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桃。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。

さて、ひな祭りである明日から、
中標津町図書館は1週間のお休み(特別図書整理休館)に入ります。
そのため、
児童室に飾ってある雛段は今日で見おさめです。
図書館に関わる方々の婚期が遅れることのないよう、
桃の節句終了後速やかに片づけることにいたします。


どうして3月3日ひな祭りを「桃の節句」と呼ぶかというと、
『すぐに役立つ366日記念日事典』
日本記念日協会/編 加瀬清志/著 創元社
によると
旧暦3月ごろに桃の花が咲くからだそうです。

桃は邪気を祓うものらしく、
イザナギノミコトが黄泉の国の亡者から逃げるときには
桃を投げて逃げのびたそうです。

桃なんて投げられた日には、
服にシミがついて落とすのに苦労しそうですね。
そういう場合は、よく熟した桃の方が良さそうですが、
直接痛みを与える場合は、固い桃の方がダメージが大きそうです。


それはさておき、
先日我が家で、4歳の長男が「ひな祭り」の歌を歌っていました。
幼稚園で教わってきたのでしょう。
道東に住んでいると
なかなか日本古来の暦通りに季節を感じることは難しいですが、
子どもの歌声で季節の到来を知るのも、また楽しいなぁと思いました。


ありがとう、まど・みちおさん

by ジェーン

みなさん、こんにちは♪ジェーンです。

ここのところ、暖かさを増し、来館されるみなさんの上着も薄くなってきているように思います。すぐに春!とはいかない道東ですが、少しずつ少しずつ近づいてきているのですね。

新聞やニュースでご存知の方も多いかと思いますが、昨日、童謡詩人”まど・みちお”さんが亡くなられました。
まど・みちおさんは、「ぞうさん」や「一ねんせいになったら」など国民的童謡を数多く残されました。
詩作への意欲は年齢を重ねる毎に増していったそうで、まだまだ彼の声を聞いていたかったような気がします。

まど・みちおさんはたくさんの詩や本を残されていますが、今回はこの1冊を紹介します。

くうき
まど・みちお/詩 ささめやゆき/え 理論社(E1/サ)

今わたしが吐いた”くうき”が別のだれかの胸に入っていく・・まるでバトンリレーのように人々をつなぐ。誰かれ隔てなく、あらゆる人の中に行き渡る。そしてその存在は普段わたしたちが気づくことなく、当たり前のようにいてくれる。

言葉でも絵でも表すのが難しい”くうき”をシンプルに且つ深く謡っています。
この詩を、お互い憎しみ合わざるを得ない状況の人たちが知ったら、今、こころ寂しくしている人たちが見たら、何かに追い詰められている人たちが声に出して読んでみたら、もしかしたら少しどこか、何かが変わるのかもしれないなぁ・・そんな風に思いました。

他にも、図書館には、まど・みちおさんのステキな詩の本がたくさんあります。詩には愉快なもの、ジンとくるもの、考えさせられるもの・・いろいろあります。
ぜひみなさんも、詩に触れてみてはいかがでしょうか・・?


今日はブックスタートの日

by のび子

今日はブックスタートの日でした。
図書館から保健センターへの道のりはあっという間ですが、
雪がどんどん溶けていくのを見ているともう4月になったような錯覚を覚えます。
しかし今夜は冷えるそうで、ブラックアイスバーンが怖いところ…。
冬は好きなんですが、ブラックアイスバーンは好きになれません。

2月も最後ですが、3月3日のひなまつりから図書館は蔵書点検のためお休みになります。
蔵書点検って何ぞや?という方はいくらか前の記事をご覧になると
どういうものなのかわかると思います。
図書館にある10万冊近くの全ての本のバーコードをなぞっていくという作業なので
気が遠くなりそうになります…。
この、棚から本をちょっと出してはバーコードをなぞる作業が意外とハードで、
事典・図鑑ばかりの棚を延々となぞっていた時終わる頃には腱消炎になっていました。

意外と文化系肉体派の職場です、図書館。


暖かい日

by kane

昨日に続き、今日も天気がいいですね。
本日の中標津町の気温は、午後1時で2.2℃で、最低気温は午前5時で13.1℃だったそうです。かなりの温度差がありますので、体調管理には気をつけないとダメですね。
日中は暖かく、10日ほど前に降った雪も少しずつですが解けだしているので、図書館前も雪を崩しながら、ちょっとずつ幅を広げております。利用者の皆様にはご迷惑をおかけします。


今日のブログでは、気になる1冊を見つけたので紹介したいと思います。
小学校で習ったはずなのに、間違いやすい漢字の書き順 (涼風花/監修 二見書房)

「布」という漢字の1画目は?
「何」という漢字の4画目は?
といった問題が175問あり、自分も書き順が違う漢字がいくつもありました。書きやすい書き順もありますが、バランスや少しでも読みやすい字を書くには、書き順は大切かもしれませんね。

ぜひ、チャレンジしてみてください。



●特別図書整理休館のお知らせ●



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

最近、読んだ本を紹介します。

ボクも、川になって (里見喜久夫/文 牛島志津子/絵 ダイヤモンド社)

海から生まれた「水のたまご」は、雨となって地表に降り、地中に潜ったり、地表に出て川となったり、草や木や虫や鳥など、この星のすべての生き物のなかを流れて、あらゆる「いのち」を育みながら、海へと帰る。この“水の旅”を、みずみずしい文章と光に満ちた絵で伝える水の絵本。
(出版社HPより)


ぶたぶた図書館 (矢崎存美/著 光文社)

本好きの中学生・雪音と市立図書館の司書・寿美子は、「ぬいぐるみおとまり会」実現に奔走していた。子供たちのぬいぐるみを預かり、夜の図書館での彼らの様子を撮影して贈る夢のある企画だ。絵本を読んだり、本の整理をして働くぬいぐるみたち。ポスター作りに悩む二人の前に、図書館業界では伝説的存在(?)の山崎ぶたぶたが現れて……。心温まる傑作ファンタジー。
(出版社HPより)



以上、アイスホッケーの試合も残り1試合になったので、そろそろランニングを再開しようと思ってるkaneでした(*^_^*)


名前はなあに?

by のび子

好きな鳥のひとつがカグーなのですが、先日あの冠部分が立っていない写真を見て
「これじゃないって叫びたくなる感覚ってこれか!」と何か納得した私です。

先日児童書でキレイな鳥の本が入りました。


「きれいですごい鳥」(J488/ア)
赤木かんこ/文 パイインターナショナル


図書館界では有名人、本の探偵の赤木かんこさんが文を書いています。
とにかく色鮮やかで動きがあって、写真を見るだけでも楽しい鳥の本です。
やはり目につくのか、早速貸出中ですが予約もできます。

最近通勤中に背中が赤い鳥を見かけるんですが、
なかなかはっきり姿がわからない為何という鳥かわからずもやもやしています…。


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