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ジェーン - 職員のつぶやき - 2013年2月の記事

アカデミー賞。

by ジェーン

みなさん、こんにちは! 


最近、スリーセブン(777)の車のナンバープレートを見て、「何かいいことあるぞ!」と一人でにやにやしていたジェーンです。


さて先日、第85回アカデミー賞が発表され、「アルゴ」が作品賞に選ばれました。

近頃はめっきり映画鑑賞が少なくなってしまいましたが、学生の頃はたくさんとは言えませんが、空き時間ができた時にはDVDを借りて見ていました。


邦画は特に、本から映画化するものも少なくなく、映画と本と両方楽しんだものも何点かあります。

映画化するに当たって、どうしても本の中で表現されていた核の部分が省略されていたり、抜けていたりということがなきにしもあらずですが、私の場合は、本と映像では別物として楽しんでいます。

それぞれ、本にしか表せない描写、映像化されて見えてくる色があります。

本は読むことで自分の想像の中でストーリーや情景を思い描けるので、自分にしかない思考や想像の世界が生まれ、深く読み込める一方、映画では、製作に関わった映画監督や女優さんの表現がまた、自分には見えなかった新しい視点として現れるので、こちらもまた楽しめます。



本と映画とで楽しんだ作品は多くありますが、昨年映画になった「ツナグ」の原作を読みました!
原作も映画のタイトルと同じ
『ツナグ』 辻村深月/著(913/ツ)

で、中標津町図書館にもあります。


ツナグ」という使者が、生きる者と死者をつなぐ仲介人として様々な人と人との再会を叶えます。
家族、友だち、アイドル…それぞれが今は亡き者への強い想いを持ち、一晩限りの再会を果たします。
再会後の生きるもののこころや生き方の変化から、人との再会によってもたらされる力のようなものを感じました。

映画は見ていませんが、時間ができたら見てみたいと思います!


アカデミー賞受賞作有力候補となった「ライフ オブ パイ 〜トラと漂流した227日」の原作『パイの物語』ヤン・マーテル/著
も気になっています。

みなさんも、映画を見た後、見る前に原作の本を楽しんでみてはいかがでしょうか・・?


にゃんこの日(=‘x‘=)

by ジェーン

みなさん、こんにちは!ジェーンですヽ(^0^)ノ


友だちからメールをもらうと、かわいい絵文字がたくさんついていて、みんなよく考えてるなぁ〜と感心してしまいます。

上手く絵文字が作れない私ですが、賢い私のPCくんは「ねこ」と打つとかわいいネコちゃんの絵文字に変換してくれるのです!



―と前置きはこの辺で。今日は、22日!
そうなのです。「ニャンニャンニャン」のネコの日です。

小説やえほんには、ネコが主人公もしくはネコが出てくる本がたくさんあります。
その数といったら、恐らくですが、他のどの動物よりも勝るのではないかと思います。

ネコが出てくる好きな絵本はたくさんあり…

『100万回生きたねこ』佐野洋子/作(E1/サ)

『チョコレート屋のねこ』スー・ステイトン/作(E2/モ)

『はるねこ』かんのゆうこ/作(E1/マ)

‥まだまだあるのですが、本日はこの2冊を紹介します。


『タンゲくん』片山健/作(E1/カ)

片目をケガした野良ネコタンゲくんと、「わたし」と家族の温かいおはなし。
なぜ片目を怪我してしまったのか最後まで気になるところですが、そこはおいといて、ある日ふらっとやって来て、ふらりとお散歩に出るタンゲくんを愛する家族の優しさが伝わります。


『ねこのせんちょう』マドレーヌ・フロイド/作(E2/フ)

川辺におうちに住む、「ねこのせんちょう」はそのどーんとした立ち姿がまたカッコイイ★
表紙の「せんちょう」のその迫力といったら。
でも実はロマンチストで、恋人とボートで川下りをして過ごす「せんちょう」もまたカッコイイ★

さて、みなさんはどんなネコの本がお好きでしょうか。

図書館には、たくさんのネコちゃんたちが(ネコの本が)待っていますよ。


あっ!忘れていました!私の好きなネコの本をもう1冊。

『ポテトスープがすきなねこ』テリー・ファリッシュ/作(B/Y933/フ)


防災グッズを作ったよ!

by ジェーン

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新聞紙スリッパ!
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みんなでハイ、チーズ   (*´▽`*)
みなさん、こんにちは!ジェーンです。

今日は、「わくわく☆チャレンジ教室」で、たくさんのお友だちと地震について学びました!

役場の防災係の方から地震の時にどういう行動をしたらいいか、楽しくわかり易いお話をしていただきました。
防災係のお姉さんの問いかけに、元気よく答えてくれてたね。

今日参加してくれたお友だちも、参加できなかったお友だちも、図書館には地震について知ることができる本や、地震を体験した人のお話の本などたくさんあります
こないだも中標津で、震度4の大きな揺れがありましたね。
地震はいつ来るか分からないので、起きる前にできることをしておいて、地震が来ても慌てずに、逃げられるようにしておきましょう。


先日読んだ、

『いのちのヴァイオリン 森からの贈り物』中澤宗幸/作(J763/ナ)

は、被災地の流木でヴァイオリンを作った、「ヴァイオリン修復師 中澤宗幸」さんのお話です。
修復師になるまでの道のりや、なってからの苦労や活躍、ヴァイオリンについてなども書かれています。

お話の中に出てきた中澤さんのコトバ
いつも音楽を忘れないようにする。音楽はこころに直接呼びかける。悲しみに寄り添い、励ましてくれる。音楽は、人のこころを整え、広げ、強くしてくれる。」
(以上、『いのちのヴァイオリン』より)
がこころに沁みました。

音楽に対し、熱く、そして柔らかな想いを持つ中澤さんの作った「震災ヴァイオリン」は、きっと地震で悲しい想いをした人、こころを痛めた人、その美しい音色を聞いた人、たくさんの人々の心に寄り添ってくれるのではないかと思います。

さて、明日は、中標津交流センターにて「わくわく☆チャレンジ教室」が行われます。

明日も、新しいお友だちと一緒に、教室を楽しみたいと思います。


バレンタインに読みたくなるアノ本

by ジェーン

みなさん、こんにちは! ジェーンです。


さて、先日の節分では、皆さん豆まきはしましたか?

節分で撒く豆。ピーナッツを撒くのは、東北・北海道の風習だとか。
私はピーナッツカルチャーで育ったので、関東で過ごした学生の時に、他地域では、大豆豆を撒く、という文化があることを初めて知りました。
よく、年の数だけお豆を食べる、と言いますが、大豆豆はその場で食べられるのでしょうか…?
後で調べてみようと思います。

節分の日は立春でもあります。
暦上では、春なんですね。
そういえば、日が長くなったような気がします。
春は一歩一歩近づいてきているんですね。

スーパーマーケットでは、節分特集が終わるとすぐバレンタインコーナーに早変わり。
ラッピングはとても華やかで、チョコレートも形やフレイバーが多彩で、見ていてとても楽しくなります。

バレンタインが近づくと読みたくなるのが、

最後の恋阿川佐和子ほか著(913/ア)

8人の女性作家さんがそれぞれが想う「最後の恋」を描いています。

最初の話が三浦しをんさんの『春太の毎日

このお話は、わんちゃん春太」の目線で話が進んでいきます。春太は、飼い主の女性のボーイフレンドにヤキモチを焼いているのですが、彼へのつぶやきがクスっと笑えます。
オレの方が足が速いし、タフだし、毛だってふさふさしてるのに
なんて言ってみたり、とても健気で一生懸命に自分をPRする春太がとても愛らしく描かれています。

先日のsakuさんの記事で書かれていましたが、図書館は現在本の点検中で休館しています。

休館日開けには、展示も一新☆

チョコレートやスイーツのレシピ本や恋愛小説など、探しに来てみませんか?

図書館は次、2月10日(日)に開館します。通常通り午前10時〜午後7時まで開館していますので、ぜひ遊びに来てくださいねo(^▽^)o