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絵本って深い!

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭の図書館職員sakuです。
先日髪を切り、坊主に磨きがかかりました(^^)v


今回は、絵本を1冊と、関連した一般書を1冊紹介します。

『ぞうがいます』(五味太郎/作 文化出版局)
という、とても不思議な絵本があります。
「ぼく」の上空には、いつも1頭の“象”がいる。
その象はほかの人には見えない。
でも、いつでもどこでもそこにいて、「ぼく」を見てくれている。

というお話です。
ぼくの象?いつもいる?誰にも見えない?
???と、頭の中が「?」だらけになってしまいます。

『砂漠と鼠とあんかけ蕎麦』(五味太郎・山折哲雄/著 アスペクト)
という本(一般書)で、『ぞうがいます』作者の五味さんは、宗教学者の山折哲雄さんと対談されています。
その中で山折さんがこの象について、とても宗教学者らしい分析をしているのを目にしました。
つまりは【「ぼく」の心の拠り所が“象”】という意見なのですが、
それについての分析が豊富な知識があってこそのもので、とても興味深く読むことができました。


短い絵本の中には、
激しく感情を揺さぶるものもあれば、
深い哲学の海へ誘ってくれるものもあります。

お休みの日のちょっとした空き時間に、絵本を1冊手に取ってみませんか?


図書館のsakuと申します。

by saku

みなさんこんにちは。
中標津町図書館のsakuと申します。
坊主頭ですが、ひとつよろしくお願いしますm(_ _)m


図書館の中では一般書(大人向けの本)を担当しており、
図書館の外では小さなの男の子の父親を担当しています。


息子は最近急に言葉が増えてきました。
たどたどしくも懸命におしゃべりしようとする姿に、思わず目尻を下げてしまいます。
ニコニコ。

少し前から「痛いの痛いの飛んで行けー!」がブームで、笑顔でしきりにけしかけてくるようになりました。
ですが、いかんせん生まれ出て2年半そこそこの彼にとって、この言葉はまだまだ難しいようです。

「いたいいたいー、いたいいたい!」

……………………………………………………痛ッ!
痛いの飛ばない!全部痛い!


「この痛みを耐えた先に成長があるのだよ。」という、息子からのメッセージとして、真摯に受け止めたいと思います。


そんな痛みを乗り越えつつ、夫婦で愛読している育児書が
『子育てハッピーアドバイス』(明橋大二/著 1万年堂出版)
のシリーズ。
子育てをしていくうえでの「ダメなこと&イイこと」が、それぞれ4コマ漫画で対比できるように描かれています。
とてもわかりやすい本で、子育て中の忙しいパパママにオススメ。
このシリーズは中標津町図書館にもありますので、ぜひ手に取ってみてください(^o^)丿


以上、若干親バカな上に坊主頭ですが、今後とも宜しくお願い申し上げます。


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