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ジェーン - 職員のつぶやき - 2012年11月の記事

アートなランドセル

by ジェーン

みなさん、こんにちは!
ジェーンです。

今日で11月も最終日。明日からはいよいよ12月ですね。
今年1年どんな年だったでしょうか。

私はというと、今年は新しい出会いや、人生初の「ほや」や「うに」を食べたり、きれいなものもたくさん見たり(満天の星空、滝、きれいな夕焼け…)出合った人、出合ったもの、出合った景色、すべてに感謝感謝の1年でした。(まだ終わってないよー)


さて、振り返りと来年の抱負は、来月までよっこしておいて、とある新聞の記事にこんなおはなしが載っていました。


今、百貨店では「ランドセル」売り場が盛況だそうです。
来年1年生になるこどもたちが、お父さんお母さん、祖父母に連れられて嬉しそうにお気に入りのランドセルを見つける姿を想像するとなんだか微笑ましく感じられます。

『ぼくは一ねんせいだぞ!』 ふくだいわお/さく (書庫)

※お読みになりたい方はお気軽に職員までお声をお掛け下さい!!

この絵本、ランドセルの絵本ないかなぁ〜と探していたところ、なんだか表紙の絵に見覚えがある気がして、早速書庫へ行ってみたところ、やはりこの絵本、小さいころに読んだことがある!!

内容こそ詳細には覚えていないもののこの絵、この展開!!

ランドセルを背負ったときの喜び、誇らしさ。
心がふんわりする絵本です。


話は戻ってランドセルですが、語源を辿ると実は、オランダから来たコトバ。「ランセル」(背嚢 はいのう)が遠く日本まで渡ってきたんです。お疲れさまです。

欧米で見られるものに比べしっかりしていて丈夫で、小学生用にと考えられたランドセルは世界でも注目に値するものだとか。
そんなわけで、ルーブル美術館の「手工業」展で日本のランドセルが展示されるそうです。

私たちの時は、多くが赤や黒で、青やピンク、お洒落な茶色いランドセルはまだ珍しい時代だったのですが、今のランドセルは大分進化を遂げているようです。
色のバリエーションは断然豊富で、ピンクや水色などパステルカラーを背負う子どもたちも少なくありません。
他にも刺繍入りやラメ入りのものもあるとか。
すごいなぁ。
登校する子どもたちの後ろ姿はなんと鮮やかなことでしょう。


そんなアーティスティックなランドセル。
ルーブル美術館でぜひお目にかかりたいものです。


大好き木!木と触れ合おう!

by ジェーン

みなさん、こんにちは♪ ジェーンです!

今日は澄み切った青空!気持ちいいですね。


さて昨日今日と、計根別交流センターで開催している「木のおもちゃパーク」行かれましたか?


特に北海道において一目置かれている「木育」、みなさんは耳にしたことがあるでしょうか…?

私自身、コトバそのものは聞いたことがあるものの、一体どういうものなのか、しかと分かっていませんでした。

そこで見つけたのが、こちらの本↓

『木育の本』 煙山泰子・西川栄明/著 北海道新聞社(650/ケ)

この本によると、

―「木育とは 子どもをはじめとするすべての人が『木とふれあい、木に学び、木と生きる』取り組み」―
(上記書籍より抜粋)

だそうです。

「木育」へのアプローチは様々で、例えば木を使ったおもちゃや道具を使う、生活空間に木を取り入れる、実際に木に触れるなどなど。。。

ドイツには「森の幼稚園」というのがあり、園舎はなく毎日森へ出掛ける園があります。
そこで子どもたちは、自然にあるものから遊びを考え、また自然への愛護の気持ちも生まれると、その数は何百とまで増えているとか。
ドイツの人たちは、「木」「森」をとても大事にしていて、「木育」と重なる部分がありそうですね。

特別な授業があったわけではありませんが、私の通った学校では、「根っこ魂」を名打っていて、「根っこ饅頭」や「根っこの歌」などあらゆる場面で「根っこ」が謳われていました。
「木育」というコトバも生まれる前のことですが、「自然」「木」「森」そして「四季」を大切にしていたことは今の「木育」につながるものがあります。

そういえば、小学校を卒業する時に仲の良かった4人で、校庭の木に名前を書いたことがあります。
今でも残っているのかなぁ。


釧路出身!写真家のあの方…

by ジェーン

みなさん、こんにちは!

最近、朝が少し苦手なジェーンです。

今朝、いつもと違う路を通って通勤してきたのですが、通りかかったお家に植えられていた紅葉の木が、燃えるような赤で「あぁ、きれいだなぁ…」と立ち止まってしまいました!


さて、今朝の朝刊の天声人語に「長倉洋海さん」のことが書かれていました。
長倉さんは釧路出身の写真家で、長年アフリカや中東、中南米、東南アジアなど紛争地や厳しい暮らしを強いられている人たちを見つめ、シャッターを押してきました。

我らが図書館にも所蔵のある

写真集 『きみが微笑む時』 長倉洋海 福音館 (748/ナ)

では、目を背けたくなるような現実や、私たちの視点からするとけして豊とは言えない暮らしを送っているであろうに、そうとは感じさせないような、自然な屈託ない「えがお」で溢れる人びとと出会うことができます。

長倉さんは、「僕にとって写真とは、希望を写し込むもの」といっています。
写真集を見て常々感じるのが、写真は、ただそこにある現実を記録しているだけでなく、その時撮った人・写る人たちの想い、その場の雰囲気…目には見えないものも写りこんでいるのではないかということです。
だからでしょうか、写真集を見て、考えさせられたり、ふっと笑顔になったり、感動したりするのかもしれないですね。

先ほど紹介した本は、ほっこりした気持ちになると同時に、深く考えさせられるそんな写真集です。
仲良しの女の子二人が肩を寄せ合って写る写真に添えられた詩がまたステキです。その詩の一部を紹介して、今日は終わりたいと思います!


「微笑みが、ひろがっていく――― 子どもからおとなへ、ひとりからみんなへ、そして世界中へ。」


オバマ氏再選!

by ジェーン

みなさん こんにちは、ジェーンです♪

先日アメリカの大統領選があり、オバマ氏が再選を果たしました。

アメリカでは、2期続けて任命され初めて認められるとか。

様々な人種で3億人もの人口がいるアメリカをひっぱっていくのは、それほど大変なことなんですね。


前回の大統領選のときのオバマ氏の演説は、英語教材に使われ、本も多く出版されました。

”Change” ”Hope” ”Yes We can”の3ワードは、私たちの記憶にもそう古くはないのではないかと思います。


移民問題、税制改革、女性人権問題、そして経済問題…

抱えている問題は多々ありますが、少しでも良い方向へ向かっていければと思います。

さて、図書館には、歴代大統領の演説を振り返りながら英語も勉強できる本があります。

『アメリカを動かした演説』松本茂/監修

世界状況を生のコトバで知りたいなぁと思いながらも、勉強に手つかずの私…
継続は力なり。毎日コツコツ勉強しないばなぁとつくづく思います。

こちらは絵本。オバマ大統領が、娘さんたちに書いた手紙形式の絵本です。
社会に影響を与えた人たちについて描かれています。

『きみたちにおくるうた むすめたちへの手紙』 バラク・オバマ/文

私はこの絵本を読むといつも元気がでます。

特に最後のページの語りが力強く、

「しってるかい? きみたちも かがやく ひとに なれる、 ってことを」


特別な人だけが、特別な力を持っているわけではないのだよ、誰もが秘めた力を持っている。

だから一人ひとりが自分にしかない光を持って互いを支え合い、この世界はできているんだよ。

これは私の解釈によるところが大きいのですが、このようなメッセージが込められているのではないか、と思います。

そして改めて、さくまゆみこさんの翻訳はステキだなぁと思います★

政治・経済、なかなか積極的になれないジャンルであったのですが、知っておいた方がいいなぁと実感しました。

そんな秋の日です。 


大切なあなたへ

by ジェーン

みなさん、こんにちは!

今日は、「しるべっとまつり」の日♪

バザーや体験コーナーが楽しめるほか図書館からもステキな企画があります。

その名も「寄せ書きえほんをつくろう」

”友達・恋人・家族など大切な人へ、未来の自分へ”メッセージを書いて、図書館に残しませんか?

みなさんに書いて頂いたメッセージを1冊の本にする企画です。

後日、図書館で見ることができます!


場所は、しるべっと2F視聴覚室で午前11時〜午後3時までやっています。


自分の残したメッセージが残るなんてステキですね★

メッセージと言えば、高校生の時に読んだ、

河崎愛美 『あなたへ』 

という本が今でも忘れられません…

恋人へ宛てた手紙形式で、とても甘酸っぱい、切ない、繊細な文体で、涙なしには読めない…そんな本です。


「わたし」「あなた」と一人称で話は進んでゆくのですが…最後に…



メッセージや手紙に纏わる本・絵本など展示していますので、そちらもご覧くださいね!


みなさん!今日はぜひ「しるべっとまつり」へ!

そして図書館ブースへ足を運んでみてくださいね!

お待ちしてます★