中標津町図書館 information

トップページ






RSS

Ringworld
RingBlog v3.22

ジェーン - 職員のつぶやき - 2012年10月の記事 >>

”ぽぽぽぽぽぽ”

by ジェーン

みなさん、こんにちは♪ジェーンです♪

今日は雨降りですね。

秋雨のひんやり感はなぜか身がすっきりと流される気がして、秋晴れの中たまに恋しくなりますが、きれいな落ち葉が雨に打たれ道端に静かに息をひそめているのを見ると、物悲しくなります…

さて、一昔前、ラジオで「音の風景」という番組がありました。

様々な場所の音、例えば漁港だとか、森林の中の川のせせらぎだとか、ただその場所の音が流れる番組だったのですが、よく聞いていました。

今朝の通勤途中、ほんの十数分の距離なのですが、いろんな音に出会いました。

雨水が傘に打つ”ばばばばばば”、雨が水たまりに落ちる”ととと、ぽぽぽ”車が雨をはじく”ずずずずず
雨の中歩く音”ぴったらぴ、ぴったらぴ”傘の雨水を落とす”ばすばすばす

わたしたちの回りには、本当にたくさんの音に溢れているんですね。

そして、日本語の素晴らしさを感じるのは、音をあらわすコトバがとても多いことです。

多言語と比較しても、圧倒的に「擬音語」が豊かで、例えば雨の音ひとつにとっても種類が豊富です。”ざーざー””ぴとぴと””ぽつぽつ”…

私もよく友人に「ジェーンって擬音語多いよね」とよく言われるのですが、
学生の時の先生で京都出身の方なのですが、しょっちゅう擬音語が出てきました。
その中で今でも覚えているのが、イラっとしたときの音を「カーンときてね、」と表現していたことです。

擬音語にもその土地土地の方言のようなものがあるのでしょうか…?


擬音語・擬態語のおもしろい本があります。

『GIONGO GITAIGO J”ISHO』(814/マ)

「のびのび」「のほほん」聞いてすぐイメージできるものから「ぴっこり」などあまり聞きなれないものまで、いろんな音を聞くことができますよ♪


アートな秋

by ジェーン

みなさん、こんにちは♪

大好物のカボチャをまんま頂いて、幸せに酔いしれるジェーンです。
カボチャのポタージュにカボチャあん、かぼちゃパン…

やっぱり秋っていいですねぇ〜。

食欲に負け、お腹がぷよぷよになりつつ焦るジェーンであります。

昨日ののび子さんのブログでもアップされていましたが、紅葉もきれいな見頃なことだし、紅葉狩りとエクササイズに散歩にでも出掛けるべかな。


さて、今朝の新聞にこんな素敵なお話が載っていました。

全国各地に眠る絵画作品を、置戸町の旧駅舎に集め展示しよう!というプロジェクトの記事です。


「置戸を絵の町にしよう」というコトバに学生時代、先生が講義で言っていたことを思い出しました。

―――「アート」とは、生命の維持に絶対的に必要なものではないかもしれないが、ないと心が荒む。人々が生きていく上でなくてはならない、そして決してなくなることのないものだ。―――

小さい町だと、例えば著名な画家の作品に触れる機会は大きな町と比べ圧倒的に少ないという事実は否めません。
ですが、絵画に触れてほしい、という思いで置戸町のプロジェクトは立ち上がりました。

町の人たちにとっても、そして人々の手元に眠る絵画たちにも良いプロジェクトだと思います。

『銀座の画廊巡り』 野呂洋子/著

『観点変更』 今中博之/著

『観点変更』では、障がいを持つ人たちのアートを広めようと「アトリエインカーブ」を生み出した人の話です。
今中さんはアウトサイダーアートをメジャーなものにした一人者で、アウトサイダーアートとは、美術教育、訓練を受けず、既成概念に捕らわれないアートのことを指すそうです。

アートとは、何にも縛られずに個々の感性を表現するもの。
だから、それぞれが自分のアートを表し、楽しみ、味わう。
それは、アートに限らず何であってもそういうものなのかな、とも思います。

…と語る私は、いわさきちひろさんの特集が組まれた「芸術新潮」を眺め、あぁ芸術の秋だなぁなんて浸っているのでした。


プレゼント

by ジェーン

みなさん、こんにちは。

きれいな澄みきった空。どこかへ出掛けたくなる良い天気ですね♪


木々も色づき始め、自然アートが目を楽しませてくれるそんな季節になりました。


さて、私事ですが、今日は弟のバースデー。

幼いころは画用紙や折り紙で何か作っていたのですが、最近は甘いものなどスイーツ中心になっています。

今年は、遠くで一人暮らしをする彼に、冷凍のギョーザでも送ろうと目論んでいます。
(フライパンぐらいは使えるよね!?笑)


プレゼントというと、一番無難な食べ物を選んでしまうことが多いのですが、たまには贈った相手の手元に残る
「そういえば、あの時あの人からもらったんだよなぁ」
と思いだしてもらえるようなものを贈りたいな、と思うこともあります。

いずれにせよ、プレゼント選びは楽しいものです。
相手の反応を想像して、つい口元が緩んでしまうのです。。。笑


『Presents』角田光代/著 


では、そのタイトルのとおり様々なプレゼントが登場します。

ランドセル、家族の絵、すりおろしリンゴ。

バースデーでなくても、買ったものでなくても、プレゼントってなんだか嬉しいものです。

私たちがもらう最初のプレゼント…
両親、祖父母からもらう「名前」があります。

私の名前は父につけてもらいました。

すぐに覚えてもらえ、外国の方にも発音してもらえる名前で私自身気に入っています。
とても素敵なプレゼントをもらったなぁと思います。


さて、小さいころ大好きだったギョーザ、食べてくれるかなぁ。

しばらく会ってないけど元気かなぁと、珍しくお姉ちゃんな姿を見せてみるジェーンでした。

どんとっぱれ♪


ヨーロッパの小学生たち

by ジェーン

みなさん、こんにちは。

残暑の厳しさから一変し、朝晩の冷え込みが感じられるようになりましたが、みなさん風邪はひいていませんか?

さて、昨日EU(欧州連合)にノーベル平和賞が授与するとの発表がありました。
宗教対立や戦争、人種差別による大量虐殺など、その歴史は酷で深い悲しみに包まれた時代が長くありましたが、EUの前身も含めた「共同体」を発足させたことで、穏やかな関係を築きあげてきました。
その過程で、様々な困難もあったかと思いますが、それを乗り越えての今回の受賞があるのだと思います。

各国、経済状態や言語、文化、気質などに違いはありますが、同じ共同体に属しているという認識を持つことで、仲間意識を持つことができるものだと思います。


今、日本と隣国との関係に暗雲が見えつつあります。
経済面でのダメージはもちろん大きなものですが、なにより関係が悪くなることは、憎しみや悲しみをもたらします。
どのような形が良いのか分かりませんが、アジアも結束し互いにプラス効果を与えられるような関係になれれば良いのですが。


児童書に、「ヨーロッパの小学生」というシリーズの本があります。
ヨーロッパ各国で巻数が分かれているのですが、その国に暮らす小学生が自国の文化や暮らし、小学校の様子などをたっぷりの写真とともに紹介してくれます。
例えば、EUの中で経済大国でもあるドイツの本

『ドイツの小学生』多田孝志/監修

を見てみると…

小学5年生ながら、理科の授業で皮膚の実験をしレポートをまとめる課題があったり、2番目の朝食と言われる間食タイムがあったりと日本の小学校とは違った小学校生活を垣間見ることができます。

他にもイタリアやイギリスなどもあります。
個人的には、フランスが気になります。
小学校も小学生たちもアーティスティックなのかなぁ…


哲学する小学生

by ジェーン

みなさん、こんにちは。ジェーンです。

今日は体育の日ですね。

町内では「クロカン・ナカシベツ」や藤井フミヤのコンサートなどイベント盛りだくさん。
スポーツ・芸術の秋ですね。


さて、小学生の時に読んだ

『ヨースケくん −小学生はいかに生きるべきかー」那須正幹/作

の主人公「ヨースケくん」は、小学生なりに日々起こるハプニング(!)から哲学をします。いかに小学生は生きるべきか…

授業中トイレに行きたくなったり、お説教する先生の顔が急に小さく見える不思議な現象を体験したり、風邪で学校を休み、遅れをとった運動会の踊りの練習で残されたり…

ありふれた日常の中にも小さな発見や喜び、学びがあります。

さて、持久走大会の話があるのですが、スポーツが苦手なヨースケくんは持久走大会も大の苦手。
最後の一走りを駆けるヨースケくんは「がんばれー」の掛け声の中に「がんばらなくてもいいよ」という声を聞きます。

「がんばれ」が励みになったり、モチベーションアップにつながることもありますが、ときには「がんばらなくてもいいよ」という声にフッと体が軽くなることもあります。

ヨースケくんはというと、見事完走し、「これからも あんまり がんばらないようにしよう」と決意をしたのでした(笑)


>>