中標津町図書館 information

トップページ






RSS

Ringworld
RingBlog v3.22

<< のび子 - 職員のつぶやきの記事 >>

温度差

by のび子

昼間は暖かくても夜はすっかり寒いので、
仕事に何を着て来ようか先週は迷っていました。
が、朝から肌寒い日にようやく長袖で出勤する決心がついて、
長袖を着始めました。
今年は何と夏が短かったことか。
衣替えが遅かったので、またすぐにやらなきゃいけないのかと思うと
ちょっと複雑な気もちに。
でも秋は夏より色々と着られるので、服選びも楽しいです。

それと同時に紅茶が美味しい季節!
ちょっと前にもハーブティーのことを書きましたが、
やはり紅茶党としては紅茶が飲みたくなるのです。
先日紅茶マイスターを持つ司書さんが入れてくれた紅茶を堪能したので、
自分でも美味しく淹れたいなと改めて紅茶の勉強をしようかと思い始めました。

ちょっと気をつけてあげるだけでぐっと味が変わる紅茶。
以前も別の著書を紹介したことがありますが、今度は紅茶の基礎知識の本です。


「紅茶の時間I おいしい紅茶のある暮らし」(596ヤ)
山田詩子/絵と文

ここに書かれていることをきちんと守っていれば、
スーパーで買う紅茶でも美味しく淹れることができるのです。

ちなみに早く抽出したくてティーパックを振る方は多いと思いますが、
あれは渋みばかり出てしまって美味しい紅茶になりませんのでご注意を…。


俺たちの旅

by のび子

夏休みを利用して何か所か図書館見学をして来ました。
7月にも図書館見学に行きましたが、他所の図書館にお邪魔すると
ここをこうしたい、ああしたいという気持ちがむくむくとわいてくるので
モチベーションがとても上がります。
この気持ちがずーっと残ったまま仕事ができますように!

図書館見学は自分の勉強の為もありますが、
単純に図書館が好き!という気持ちでも楽しんでいます。
図書館を見て何が楽しいの?と思われるかもしれないですが、
これまた図書館を知ると他の図書館を見学するのが楽しいのです。
ただ単にパッケージ(建物)の違いだけではなく、
働いている人の中身も見えてきたり…。
司書、意外と熱血な方が多いです。
そして図書館も色々な図書館があります。
発想の面白い図書館、細かい気づかいが感じられる図書館、
町の情報収集が得意な図書館…等々、色んなカラーがあります。
多分、3つ4つ図書館に行ってみるとそんな楽しさがわかるんじゃないかと思いますので
秋の空気を感じつつ図書館巡りをしてみるのはいかがでしょう。

次に図書館巡りに行けるのはいつかなあ。


するするが食べたい

by のび子

最近は古い言葉の意味を調べてはニヤニヤしております。

今読んでいるのは、
堀井令以知さんの「お公家さんの日本語」という本。
公家=朝廷に勤めていた人たち、の言葉です。
大河ドラマなどで耳馴染みのあるものや、
現代でも使われているものなどたくさんありますが、
読み進めていくと重ねる言葉が思ったよりも多い!
たとえば、

おはぎは「やわやわ」

おかき・豆入りのあられは「いりいり」

そうめんは「ぞろぞろ」

団子は「いしいし」

白玉は「うきうき」

するめは「するする」

数の子は「かずかず」

など…まだあります。

公家言葉の中でも衰退や新しくできたものはあると思いますので、
いつの時代から使われている公家言葉なのかまではわかりませんでしたが
狩衣を着て朝廷に出入りしている偉そうな人たちが
こんな言葉を使っていたのだとしたら何だかかわいいかも…。
個人的にするめの「するする」がお気に入りなので
現代で復活してくれないかなと思ったのですが、
なかなかハードルは高そうです。

こちらの本では紹介されていないので庶民の言葉なのでしょうが、
時代の言葉だと「父者(ててじゃ)」の響きが何となく好きです。


流行中?

by のび子

気温の変化が大きかったせいなのか、風邪をひいてしまいました。
喉の調子がおかしくなり、これだけで終わるかと思いきや
昨日から鼻水がズルズル…。
図書館にいても、買い物に行っても、マスクをしている人を
ちらほら見かけるので流行中なのでしょうか。
皆様もお気をつけください。

寒い日は続いていましたが、湿度も下がった秋らしい涼しさになってきて
暖かいお茶がより美味しくなってきました。
疲れた時にはハーブティーでよくリフレッシュをします。
ということでこんな本をご紹介。


「ハーブティー・カクテルティーの事典」(596セ)成美堂出版

イマイチ効能がわからない、という方が多いと思いますが、
楽しみ方や効能が丁寧に説明されています。
ハーブティーは好きですが、自分がいつも飲むものくらいしか
効能を知らなかったので次に選ぶ時の参考になりました。
体質によっては合う合わないもありますので、ご注意ください。


8月ももうちょっと

by のび子

テスト期間中のようで、高校生が往来をしている姿がよく見られます。
懐かしいなと思いながら、来月の展示に向けて準備を進めています。
現在行っている展示は一部を除き9月1日まで。
お気に入りの本はその中で見つかったでしょうか?
また、ぐりとぐらの展示コーナーでは出版社の方で募集をしている
おえかきの応募用紙を配布していますので、興味のある方はお立ち寄りください。
何とぐりとぐらからお礼のはがきが届くんだとか!


しばらく紹介していなかったので、最近読んだ本を…。

「沈黙の王」 宮城谷昌光/著
後の殷の王「高宗武丁王」である子昭(丁)は言語障害があり、
王には向かないと追放され、「言葉」を得るために旅に出ます。
たくさんの出会いを果たし、子昭はついに言葉を手に入れ…。
甲骨文字が生まれるまでを描いた物語です。

スピーディーな展開で、読み終わった後短編とは思えない満足感があるのに、
50ページにも満たないページ数でびっくりしました。


<< >>