by なな
みなさん、こんにちは。
2013年本屋大賞ノミネート作品が発表されましたね。
私はどの本もまだ読んだことがないのですが、ノミネート作品というだけでどれも面白そうに思えてしまいます。
そう考えると、賞の影響って大きいですよいね。
今まで興味のなかった本でも、賞を受賞したと聞けば読んでみたくなるのです。
ミーハーなだけかもしれませんが。
最近は、 「何者」で 直木賞を受賞した朝井リョウさんの小説を読みました!
『星やどりの声』
朝井リョウ 角川書店
<あらすじ>
一家の大黒柱の父が、四年前に病気で他界した早坂家。それ以来、純喫茶「星やどり」は母が切り盛りしている。父が残してくれた、「星やどり」自慢のビーフシチュー、夜空から星が降り注ぐ星型の天窓。そしてブランコ形の席には、常連客の“ブラウンおじいちゃん”が、今日も静かに座っている。
早坂家は三男・三女、母ひとり。長女・琴美は、働きながら、「星やどり」で母の手伝いをしている。長男・光彦は、大学四年の夏、実らない就職活動の真っ最中。二女・小春は、化粧で背伸びし、どこか空虚な日々を送り、三女・るりは、何かから逃れるように自らを律し、真面目な高校生活を過ごしている。二男・凌馬は、輝かしい少年の日々を、明るく消費。そして、三男・真歩は、カメラをぶら下げ、街を歩く……。
様々な葛藤と悩みを抱えた早坂家。一見穏やかな日々が流れているようだったが!?
(出版社HPより)
読み始めはほのぼのした話だな、と思うのですが、読み進めるうち家族それぞれの悩みが明らかに。
私自身兄妹が多いので共感できる部分が多く、家族っていいなあ、と思える小説でした。
おすすめですので是非読んでみてください(^o^)
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