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レファレンス

by のび子

明日から連休後半、旅行に行かれる方も多いと思われますが
どうぞお気をつけて!
お問い合わせを何件か頂いていますが、連休中も図書館は開館しています。
今月のお休みは7日と20日です。

以前ブログに書いた埜納タオさんの「夜明けの図書館」、
調べ物のお手伝い、「レファレンス」をテーマにしたマンガです。
昨年度中標津町図書館にも入りました。
図書館には小さなことから大きなことまで色々な質問が寄せられますが、
こちらのマンガはその答えをどのように導き出しているのか
(といっても心情がメインなのでその辺はさらっとですが)知ることができます。
よく調べて書かれているので、「ああ、こんな風にやってるんだ」と
図書館のあまり目に見えない(そして全然知られていない)
仕事の一部が見られます。
答えられない質問もありますが(金銭に関することとか、病気とか、宿題の答えとか)
図書館をもっと便利に使ってもらえるサービスだと思います。

何故また夜明けの図書館の話なのかというと、
1年がかりで回答が発見されたレファレンスの事例を読んでいて
レファレンスの話を書きたくなったのと、
今月夜明けの図書館の2巻が出るということで再度紹介してみました。
一読者としても大変楽しみです。


読書と食事は似ている?

by のび子

読書推進運動協議会で発行されている機関紙「読書推進運動」で、
作家のはやみねかおるさんが「読書好きにする秘訣、大公開!」という
記事を書かれていました。
簡潔にまとめると、先ずは…


・子どもを本好きにするなら、先ずは親から

・「頭が良くなるから」「読書感想文のため」の読書、楽しいですか?


ということ。
そして最後に読書好きにする方法…それは、

自分が読んで面白かった本をたくさん用意して、子どもたちに見せびらかせて、
無茶苦茶面白かった!ということだけを伝えてそれ以外のあらすじは伝えず、
興味を示したら「ダメ!」と言い、本を隠すのだそうです。

隠しておいたおやつがいつの間にか食べられているように、
子どもたちが本を探し出したら成功なのだそう。


「本を読めと強要することが、本の楽しみを奪っているように思う」と
はやみねさんが書かれていて、正にその通りだなと感じました。
嫌いなものをいやいや食べさせられて好きになる子は滅多にいません。
趣味であるべきことを強要されるのは、拷問に近い気がします。

本嫌いの子が多いと言われますが、私は学校に貸出に行ったりした時に
本がたくさん入ったコンテナを次々に覗きに来る子たちを見ていると
そうは思いません。
今まで読んでいる姿を見たことがない、と言われていた子が
楽しそうに読んでいる姿を見て、「きっかけ」が全てと実感しました。

にんじん嫌いの子にしれっとすりおろしたにんじんをが入ったケーキを出したら
「美味しい!」と言って食べてくれるように、
「嫌いだ」と言っているのは食材(本)のいい楽しみ方を知らないだけで、
その調理方法次第で無限に楽しみ方があるのでしょう。

あと数日で5月、司書は学校に色々お世話になることが増えると思います。
少しでも子どもたちに「読書」という趣味を楽しんでもらえるよう
頑張っていきたいと思います。


今月から…

by のび子

7・8カ月児検診で行っているブックスタート。
小さい時から本に親しんでほしい、という意義で行われていますが
今月からお渡しする絵本が変わりました。


「がたんごとんがたんがたんごとんざぶんざぶん」
安西水丸/さく(福音館書店)

「みんなでね」
まついのりこ/さく(偕成社)


既にお持ちの方には別の本もご用意しています♪


こちらの絵本の選別、職員とおはなしの木さんで考えて、
悩んで悩んで選びぬいた本です。
どうか赤ちゃんにも、お母さんにも気に入ってもらえますように!


時々ブックスタートのバッグを持って図書館に来てくれるお母さんがいて、
応対をしながらこっそりうふふ、と思っているのび子でした。


1日司書体験

by のび子

今年もこどもの読書週間期間に「1日司書体験」、やります!
今回は図書館で毎月行っている展示を実際に子どもたちに作ってもらうという体験です。
書店にあるようなPOPカードをマスキングテープやカラーペンを使って作ってもらったり、
ちょっとした飾り物などを使って本を手に取りたくなるようなテーブルを作ります!
ただいま絶賛仕込み中ですので、小学4〜6年生の皆さんのご参加お待ちしてます♪
詳細はこちらをご覧ください。

せっかく暖かくなってきたのに、昨日からまた冷えてきてしまいましたね。
桜の開花がちょっと遠くなってしまったようで寂しいです。
本物を見られるまでは写真集でガマン!
ということで今日はこの1冊です。


「日本の名景 花」(748フ)
福島右門/著 光村推古書院


様々な季節の花が掲載されていますが、北海道の芝桜の写真も。
鮮やかな景色になるのが待ち遠しいですね。


もうすぐ…

by のび子

3月も残すところ2日!
このブログも何ともうすぐ1周年です。
めでたいですが何も出ません…。

そんな私は中標津に来て4年目に入ります。
こちらの方には縁があったので小さい頃から毎年のように来てはいましたが、
住むことになるとは思ってもいませんでした。
山のある風景が好きになりました。


「山はどうしてできるのか ダイナミックな地球科学入門」(454フ)
藤岡 換太郎/著 講談社


そんな山がどんな風にできるのかが書かれています。
元々そこにあるんじゃなくて徐々に出来ていったものなんだなあ。
現在成長中の山もどこかにはあるのでしょうか。


本物の山に登ったことはまだないですが、
現地の方に止められるのを振り切って名古屋某所の一部に有名な山には
登ったことがあります。
遭難せずに無事登頂成功しましたが、実に大変なチャレンジでした。


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