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釧路出身!写真家のあの方…

by ジェーン

みなさん、こんにちは!

最近、朝が少し苦手なジェーンです。

今朝、いつもと違う路を通って通勤してきたのですが、通りかかったお家に植えられていた紅葉の木が、燃えるような赤で「あぁ、きれいだなぁ…」と立ち止まってしまいました!


さて、今朝の朝刊の天声人語に「長倉洋海さん」のことが書かれていました。
長倉さんは釧路出身の写真家で、長年アフリカや中東、中南米、東南アジアなど紛争地や厳しい暮らしを強いられている人たちを見つめ、シャッターを押してきました。

我らが図書館にも所蔵のある

写真集 『きみが微笑む時』 長倉洋海 福音館 (748/ナ)

では、目を背けたくなるような現実や、私たちの視点からするとけして豊とは言えない暮らしを送っているであろうに、そうとは感じさせないような、自然な屈託ない「えがお」で溢れる人びとと出会うことができます。

長倉さんは、「僕にとって写真とは、希望を写し込むもの」といっています。
写真集を見て常々感じるのが、写真は、ただそこにある現実を記録しているだけでなく、その時撮った人・写る人たちの想い、その場の雰囲気…目には見えないものも写りこんでいるのではないかということです。
だからでしょうか、写真集を見て、考えさせられたり、ふっと笑顔になったり、感動したりするのかもしれないですね。

先ほど紹介した本は、ほっこりした気持ちになると同時に、深く考えさせられるそんな写真集です。
仲良しの女の子二人が肩を寄せ合って写る写真に添えられた詩がまたステキです。その詩の一部を紹介して、今日は終わりたいと思います!


「微笑みが、ひろがっていく――― 子どもからおとなへ、ひとりからみんなへ、そして世界中へ。」


オバマ氏再選!

by ジェーン

みなさん こんにちは、ジェーンです♪

先日アメリカの大統領選があり、オバマ氏が再選を果たしました。

アメリカでは、2期続けて任命され初めて認められるとか。

様々な人種で3億人もの人口がいるアメリカをひっぱっていくのは、それほど大変なことなんですね。


前回の大統領選のときのオバマ氏の演説は、英語教材に使われ、本も多く出版されました。

”Change” ”Hope” ”Yes We can”の3ワードは、私たちの記憶にもそう古くはないのではないかと思います。


移民問題、税制改革、女性人権問題、そして経済問題…

抱えている問題は多々ありますが、少しでも良い方向へ向かっていければと思います。

さて、図書館には、歴代大統領の演説を振り返りながら英語も勉強できる本があります。

『アメリカを動かした演説』松本茂/監修

世界状況を生のコトバで知りたいなぁと思いながらも、勉強に手つかずの私…
継続は力なり。毎日コツコツ勉強しないばなぁとつくづく思います。

こちらは絵本。オバマ大統領が、娘さんたちに書いた手紙形式の絵本です。
社会に影響を与えた人たちについて描かれています。

『きみたちにおくるうた むすめたちへの手紙』 バラク・オバマ/文

私はこの絵本を読むといつも元気がでます。

特に最後のページの語りが力強く、

「しってるかい? きみたちも かがやく ひとに なれる、 ってことを」


特別な人だけが、特別な力を持っているわけではないのだよ、誰もが秘めた力を持っている。

だから一人ひとりが自分にしかない光を持って互いを支え合い、この世界はできているんだよ。

これは私の解釈によるところが大きいのですが、このようなメッセージが込められているのではないか、と思います。

そして改めて、さくまゆみこさんの翻訳はステキだなぁと思います★

政治・経済、なかなか積極的になれないジャンルであったのですが、知っておいた方がいいなぁと実感しました。

そんな秋の日です。 


大切なあなたへ

by ジェーン

みなさん、こんにちは!

今日は、「しるべっとまつり」の日♪

バザーや体験コーナーが楽しめるほか図書館からもステキな企画があります。

その名も「寄せ書きえほんをつくろう」

”友達・恋人・家族など大切な人へ、未来の自分へ”メッセージを書いて、図書館に残しませんか?

みなさんに書いて頂いたメッセージを1冊の本にする企画です。

後日、図書館で見ることができます!


場所は、しるべっと2F視聴覚室で午前11時〜午後3時までやっています。


自分の残したメッセージが残るなんてステキですね★

メッセージと言えば、高校生の時に読んだ、

河崎愛美 『あなたへ』 

という本が今でも忘れられません…

恋人へ宛てた手紙形式で、とても甘酸っぱい、切ない、繊細な文体で、涙なしには読めない…そんな本です。


「わたし」「あなた」と一人称で話は進んでゆくのですが…最後に…



メッセージや手紙に纏わる本・絵本など展示していますので、そちらもご覧くださいね!


みなさん!今日はぜひ「しるべっとまつり」へ!

そして図書館ブースへ足を運んでみてくださいね!

お待ちしてます★


”ぽぽぽぽぽぽ”

by ジェーン

みなさん、こんにちは♪ジェーンです♪

今日は雨降りですね。

秋雨のひんやり感はなぜか身がすっきりと流される気がして、秋晴れの中たまに恋しくなりますが、きれいな落ち葉が雨に打たれ道端に静かに息をひそめているのを見ると、物悲しくなります…

さて、一昔前、ラジオで「音の風景」という番組がありました。

様々な場所の音、例えば漁港だとか、森林の中の川のせせらぎだとか、ただその場所の音が流れる番組だったのですが、よく聞いていました。

今朝の通勤途中、ほんの十数分の距離なのですが、いろんな音に出会いました。

雨水が傘に打つ”ばばばばばば”、雨が水たまりに落ちる”ととと、ぽぽぽ”車が雨をはじく”ずずずずず
雨の中歩く音”ぴったらぴ、ぴったらぴ”傘の雨水を落とす”ばすばすばす

わたしたちの回りには、本当にたくさんの音に溢れているんですね。

そして、日本語の素晴らしさを感じるのは、音をあらわすコトバがとても多いことです。

多言語と比較しても、圧倒的に「擬音語」が豊かで、例えば雨の音ひとつにとっても種類が豊富です。”ざーざー””ぴとぴと””ぽつぽつ”…

私もよく友人に「ジェーンって擬音語多いよね」とよく言われるのですが、
学生の時の先生で京都出身の方なのですが、しょっちゅう擬音語が出てきました。
その中で今でも覚えているのが、イラっとしたときの音を「カーンときてね、」と表現していたことです。

擬音語にもその土地土地の方言のようなものがあるのでしょうか…?


擬音語・擬態語のおもしろい本があります。

『GIONGO GITAIGO J”ISHO』(814/マ)

「のびのび」「のほほん」聞いてすぐイメージできるものから「ぴっこり」などあまり聞きなれないものまで、いろんな音を聞くことができますよ♪


アートな秋

by ジェーン

みなさん、こんにちは♪

大好物のカボチャをまんま頂いて、幸せに酔いしれるジェーンです。
カボチャのポタージュにカボチャあん、かぼちゃパン…

やっぱり秋っていいですねぇ〜。

食欲に負け、お腹がぷよぷよになりつつ焦るジェーンであります。

昨日ののび子さんのブログでもアップされていましたが、紅葉もきれいな見頃なことだし、紅葉狩りとエクササイズに散歩にでも出掛けるべかな。


さて、今朝の新聞にこんな素敵なお話が載っていました。

全国各地に眠る絵画作品を、置戸町の旧駅舎に集め展示しよう!というプロジェクトの記事です。


「置戸を絵の町にしよう」というコトバに学生時代、先生が講義で言っていたことを思い出しました。

―――「アート」とは、生命の維持に絶対的に必要なものではないかもしれないが、ないと心が荒む。人々が生きていく上でなくてはならない、そして決してなくなることのないものだ。―――

小さい町だと、例えば著名な画家の作品に触れる機会は大きな町と比べ圧倒的に少ないという事実は否めません。
ですが、絵画に触れてほしい、という思いで置戸町のプロジェクトは立ち上がりました。

町の人たちにとっても、そして人々の手元に眠る絵画たちにも良いプロジェクトだと思います。

『銀座の画廊巡り』 野呂洋子/著

『観点変更』 今中博之/著

『観点変更』では、障がいを持つ人たちのアートを広めようと「アトリエインカーブ」を生み出した人の話です。
今中さんはアウトサイダーアートをメジャーなものにした一人者で、アウトサイダーアートとは、美術教育、訓練を受けず、既成概念に捕らわれないアートのことを指すそうです。

アートとは、何にも縛られずに個々の感性を表現するもの。
だから、それぞれが自分のアートを表し、楽しみ、味わう。
それは、アートに限らず何であってもそういうものなのかな、とも思います。

…と語る私は、いわさきちひろさんの特集が組まれた「芸術新潮」を眺め、あぁ芸術の秋だなぁなんて浸っているのでした。


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