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あずましくいくべや〜

by ジェーン

みなさん、こんにちは!

連日の残暑にしおしおと萎れつつあるジェーンです。
早く来ないかな〜秋。


さて、明日は何の日かご存知ですか?



明日は敬老の日

図書館でおじいちゃんおばあちゃんと手をつないでやってくる子どもたちを見ると「あ〜いいなぁ〜」とほっこりとした気持ちになります。

そういえば昨年、おはなし会で本を読んでいて、泣きそうになってしまった絵本があります。


『おじいちゃんの ごくらくごくらく』西本鶏介/作 長谷川義史/絵

大好きなおじいちゃんの口癖は「ごくらく ごくらく」。
一緒にお風呂にはいると2人で「ごくらくごくらく」。
今度、一緒に温泉に行こうねって約束したのに…



私の高校の時の担任のK先生は、おじいちゃん先生で、親しみを込めて「おじいちゃん」と呼ばれていました。

甘いものが大好きで、ランチのメニューは菓子パンやシュークリーム。

口下手でしたが、彼の口癖「あずましくいくべや」が大好きで、今でもなにかにつけて私はこの言葉を使います。

私たちの卒業と同時に退職。

K先生は、トラブルメーカーで校内でも有名な(?)私たちのクラスを自ら志願して、このクラスを持ちたい、と言っていたそうです。
彼曰く「個性的で毎日が楽しい、気持ちが若返る」だそうです。


私たちの前ではそんな愛のささやきを一度も言ってくれませんでしたけどね(笑)

いつも私たちのやらかす、しっちゃかめっちゃかな珍騒動を見守ってくれたK先生は今どうしているべがな〜

そんなことをふっと思ったジェーンでした。


あれから11年…

by ジェーン

みなさん、こんにちは!ジェーンです!

まだじめじめした暑さが残りますね。

さわやかな秋空は、まだ少しお預けのようです。

ですが気持ちはさわやかに!今日もあずましくいきましょう♪


さてみなさんは覚えていますか…?


11年前の今日、アメリカで同時爆破テロがありました。

当時中学生だった私は、何度となく繰り返される衝撃的な映像と、

深い悲しみ、怒りに包まれた人々が映し出されるのを目の当たりにし、

心が痛んだのを覚えています。

お互い憎しみ合い、傷つけ合うことがいかに酷なことか…

繊細な年頃だった私は、いろいろ考えさせられました。

私の中で、これは絶対にしない、と決めていることがあって、それは、
「偏見を持つこと」「相手を悪く言うこと」です。

今、社会問題として浮上している「いじめ」の問題も、世界で絶え間なく勃発する戦争も、元をたどると「偏見」や「差別」に起因するのではないかと思うからです。

悲しいもので、何か起こって初めて考えさせられたり、誰かを想ったりするんですね。


けして風化してはいけない過去。本や資料を通して事実が残ることは、未来につながる想いを伝えるためなのだと思います。

9.11を記した写真絵本があります。こころに強く訴えかける絵本です。


『きぼう こころひらくとき』ローレン・トンプソン/作 千葉茂樹/訳


まだまだ続きます…

by ジェーン

みなさん、こんにちは♪
ジェーンです。

私からも「青空本の広場」を終えて一言。

これはまた聞きのお話なのですが、「青空本の広場の古本市で、人生を変える1冊に出会った」というお話を耳にしました。

そんなステキなお話を聞いて、古本市に携われることを嬉しく思いました。
今回の古本市でも、もしかしたら誰かが偶然の出会いをしていたのかもしれません。


さて、先日の朝日新聞の朝刊の天声人語に、正岡子規の短歌「真砂まさごなす数なき星の其その中に吾に向ひて光る星あり」の「星」を本に当てはめ、「無数にある本の中から自分を呼ぶ1冊がある。その1冊との偶然の出会いを大切にしよう」いうような内容が書かれていました。

私もそのような1冊に出会ってきたし、これからも出会いたいと思います。そして、どこかの誰かが運命の1冊と出会えるような縁結び!?になりたいなぁと思います!

先日、俵万智さんの

『風が笑えば』

という本を読みました。


写真と短歌のコラボレーション本です。
短歌もステキで読み応えのあるものなのですが、ちょいちょい出てくるエッセイもまた感慨深く、一番印象に残ったコトバが「写真は目に見えるものが写っていると思われがちだが、そればかりではなく、写真はこころの目が見ているものを写しているのだ」というくだりです。

本にも同じことが言えるかと思います。同じ本を読んでも、その本へのアプローチもその本から何を読み取るかも十人十色。それぞれ異なるものです。
本も、紙面上に書かれているものばかりではなく、人のこころで読んでいるのだなぁと思います。

短歌にかぎらず川柳や詩、字幕などにも言えることですが、限られた文字数の中でどれだけ情景やイメージを込められるか、だからすごく奥深いんだろうなぁ…


おおかみのループッチ

by ジェーン

みなさん、こんにちは!

突然ですが「おおかみ」と聞いてどんなイメージを持たれますか?


イソップ物語「3匹のこぶた」や「7匹のこやぎ」で出てくる「おおかみ」はどれも
ワルモノ役であまりいい印象を持たないかもしれませんね。


表紙に惹かれて手にとった絵本


『おおかみとキャベツばたけ』 ひだ きょうこ/作・絵


に出てくるおおかみ「ループッチ」は、きれいなチョウチョを見て、
その美しさの秘密を探りにチョウチョの後を追ってキャベツ畑へ向かいます。

「ループッチ」はその秘密を暴くことはできたのでしょうか?


この絵本の絵の優しい色合いと可愛らしい絵に惹かれ手にしたのですが、ストーリーも素敵で
こころが温まります。

「ループッチ」という名前の響きも美しく、最後のページの「ループッチ」がまた
カッコいいのなんの☆

さてさてなぜ「おおかみ」の話をしているかと言うと…

9月11日(火)しるべっとホールにて
劇団千年王国「狼王ロボ」の公演


があります。

「シートン動物記」の中でも最高傑作となる作品を舞台化したもので、
小学生以下は無料

開演は午後6時30分(開場 午後6時)からとなっています。

ぜひこの機会をお見逃しなく!


「子どもたちと、かつてこどもだった大人たちへの物語−」

このくだり、惹かれるものがあります。


図書館では、『シートン動物記』をご用意しています。

子どもたち、そして今は十分に成長してしまった人たちも、子ども心に帰って、
物語を楽しんでみてはいかがでしょうか?


教科書に載ったあの名作の絵…

by ジェーン

みなんさん、こんにちは!

ジェーンです。

先日、しるべっと前で夏祭りがありましたね!みなさんは行かれましたか?


私も仕事帰りにちょろっとのぞいて来ました。

私の故郷の夜宮とは違う出店にわくわく★☆

祭りの町に生まれ育ったわたしとしては、あの雰囲気はたまらなく好きです。

故郷では一年で一番大きい祭りが終わり、お盆に入ると迎え火送り火が焚かれ、夜になるとあちこちで綺麗な灯がゆらめきます。

そういえば、なかまっぷ近くで灯篭まつりとの横断幕が垂れ、ろうそくの明かりに照らされたきれいな灯篭を見ました。

すごくきれいで、つい見入ってしまいました☆


ところで、『ごんぎつね』というおはなしは知っていますか?

新美南吉生誕100周年を記念して特別展「ごんぎつねの世界」が北海道立文学館にて催されます。

9月8日(土)〜10月21日(日)までです。

図書館のパンフレットコーナーには、展示会のチラシをご用意しています。


教科書にのったあの名作、絵でも楽しみませんか?


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