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100kmへの道のり

by kane

「サロマ湖100kmウルトラマラソン」への道のりは遠かったです。
3回目のゴールを目指してましたが、スタートラインに立つことも出来ませんでした。
1月18日(金)22:00から受付が開始になり、日曜日に申込しようとしたら、すでに3500人の定員に達してました。
エントリー前から本を読んで意気込んでましたが・・・残念。
エントリーが無事に終わってるランナーの皆さん、頑張ってください。

200km走って編み出した理論
岩本能史コーチの100kmマラソンは誰でも快走できる
(岩本能史/著 アールビーズ)

著者の岩本能史さんは、ギリシャ(246km)やアメリカ(217km)の大会にも出場しているウルトラランナーです。本書の中に「ウルトラマラソンは、スタート地点に立った時点で、皆が勝者」という言葉があります。トレーニングをして、体調を整え、距離への恐怖心も乗り越えているランナー・・・今年は参加できませんが、来年こそは3回目のゴールを目指して、エントリーを頑張りたいと思います(笑)




もう1冊、最近読んだ本というか見た本を紹介します。

キッズペディア こども大百科大図解 (小学館)

子どもも大人も楽しめる1冊です。104の項目について、写真やイラスト、色々な説明が書いてあります。親子で見たり、先生が授業で使用したりできるかもしれません。





以上、長靴アイスホッケーの試合で筋肉痛ばっかりになってるkaneでした(o^―^o)


消える男

by なな

みなさん、こんにちは。
最近こんな本を読みました。

『たとえば、すぐりとおれの恋』
はらだみずき 祥伝社

*あらすじ*
 ケーブルテレビ会社営業マンの高萩草介と保育士の向井すぐりは、偶然の出会いから親しくなる。草介のことをよく知りたいすぐりは、草介の過去や家族について尋ねる。しかし草介は、デートの最中にすぐりの前から姿を消すことがある。
――おれ、ときどき、消えたくなるんだ。
「おれ」と「すぐり」の不器用な恋が行き着くラストに感動する一冊。



前回のブログで紹介した本にも、「消える男」が登場しましたが、今回もまた「消える男」。
実際にデートの最中に姿をくらまされたら、「どこ行ったのよ!」とその後喧嘩になってしまうかもしれませんが。
この本は、何故草介はいなくなるのか、そこが気になる一冊です。
すれ違う二人が辿り着くラストに、心が温まるお話ですので、気になる方は手に取って読んでみてください(^^)♪


甲子園

by kane

平成2年夏、中標津高校が甲子園へ出場したことを覚えていますか?

真冬の今、なぜ甲子園の話?となりますが、最近読んだ本に関係があります。

「弱くても勝てます」 開成高校野球部のセオリー
(橋秀実/著 新潮社)

毎年200人近くが東京大学に合格するという日本一の進学校「開成高校」の硬式野球部が、甲子園に出場するまでの道のりを記録しようとした1冊です。ただ、いまだに出場には至っていないので途中経過として、ノンフィクション作家の橋秀実さんが出版した本なんですが、秀才たちが辿りついた高校野球の常識を覆すセオリーが、大胆で常識破り!

今年、もしかしたら甲子園に出場するかもしれませね。


話は戻って、中標津高校が甲子園に出場した時、自分は中標津高校2年生で、甲子園へ応援に行ってきました。かなりハードな日程で行った記憶はありますが、とにかく楽しかったです。応援してる姿がテレビで何回も映ったりと、とても良い思い出です。

一度だけの甲子園 北海道高校野球物語
(南俊一・円子幸男/著 パブリックセンター)

あゝ甲子園 中標津高校野球部'90夏の軌跡 (総合企画)

中標津高校の甲子園に関連する本も図書館では所蔵しています。



以上、「あゝ甲子園」に応援してる姿が写っているkaneでした(⌒∇⌒)


恋愛小説

by なな

みなさん、こんにちは。

最近、こんな本を読みました。

『ふれられるよ今は、君のことを』
橋本紡 文藝春秋

*あらすじ*
 冴えない中学教師・楓には年下の恋人がいる。料理上手の素敵な恋人だが、彼には不思議なところがある。彼は、時々姿を消してしまうのだ。学校では問題児を面倒みることになり戸惑う日々。等身大の恋愛ファンタジー小説。


この小説は若い人から年配の方まで楽しめる恋愛小説ではないかと思います。読み終わった時に、時々消えてしまう彼との恋の切なさがふわっと胸をいっぱいにします。切なくて繊細なラブストーリーです。




みなさんは大好きな恋愛小説はありますか?
2012年には、ゼクシィ×本屋大賞から生まれた
『突然愛を伝えたくなる本大賞』
という文学賞があるほど、今は恋愛小説がブームなのかもしれません!

「どんな恋愛小説を読んだらいいかわからない(+_+)」
という方は、こちらの賞を受賞、またはノミネートした本から読んでみてもよいかもしれませんよ(^^)♪
受賞作はこちらです。

『LOVELESS』
桜木紫乃 新潮社


第148回芥川賞・直木賞

by kane

第148回芥川龍之介賞、直木三十五賞の選考会が16日に行われ、3名の方が選ばれましたね。

芥川賞は黒田夏子さんが受賞し、芥川賞では最年長の75歳での受賞となり、受賞作の『abさんご』は横書き、カタカナや固有名詞を使わないなど独特な文体で書かれているそうです。

直木賞を受賞した朝井リョウさんは、戦後最年少での直木賞受賞となり、デビュー作『桐島、部活やめるってよ』(集英社)は映画化、今回の受賞作『何者』は大学生の就職活動をモチーフにしているそうです。

同じく直木賞を受賞した安部龍太郎さんは、東京都大田区役所に就職後、区立図書館司書を務めながら各誌の新人賞に応募し、「師直の恋」で作家デビューした方で、今回の受賞作『等伯』は安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した絵師・長谷川信春(等伯)を描いているそうです。


安部龍太郎さんの『等伯』は所蔵しており、黒田夏子さんの『abさんご』と、朝井リョウさんの『何者』は貸出に向けて準備中です。いずれの本も予約を受けております。

図書館では、様々な文学賞を受賞した本の展示貸出も行っていますので、この機会に読んでみませんか?




☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

最近、読んだ本を紹介します。

カラスの親指 by rule of CROW’s thumb 
(道尾秀介/著 講談社)

『月と蟹』で第144回直木賞を受賞している道尾秀介さんの作品で、『カラスの親指』は初めて直木賞候補(第140回)となった作品で、昨年11月には映画化されています。

「こうしてると、まるで家族みたいですよね」
“詐欺”を生業としている、したたかな中年2人組。ある日突然、彼らの生活に1人の少女が舞い込んだ。戸惑う2人。やがて同居人はさらに増え、「他人同士」の奇妙な共同生活が始まった。失くしてしまったものを取り戻すため、そして自らの過去と訣別するため、彼らが企てた大計画とは!?
(出版社HPより)

とにかくドキドキしながら読み進んでいった1冊です。



以上、日曜日にやった長靴アイスホッケーの筋肉痛が残っており、さらに腰痛になってますが、今週20日の大会もリンクを走り回って得点を狙っているkaneでした(o^―^o) 


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