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古田足日さんのこと

by のび子

明日は図書館の休館日です。
本日の開館時間は残り2時間もないですが、そういえば借りたい本が…という方は
お早めにどうぞ!
返却は入口横の返却ポストで24時間受付しています(CDは不可)

話題としては遅くなってしまいましたが、今月8日にロボットカミィやおしいれのぼうけんなどで知られる
作家の古田足日さんが亡くなりました。
毎年のように自分が子どもの頃に読んでいた方の訃報を聞くと切なくなりますね…。
当館にはそれぞれの作品はもちろん、全集もありますので、
もう一回読んでみようかなという方も、触れたことがないという方も
是非お手に取ってみてください。
私も子どもの頃に読んだ大きい1年生と小さな2年生をもう一度読み直すつもりです。

この作品でホタルブクロのことを知り、庭に植えてもらった記憶があります。
本からもらう思い出って、色々あるなあと色んな作品を振り返る度に実感します。


まっかだなー

by のび子

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先日夜に運転をしていたら、月が夕日のように真っ赤で思わず携帯で写真をぱちり。
…色くらいしか伝わりませんが、赤くて大きくておよそ月には見えないような月でした。
太陽は地球の大気の関係で位置によって届く光の色が変わるので、日の出、日の入りの地平線に近い時には赤くなるそうですが、月も同様に赤くなるのだそうです。
ともすれば不気味にも見えますが、登るにつれ色が変わっていくのを眺めるのは
とても楽しかったです。
写真の色の時は地平線ギリギリより少し登ったくらいでした。
今年の10月8日は皆既月食が見られるそうなので、こんな赤い月を地平線に近い頃ではなくても見られるようです。

今日はおはなしの木さんがおはなし会をしてくださってます。
子どもたちとお母さんの楽しそうな声が聞こえてきて、図書館がにぎやかな日です。
おはなし会は毎週水曜日は10時30分から、土曜日は14時から開催していますので
是非遊びにきてくださいね!
悪天候でも、1人しかいなくても必ず開いています。


春爛漫

by のび子

桜が咲くのと同じ頃に花をつける、黄色い連翹の花が好きです。
街中でよく見かける、黄色い花をつける、モクセイ科の低木です。
ぶわっと花が咲くのでとても華やかなんですよね。
これからしばらくは色々な花を楽しむことができるので
外を歩くのが楽しみです。

今日は新刊の案内でも。

「今日の放課後、短歌部へ!」千葉聡/著(Y911チ)
教員でありながら歌人でもある、千葉聡さんの著作です。
時には失敗をして生徒に「ちばさとの授業はサイテーだ」と言われてみたり、
バスケ部の顧問として試行錯誤してみたり、
大人の青春と言えばいいのでしょうか、そんな日常と短歌が綴られています。
こんな先生が学生時代にいたら、もっと短歌に興味を持てたのかも…と思わせてくれる、
そんな1冊です。


昨日と今日は

by のび子

昨日は丸山小学校へ、今日は中標津小学校へ図書委員のお手伝いに行ってきました。
それぞれのお役に立てたらいいなあと思いつつ
まだ新年度一回目の委員会なので、挨拶をしていても何となくお互いに緊張感が…。
仲良くなれたらいいなあ、と思いつつ自己紹介をしてきました。

司書のお仕事は年々多岐に渡っていっている気がします。
図書館に来て、本を借りて帰るだけの利用者だった時には
こんなに外に出ていくことがあるとは思いませんでした。
待っているだけじゃ人は来てくれませんし、
「図書館は成長する有機体」なんて言葉もありますので
基本的な仕事は変わらないでしょうが
それ以外のことは変わり続けるのだろうと思います。
もっと外に行く機会は増えるのかもしれませんし、
それは悪いことだとは全く思いません。
人と図書館をつなげるきっかけのひとつであれば、それはとても喜ばしいことです。

喜ばしいと言えば、こうして外に出ていくことによって
司書の仕事に興味を持ってくれた子がいることを
その子のお母さんから聞く機会がありました。
好きなマンガに「自分の仕事を見てその仕事をやろうと思う人を3人増やしたい」と
主人公の女の子が手のひらを突き出して言っているシーンがあるのですが、
将来その子が司書になるかどうかはわからないけれど
私も自分の指を1本折ることができたのは嬉しいです。
2本、3本と折ることができるように、今年も委員会のお手伝いを頑張ります。


アンデルセン賞

by のび子

ちょっと前の話題にはなってしまいますが、
昨月末児童ファンタジー作家として知られる上橋菜穂子さんが
アンデルセン賞を受賞したという嬉しいニュースがありました。
上橋さんは「守り人シリーズ」や「獣の奏者」の作者です。
どちらもテレビアニメになっていたので、見ていた方も結構いらっしゃるのでは。
アンデルセン賞は児童文学のノーベル賞とも言われる世界的な賞です。
残念ながら私はまだどちらも手つかずなのですが
(折角なので、読むなら一気に読みたい!)
世界中の人が読み、そして評価をされたというのは本当に素晴らしいことだと思います。
どちらもシリーズの作品ですので、とりあえず上橋さんの作品を読んでみよう!
という方はこちらはいかがでしょう。

「狐笛のかなた」(J913/ウ)

守り人シリーズや獣の奏者は架空の世界を舞台にしたものですが、
こちらは昔の日本に近い、どこかの世界を舞台にしたお話です。
独自の世界はこちら1冊でも十分楽しめると思いますので、
気になられた方はお手に取ってみてください。
桜が咲き乱れる表紙は、今の季節にもぴったりです。


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