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saku - 職員のつぶやき - 2014年3月の記事

春休み。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。

今日はずいぶん気温が上がり、
雪解けもぐんと進んだようですね。


我が家の長男(4歳)の幼稚園は今日が終了式で、
明日から春休みに入るそうです。
今朝、「お父さんも春休みになったら遊ぼう」
と魅力的な誘いを受けましたが、
残念ながらお父さんには春休みが無いのでした。


自分が小さい頃は
宿題のない春休みを全力で楽しんでいた記憶しかありませんが、
親になってみると、
新年度の準備でそれなりに大変だということがよくわかりました。

必要なものを買いそろえたり、
絵本バッグやらなにやらかにやら作ったり、
毎日おべんとうを作ったり。

図書館には、
お弁当のレシピ本や、手作り通園・通学グッズの本もありますので、
入園・入学時期のお子さんのお父さんお母さんは
ぜひご活用ください。


春一番。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。

高知で桜の開花が発表されたり、
関東他各地で春一番が観測されるなど、
だんだんと春の足音が近づいてきました。
(北海道ではまだ先のようですが)


今朝のテレビのニュースを観ていて初めて知ったのですが、
春一番には細かい定義があるようですね。
図書館にある『なるほど!お天気学』(廣田勇/監修 毎日新聞社)
によると、
“春一番”とは
立春から春分までの間で、
 日本海で低気圧が発達し、
 この期間で初めて南寄りの強風
 (風向きは東南東から西南西、風速は8m/s以上)が吹き、
 気温が上昇する現象」
だそうです。

春先で風が強ければ春一番だ(そうでなければモノマネ芸人だ)と思っていました。


“春一番”の語源は1859年に起こった災害で、
長崎県の漁師53人が、この風が原因で全員水死してしまいました。
この時から、春の初めに吹く強い南風を「春一」や「春一番」と呼び、
この風が吹くまでは出漁を恐れたそうです。


ちなみに、毎年ゴールデンウィークに強風が吹きますが、
そちらは“メイストーム”。
幼いころはあまりの強風に「鯉のぼりが引きちぎれるのではないか」と不安になったものです。


たかが風。されど風。
みなさん、十分気をつけましょう。


言い間違い。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。

3月も中旬になりましたが、
4歳の息子は未だにひな祭りの歌を歌っています。
こういう場合、息子の婚期が遅れたりはしないのでしょうか。

しかも歌詞が間違っています。
「お嫁にいらした姉さまに〜
 よく似た官女のしろい〜♪」
(本当は“顔”です。)


姉さまのお年が気になります。


と言う揚げ足取りはさておき、、
大人も笑っていられません。

当館の調べ物コーナーに
『間違い漢字・勘違いことば診断辞典』村石昭三/監修 創拓社
というものがありますが、
パラパラと見てみると普段何気なく使っている言葉が間違いだと気づかされます。

例えば「排気ガス」。
「気」ですでにガスのことを指しているので、
「排ガス」で良いと書かれていました。
でも、「排気ガス」って言ってしまいますよね?

同じ本の中で、「さすがにこれは言わないよなぁ」というのもあります。
「断腸をえぐる思い」というのが間違いの例で載っていました。
まぁ「断腸の思い」はよく聞くし、あまり間違えませんね。
よくは聞かないか。
いくら長いとはいえ、しょっちゅう腸を断ってしまっては困りますしね。

でもたまには、断った腸にひと手間加えてえぐってみるのもまた一興でしょうか。
苦心して考えに考え抜いた感じが、より一層出ていませんか?

いませんね。


桃。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。

さて、ひな祭りである明日から、
中標津町図書館は1週間のお休み(特別図書整理休館)に入ります。
そのため、
児童室に飾ってある雛段は今日で見おさめです。
図書館に関わる方々の婚期が遅れることのないよう、
桃の節句終了後速やかに片づけることにいたします。


どうして3月3日ひな祭りを「桃の節句」と呼ぶかというと、
『すぐに役立つ366日記念日事典』
日本記念日協会/編 加瀬清志/著 創元社
によると
旧暦3月ごろに桃の花が咲くからだそうです。

桃は邪気を祓うものらしく、
イザナギノミコトが黄泉の国の亡者から逃げるときには
桃を投げて逃げのびたそうです。

桃なんて投げられた日には、
服にシミがついて落とすのに苦労しそうですね。
そういう場合は、よく熟した桃の方が良さそうですが、
直接痛みを与える場合は、固い桃の方がダメージが大きそうです。


それはさておき、
先日我が家で、4歳の長男が「ひな祭り」の歌を歌っていました。
幼稚園で教わってきたのでしょう。
道東に住んでいると
なかなか日本古来の暦通りに季節を感じることは難しいですが、
子どもの歌声で季節の到来を知るのも、また楽しいなぁと思いました。