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ジェーン - 職員のつぶやき - 2012年6月の記事

魅惑のスープ

by ジェーン

みなさん、こんにちは。

6月の割りに涼しいなぁ〜と思っていたら、あっという間に暑くなりましたね。
やはり北の地にも夏は来るものです。


夏になると、素麺、素麺、ところてん、素麺という食生活になる私です。

さすがに、栄養面でどうなの?と危惧し、昨年は冷製スープを作って乗り切りました!

一番好きなのは、九州地方の郷土料理「冷汁」!
みょうがや大葉、生姜ときゅうりをたっぷり入れて、煎りゴマをかけます。
かなり我流になっているので、「冷汁」の域を超えているかもしれませんね。

他には、地元の郷土料理「けの汁」。具だくさんで栄養満点です。
昔、作物が育たず食が貧しかったころ、野菜や山菜、高野豆腐、油揚げなどを
細かく刻んで味噌汁の中に入れ、お米に見立ててお腹を満たしたと言われる
津軽に伝わる料理です。


さて前置きが長くなりましたが、スープが出てくる本を紹介したいと思います。


*『スープ・オペラ』 阿川佐和子



*『食堂かたつむり』 小川糸



どちらもスープを巡る人と人の温かい関係を描く、ほんわかストーリー!

書中に出てくるスープがまた美味しそうで美味しそうで…


今年の夏もスープで乗り切ろうと思います!


ちょっとだけ・・・ちょっとだけ・・・

by ジェーン

こんにちは♪


6月下旬のわりには、ひんやりとしますね。

私は暑いのがもの凄く苦手なので有難い気候です★

すっかり北海道ナイズされたジェーンです!



さて、私は暑がりなので、朝起きると布団からはみ出していることが多いのですが、
きちんと布団がかかっていることがあります。


そのナゾが解けました。


『シルクハットぞくは よなかのいちじに やってくる』
おくはら ゆめ


ちょっとだけ… ちょっとだけ…

あなたの布団がちょっとだけ掛け直されているのは、
シルクハットぞくがこっそりあなたの部屋に忍び込んでいる証拠。


朝、起きたとき布団に包まれていたら、それはシルクハットぞくのおかげ。

今日も引き続き鈍色の空ですが、ほっこりとした気持ちになりました。


私もシルクハットぞく みたいに、誰にも気づかれなくても、
ちょっとだけちょっとだけ… でも誰かをほっこりさせてあげられる人になれたらなぁ。


Happy Father's Day!!

by ジェーン

今日は父の日!


お店へ入るとあちらこちらで「父の日」と書かれたチラシを目にします。


「父の日か…」

母の日でもそうですが、実家を離れて暮らすと「家族」の存在をより強く感じるようになるんだなぁ…と思う今日この頃です。


さて今年は何を贈ろうか。


カレー好きな彼に、北海道のおいしいカレールーでも送るかな。



さて、今日は「お父さん」が出てくる絵本を紹介します!



『パパのしごとは わるものです』 板橋雅弘/作


パパってどんな仕事をしているの…?

こっそり見に行くと、なんとパパはわるものレスラーだった!!

やられてばかりのパパなんてかっこ悪い!

でも…


お父さんがパイロットだという友人に聞いた話です。

彼女は父親の退職の日、家族で初めて父親の操縦する飛行機に乗ったそうです。
実際に運転する姿を見ることは、セキュリティーの関係でできなかったそうですが、父親が操縦する姿を想像し、なぜか涙が出たそうです。


3.11の震災後、「家族」「絆」というコトバが全国を駆け巡りました。

普段、意識する機会は少ないですが、「父の日」を機に改めて家族の存在を確認できました。

今日はぜひ、普段お仕事で忙しいお父さんを労わってあげてはいかがでしょうか。


展覧会インフォ!

by ジェーン

みなさん、こんにちは!!

今日から6月。新年を迎えて早半年、時が経つのは早いものです。


さて、明日から7月16日(月)まで、札幌にある北海道立文学館にて特別展


「いせひでこ・絵本の世界 -私の木、心の木-」

が開催されます。

気になる方はこちらのURLをチェック!!!

北海道立文学館  http://www.h-bungaku.or.jp/



当館には、いせさんの絵本、エッセイを取り揃えております。


私がいせさんの作品でおススメしたいのが、


『ルリユールおじさん』

という絵本です。

私がいせさんのイラストに興味を持つキッカケとなった作品です。

ルリユールとは製本職人のことで、
この絵本では女の子が壊れた図鑑を抱えて、ルリユールおじさんを訪ねるお話です。

おじさんと女の子の交流にほっこりとした気持ちになります***
私はこの本から職人て、何かを極めたひとって味があって深くってかこいいと憧れを抱きました。



他にも『大きな木のような人』
阪神淡路大震災の復興をモチーフにした『1000の風 1000のチェロ』などがあります。


いせさんの作品はどれをとっても、
風のような流れる線とやわらかいタッチが感じられます。


図書館では展覧会のチラシもご用意していますので、
興味の持たれた方は是非、手にとってみてくださいね!

私も行きたいです〜♬