上)が吹き、
 気温が上昇する現象」
だそうです。

春先で風が強ければ春一番だ(そうでなければモノマネ芸人だ)と思っていました。


“春一番”の語源は1859年に起こった災害で、
長崎県の漁師53人が、この風が原因で全員水死してしまいました。
この時から、春の初めに吹く強い南風を「春一」や「春一番」と呼び、
この風が吹くまでは出漁を恐れたそうです。


ちなみに、毎年ゴールデンウィークに強風が吹きますが、
そちらは“メイストーム”。
幼いころはあまりの強風に「鯉のぼりが引きちぎれるのではないか」と不安になったものです。


たかが風。されど風。
みなさん、十分気をつけましょう。


言い間違い。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。

3月も中旬になりましたが、
4歳の息子は未だにひな祭りの歌を歌っています。
こういう場合、息子の婚期が遅れたりはしないのでしょうか。

しかも歌詞が間違っています。
「お嫁にいらした姉さまに〜
 よく似た官女のしろい〜♪」
(本当は“顔”です。)


姉さまのお年が気になります。


と言う揚げ足取りはさておき、、
大人も笑っていられません。

当館の調べ物コーナーに
『間違い漢字・勘違いことば診断辞典』村石昭三/監修 創拓社
というものがありますが、
パラパラと見てみると普段何気なく使っている言葉が間違いだと気づかされます。

例えば「排気ガス」。
「気」ですでにガスのことを指しているので、
「排ガス」で良いと書かれていました。
でも、「排気ガス」って言ってしまいますよね?

同じ本の中で、「さすがにこれは言わないよなぁ」というのもあります。
「断腸をえぐる思い」というのが間違いの例で載っていました。
まぁ「断腸の思い」はよく聞くし、あまり間違えませんね。
よくは聞かないか。
いくら長いとはいえ、しょっちゅう腸を断ってしまっては困りますしね。

でもたまには、断った腸にひと手間加えてえぐってみるのもまた一興でしょうか。
苦心して考えに考え抜いた感じが、より一層出ていませんか?

いませんね。


桃。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。

さて、ひな祭りである明日から、
中標津町図書館は1週間のお休み(特別図書整理休館)に入ります。
そのため、
児童室に飾ってある雛段は今日で見おさめです。
図書館に関わる方々の婚期が遅れることのないよう、
桃の節句終了後速やかに片づけることにいたします。


どうして3月3日ひな祭りを「桃の節句」と呼ぶかというと、
『すぐに役立つ366日記念日事典』
日本記念日協会/編 加瀬清志/著 創元社
によると
旧暦3月ごろに桃の花が咲くからだそうです。

桃は邪気を祓うものらしく、
イザナギノミコトが黄泉の国の亡者から逃げるときには
桃を投げて逃げのびたそうです。

桃なんて投げられた日には、
服にシミがついて落とすのに苦労しそうですね。
そういう場合は、よく熟した桃の方が良さそうですが、
直接痛みを与える場合は、固い桃の方がダメージが大きそうです。


それはさておき、
先日我が家で、4歳の長男が「ひな祭り」の歌を歌っていました。
幼稚園で教わってきたのでしょう。
道東に住んでいると
なかなか日本古来の暦通りに季節を感じることは難しいですが、
子どもの歌声で季節の到来を知るのも、また楽しいなぁと思いました。


居眠り。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。

連日の雪かき、お疲れ様です。
ほとんどのみなさんが、週末は雪かきでつぶれてしまったのではないでしょうか。

僕は昨日休みだったのですが、
雪かきの疲れからか
昼から夕方まで眠ってしまい、
臨時休園で家にいた長男に
「おとうさん、寝てた」となじられ続けていました。
ごめんよ。息子。


図書館の棚に、興味深い本を見つけました。
『世界が認めたニッポンの居眠り』
(ブリギッテ・シテーガ/著 阪急コミュニケーションズ)
著者は、ケンブリッジ大学の文化人類学者だそうです。

本の帯には、
「なぜ日本人は降車駅に着くと、突然ニョキっと起きあがるのか?」
と人をタケノコ扱いした文が書かれており、
大変気になります。
まだ読んではいないのですが、
ぱらぱらとページをめくると、
学者らしく真面目に居眠りを分析しているようです。


何年か前に自分の身に起きた話ですが、
夜中にふらっと起きてアイスをかじったつもりが、
翌朝テーブルに冷凍ご飯がのっていたことがあります。
「やけに固いな」とは思ったんですよね。
その頃は別な仕事をしていて、勤務時間上睡眠が不規則でした。
不健康な睡眠は、健康な前歯を奪おうとするのです。


健康的な睡眠と口内環境、大切にしてくださいね。


フィギュア!

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。

ソチオリンピックが大変盛り上がっております!

男子フィギュアすごいですね!
今朝のニュースで知ったのですが、
羽生選手の史上初100点越え!

「氷の上でどうしてあんなに優雅に動けるのだろう」と感動してしまいました。


と書いてはみたものの、
実は僕、フィギュアスケートの細かいルールはよく知りません。
なので、
『最新スポーツルール百科2013』大修館書店
で調べてみました。

羽生選手が高得点を出した“ショートプログラム”というのは、
定められた7つのジャンプ、ステップ、スピンの各要素を
 フリースケーティング動作やステップなどでつなぎ、
 選んだ音楽に合わせて2分50秒以内で滑走する」
という競技だそうです。
細かいところは初めて知りました。

日本時間で15日午前3時ごろに行われる“フリー”は、
4分30秒(男子)で自由に選択した曲に合わせ演技を行う
 ショートプログラムより実行できるジャンプやスピンの要素が増えるので より多くの得点を得ることができる
そうです。
ちなみに、曲に歌詞(ヴォーカル)が入っていると減点だそうです。

現在2位のパトリック・チャン選手に追いつかれる可能性もありますが、
4位の高橋大輔選手が巻き返すチャンスもあるということ!

がんばれニッポン!!


<< >>