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直木賞に桜木紫乃さん。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。

昨夜、149回芥川賞&直木賞が発表されました。

芥川賞は藤野可織さんの「爪と目」でした。
まだ書籍化はされていませんが、
そんなに待たずに単行本となって出版されるかと思います。
発売日が決まったら図書館でもリクエストを受けますので、
もうしばらくお待ちください。


そして直木賞!
釧路出身(江別在住)の桜木紫乃さん『ホテルローヤル』で受賞しました!
現在、当館で所蔵している『ホテルローヤル』は好評貸出中です。

この作品に限らないことですが、
桜木さんの著作は当館でも大人気!
作品自体は当然素晴らしいのですが、
舞台が道東のものが多いということも
貸出が途切れない理由の一つでしょう。

なので、「読んでみたい!」という方は
リクエストをしていただくことをオススメします。
当館カウンターにあるリクエストカードにご記入の上、
図書館職員にお渡しください。


午前10時現在、
『ホテルローヤル』はまだリクエストが入っていません!
今なら、それほど待たずに読むことができますよ♪


擬音語、擬態語。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。


先日、3歳の長男と
今年初の花火を楽しみました。

よほど楽しかったようで、
数百円分の花火セットをすべて堪能しきったあとでも、
長男は家の中で
「見えない花火!ぶしゅー!ばしゅー!
と叫びながら
擬音とジェスチャーでエア花火大会を開催していました。


擬音語といえば
図書館には、
『ぎおんご ぎたいご じしょ』(パイインターナショナル)
という本があります。
ぶしゅーとばしゅーは残念ながら無かったのですが、
いろいろな擬音語・擬態語が、秀逸な例文付きで説明されています。

たとえば「ふさふさ」の例文。
「ストットルマイヤー先生は35歳までふさふさだった。」
「にやり」の例文。
「ジョージの父さんはダジャレを言う前ににやりと笑う。逃げろ。」
「おどおど」の例文。
「ジョージの父さんはケンの母さんの前だとなんかおどおど。なんでかな。」

擬音語、擬態語が面白おかしく紹介されており、
普段使っている言葉の新たな一面を知ることができます。
擬音語の多い男の子を育てているお父さんお母さん、ぜひどうぞ。


最後にもう一つ。
「ほーほけきょ」の例文。
「ほーほけきょ。ジョージのおとなりのグリーンフィールドさんはウグイスとしゃべれる。」


候補出揃う。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。

今月17日に選考委員会が開催される芥川賞・直木賞候補作が発表されました!


まず芥川賞ですが、
現段階で単行本として出版されているのは、
『想像ラジオ』(いとうせいこう/著 川出書房新社)
のみです。
この作品は、中標津町図書館にも所蔵があります。
著者のいとうせいこうさんは、音楽や舞台など幅広い分野で活躍されている方ですが、
他の候補者も
パフォーマンス団体を主宰していたり、
相撲の行司をしていたことがあったりなど、
作品のみならず著者も多彩なようです。


一方、直木賞は
6作品すべて単行本として出版されています。
候補作のタイトルは、
『巨鯨の海』(伊東潤/著 光文社)
『夜の底は柔らかな幻』(恩田陸/著 文藝春秋)
『ホテルローヤル』(桜木紫乃/著 集英社)
『シヴェルニーの食卓』(原田マハ/著 集英社)
『望郷』(湊かなえ/著 文藝春秋)
『ヨハネスブルグの天使たち』(宮内悠介/著 早川書房)
です。
人気作家の最新作が揃いましたね!

今回の直木賞候補作すべて、当図書館に所蔵があります。
ですが人気作ばかりですので、貸出中のことも多いです…。
その時はリクエストをお受けいたしますので、
リクエスト用紙をご記入の上、
貸出カウンターへお申し付けください。


選考会まであと10日。
どの作品が受賞するのか楽しみですね!


よーし、読むぞー!


名作児童文学。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。


名作児童文学の『魔女の宅急便』が、
実写映画化されるようです。

ジブリ作品の『魔女の宅急便』は
子供のころから親しんでいたのですが、
はたして、実写だとどうなるのでしょうか?
気になるところです。


この作品ですが、原作は童話作家・角野栄子さんです。
要所要所に、絵本作家の林明子さんが絶妙な挿絵を描いています。

もともとは福音館書店から出版されていますが、
最近、角川書店から文庫版が本屋さんに並んでいます。
(中標津町図書館には、福音館書店版の所蔵があります)


実は僕、恥ずかしながら原作を読んだことがありませんでした(^_^;)
これでいいのか図書館職員!?
というわけで、初版出版から実に28年!
ものすごーく遅ればせながら、原作本を手に取ることにしました!
と言っても、全6巻中、1巻めだけですが…。


読み終わってからの感想ですが、
成長する子どもの姿がしっかりと書かれているので、
“親目線”で楽しむことができました。
「子供って、こうやって大きくなっていくんだなぁ(しんみり)」
という感じで。

この作品を子供のころに読んでいたら、
当然今とは違う感想を持っていたのでしょう。
小さい頃の思いと、オッサンになってからの思いを
1つの作品を通じて比べてみたかったです。
そう考えると、読まなかったことについて
なんだかもったいないような気持ちになります。


自分の子を含め、
今元気に育っている子供たちには、
いろんな読書、いろんな体験をして
なるべく後悔のないように大きくなってほしいなぁ、と
勝手に思う坊主頭でした。


夏至です。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。

今日は夏至ですね。
1年で1番昼が長い日です。
ですが、空が曇っているせいで太陽は顔を見せず、
ずいぶんと寒い日となってしまいました。
夏に至っている気が、まるでしません。


そう言えば
冬至にはカボチャを食べますが、
夏至は特に食べるものが決まっていませんね。
(地域によっては決まっているところもあるそうです。)

決まっていないなら、
旬のおいしいものを食べたいです。

『体がよろこぶ!旬の食材カレンダー』
【まめこ/絵と文 サンクチュアリ出版】
という本を見てみると、
6月は
トマト
トウモロコシ

メロン
アジ
カツオ

などが旬とのこと。
(品種や地域、年によってずれることがあります。)


このなかで北海道といえば、
トウモロコシ(いや、トウキビ!)と
メロンです。
夏至トウキビ夏至メロン
良い響きですね。

みなさん、ぜひこの時期は
「夏至トウキビ」「夏至メロン」をさりげなく日常会話に盛り込み、
冬至カボチャ並みの市民権を得るまでに育て上げましょう!


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