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ひゅ〜どろどろ

by のび子

夏ですね〜!
夏生まれですが、暑いのは大の苦手です…。
気温上昇は25度まで!とか、制限があったら大層快適なのですが、
そんなことは無理なので色々な納涼グッズで暑さを凌いでます。

図書館の前はよく打ち水をしています。
打ち水は水が蒸発する時に周囲の熱を取ってくれるので、
水を撒いたところの気温が2度下がるのだそうです。
日本人の涼むための知恵は科学的だったり、精神的だったりと
多岐に渡って考えられていて感心します。
そのひとつが怪談ですね。

図書館の納涼おはなし会は作品が決まり、あとは練習に励むのみ!
皆さんのご来場お待ちしてます♪


明日はこどもまつり

by のび子

寒い日が続いていますね。
寒さには強い方ですが、先日は耐えられず上着を一枚羽織って仕事をしていました。
着るもの1枚で調節できるのはありがたい話ですが、
もうそろそろ夏模様になってきてもいい頃では、と思います。

さて、明日は第12回こどもまつり!
中標津こどもクリニック横の会場で、例年通り読み聞かせで参加します。
「夏」がテーマだそうですよ。
ぜひ遊びに来てくださいね!

ちなみに今日も明日も図書館はいつも通り開館中ですが、
明後日は休館日でお休みです。


よい方?わるい方?

by のび子

昨日は知床峠にドライブに行ってきました。
峠にはまだ厚い雪に覆われた場所もあり、開通が遅れたことに納得。
珍しそうに写真を撮ってる方を多く見ました。

羅臼側から斜里へ抜けたのですが、下る途中バックミラーに何やら黒い影が。

じぇじぇじぇ!

何と、大きなヒグマがのしのしと道路を渡って行くではありませんか!
15年ほど前に日高の方でトンネルの上にいるヒグマを見たことはありましたが、
今度は20m程度の距離、しかも高低差のない道の上です。
ヒグマは反対車線の林の中に消えて行きましたが、
感動と共に恐怖で心臓がバクバクして止まりませんでした。
すぐさま側の自然センターに目撃情報を報告しに行きました。
そういえば丁度1ヶ月前のブログで巡回図書の際に
クマの目撃情報の看板を見たと書きましたが、今度は自分が目撃者になるとは。
クマの撃退には鼻の下をナタで叩くといいなんて本に書いてありましたが、
なかなか持ち歩いている方はいないかもしれません…。


「よいクマ わるいクマ 見分け方から付き合い方まで」(489カ)
萱野茂・前田菜穂子/著 北海道新聞社

クマと遭遇した時のことや、基礎知識が紹介された本です。
アイヌ語でよいクマは「キムン・カムイ」、わるいクマは「ウェン・カムイ」というそうです。
私が出会ったクマがどうか「キムン・カムイ」でありますように。


もうすぐ父の日

by のび子

日曜日は父の日ですね。
社会人になってからは本をあげることも増えました。
昨年は三浦しをんさんの舟を編むをプレゼントしたところ
あっという間に読んでしまったそうですが、
つい最近また読み直してみたとのことで気に入ってもらえているようです。
さて、今年はどうしようか…。

父の日が近いと言うことで、お父さんがテーマの児童書を。


「おとうさん・パパ・おとうちゃん」(E1ミ)
宮西達也/さく・え 鈴木出版
先日開陽小学校で読んできた絵本です。
ラストに子どもたちは「えーっ」という驚きの声を上げていました。
色んなお父さんが出てきます。


「子どもになりたいパパとおとなになりたいぼく」(J913ハ)
灰谷健次郎/作 あかね書房
子どもの頃に読んだ本ですが、2008年に復刊されているようです。
改めて読むと、ぼくの友達の女の子も一緒に遊んでくれるなんて
楽しいお父さんだな、と見方が変わったりして…。
ざとういちごっこのシーンが挿絵も合わせて何となく忘れられず、好きです。


もう1冊ご紹介を、と思ったのですがいつもタイトルを失念してしまうので
またの機会に。
この棚にあると思って安心して忘れてしまう…よくないですが、たまにあります。


5月の新刊ピックアップ

by のび子

今日は届いた児童書・YAの本の登録をしていました。
その中からちょっと気になった2冊をご紹介します。


「左足のポルカ」(J913/テ)手島織江/作 偕成社

「わたくしはただの左足、種もしかけもございません」

少年の体から抜け出た左足の冒険を綴るお話です。

この左足、食事をしたり
(でもトイレには行かないらしい…)

犬と一緒にそりを引いてみたり
(引きづられているだけのように見えてしっかり仕事をしているらしい)

なかなかシュールですが、昔話のような魅力があるお話です。
小学校高学年向けです。


「15歳の寺子屋 森をつくる」(Y652/ニ)C.W.ニコル/著 講談社

環境保護家のC.W.ニコルさんが中高生向けに書いた本です。
この本の中で自然欠乏症という病があることを初めて知りました。
自然に触れることなく育った結果、落ち着いて座っていられない、
忍耐力がない、他の子どもたちとうまくコミュニケーションがとれないなど
社会に対する適応できないという症状だそうです。
ニコルさんの体験を読んでいると、自然の中で学んでいくことは
本当に多いのだと実感します。



以上、新刊のご案内でした。
こちらは今日明日中に貸出の用意ができます!


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