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ジェーン - 職員のつぶやき - 2013年1月の記事

ブックプレゼント

by ジェーン

みなさん、こんにちは! ジェーンです。

昨日からの雪・雪・雪…。
出身が豪雪地帯のため、十数年も見てきた光景なはずなのですが…


私事ですが、近くの町に住んでいた学生来の友人が引っ越すことになりました。
学生時代の友人で道内にいるのは、彼女ひとり。
お互いボロを出し合って何でも相談できた彼女と、道内での移動とは言え今までのようには会えなくなるのに寂しさを感じます。

そんな彼女の引越し祝いに、ブックプレゼントをすることにしました。

以前、別の友人から誕生日に本をプレゼントしていただいたことがあって、とても嬉しかったので、その後何かの折には、本をプレゼントするようにしています。


さて、児童書の新刊本コーナーのかわいいクマさんが描かれた表紙が気になって、手にとった本、

『一さつのおくりもの』森山京/作(E1/モ)
※4月くらいまでは、新刊本コーナーにいます!

がステキなブックプレゼントのお話でした。

クマのクマタには、大切にしている本があります。
ある日、となりの村が大雨で水浸しになってしまいました。
となりの村のみんなの為に、本を送ることになりますが…


私が友人にプレゼントする本は、書店で買った新しい本ですが、誰かに大切に大切にされてきた本を次の手に渡す、というのもステキだなぁと思います。

人から人へ手渡される本は、人と人との縁、そして本と人との新しい縁をうみます。

そんな縁結びのような、渡舟の船頭さんのような、そんな図書館職員になりたいなぁ〜とつくづく感じました。


話は戻って、プレゼントは彼女が引っ越す2月に送ろうと思います。
彼女がこの記事を見ていませんように…(*´∀`*)


地震。パートII

by ジェーン

みなさん、こんにちは!ジェーンです。

最近、しばれる日が続きますが、風邪はひいていませんか?


さて、先日17日は「阪神淡路大震災」の日でした。
今年で18年が経ち、町の復興は大分進んでいますが、それでもなお人々のこころの中には、消えることのない想いが残っているのではないかと思います。

私も小学生になるかならないかの年でしたが、テレビでみる炎が燃えたかっている様子は目に焼きついています。

そして18日は、およそ90年前に起こった「関東大震災」の日。

実は18日は「都バスの日」でもあります。

それは、震災で路面電車が走らなくなり、代わって登場したのがバスで、大活躍したそうです。

バス」の語源を辿ると、ラテン語の「omnibus」に由来します。

「ominibus」は、たしか「みんなのために」というような意味で、1900年代初頭のフランスの乗合馬車から発展したものがバスとなったわけです。

何にでも、生まれてくるのに理由があるのですね。


話が逸れてしまいましたが、改めて「震災」「災害」の日を思い返すことで、もし起こったときにどのような行動をとるか、振り返ることが大事なのではないかと思います。

図書館では、そのような思いも込めて、2月に「わくわく☆チャレンジ教室」を開催します!
只今、参加者募集中!!
小学生の皆さんは、役場防災係の方からの貴重なお話も聞けるチャンスなので、ぜひぜひご予定の合う方は、参加してみて下さいね!

教室は、計根別でも開催します。詳しくは、こちらまで!!

中標津町交流センターブログ


大きくなるって・・・

by ジェーン

みなさん、こんにちは!ジェーンです。


昨日は「成人の日」でしたね。

関東や西日本でも寒波の影響で大雪に見舞われ、成人式に出た新成人たちも振袖やスーツでの移動は大変だったのではないでしょうか。

中標津の成人式は一足先に、先日7日に、しるべっとで行われました。
振袖姿の新成人たちを見て、「いいなぁ・・これからだもんなぁ・・」と思ってしまいました。

私もまだまだこれから頑張らないば、ですね!!


どこのラインから「大人」になるのか、と考えたとき、結婚できるとか選挙権が得られるとか、法律上ある年齢に達したときに可能になることはありますが、人それぞれ、ふっと「大人」を意識したときがその瞬間なのかな、とわたしは考えています。

わたしたちは、子どものころは時間の流れがゆったりだったのに、大人になるにつれ、時の流れを速く感じます。
それは、子どものときは、毎日新しい発見があって、学びが多いためだと言われています。
大人になると経験値が高まり、確かにサプライズは少なくなるのかもしれないですね。
ひとつでも新しい発見、学びがある日々を送りたいものです。

私の好きな絵本で、

『時計つくりのジョニー』エドワード・アディゾーニ/作(書庫/E2/ア)

という絵本があります。

モノづくりが好きなジョニーが、時計を作るおはなしなのですが、「そんなのできっこない」とクラスメートや家族に言われ続け、それでもめげずに作り続け、時計を完成させます。

壁を乗り越えながら、それでもくじけず自分のやりたいことに一心に向かうジョニーの姿は励まされ、こうやって壁とぶつかりながら人は学び、大きくなっていくんだなぁと思います。
大きくなるってそういうことなんだなぁ・・

大きくなるって・・・。

大きくなるっていうことは おもしろいことがどんどん みつけられるってこと

〔『おおきくなるっていうことは』中川ひろたか/文(E1/ム)より〕


わたしはそんな大人でありたいなぁと思います!


今年の志

by ジェーン

みなさん、こんにちはヽ(^0^)ノジェーンです。

今年初めてのブログということで、皆さん、今年もどうぞお付き合いください_(._.)_


さて先日、しるべっとで「新春書き初め」がありました。
早速、町民ホールでそれぞれの今年の心意気が展示されています!
「心機一転」、「練磨一成」…
皆さんの力強い思いが、文字やコトバで表現されています。

先日のななさんのブログでも紹介していただきましたが、今年は、今まで手につける機会の少なかった新書本に挑戦してみたいなぁ・・と思っています。
私には、まだまだ知らないことがたくさんあるので、少しでも知を深めていきたいと思うからです。
そして、読んで満足し完結してしまうのではなく、実生活に取り入れられること・応用できることがあったら、行動に移していきたいなぁと思います。


早速今年第1号の既読本を紹介します!

『わかりあえないことから −コミュニケーション能力とは何か』 
平田オリザ(361/ヒ)

演劇界での旗手として名の知れる平田オリザさんが、演劇や大学勤務で学生と接する中で感じる教育に対する考えなどを交えながら、「コミュニケーション」について話を進めています。

日常生活から仕事でも活かしていけそうな内容がわんさかあったのですが、その中でひとつ面白いと思ったのが、「コミュニケーションデザイン」の存在です。
「デザイン」というコトバは、アートに限らず企画だったりビジネスだったり‥・様々な局面で使われますが、コミュニケーション×デザインという発想に興味を惹かれました。
コミュニケーションをとるときの環境や、関わる人の雰囲気、状況といった話の中身自体だけではなく、そこに関わるものを総合的に見て、プロデュースする、新年新しいことをひとつ知れて良かったなぁと思います。
実生活にも応用していけたらなぁとしみじみ思いました。


毎年、ついつい欲張って、1年間の志を掲げてしまい、結局消化不良で終わってしまうのですが、今年こそは、実践躬行でいきたいです!