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ゆきやこんこん♪

by ジェーン

みなさん、こんにちは♪
初雪にテンション上昇中のジェーンです!

日本海側に住んでいたころは、毎日雪なげ三昧で1日4回の雪なげ…
ブリザードも珍しくなく、ほとほとお困りもんだった「雪」ですが、4年間の雪なし生活を経験し、冬を感じる雪の存在に改めて「いいなぁ」と感じるようになりました。
気温が低いからか、北海道の雪はちらちらと宝石のようで綺麗です。

「雪」が出てくる絵本で、

『ゆきのひのおくりもの』 ポール・フランソワ/さくパロル舎 (E2/ミ)

という絵本があります。

雪がしんしんと降る中、食べるものに困ってないかと心配したウサギさんが友だちの こうまさんにニンジンを届け、その優しさを受け取った こうまさんは、今度はそのニンジンをヒツジさんに届け… ヒツジさんは…

こころがほっと温かくなる絵本です。
届けられたニンジンを見て「友だちの○○くんがくれたんだ」と「ありがとう」と感謝し、「そうだ、こんなに寒くては友だちの○○くんは食べものに困っているに違いない」と真っ先に友だちのことを思い出す、本の中のみんながとても愛おしくなる絵本です。

他にもこんな雪の絵本があります…

『ゆきのひの ゆうびんやさん』小出淡/さく(書庫)

※お読みになりたい方は職員まで声をお掛け下さい!すぐにお持ちいたします!

『14ひきの さむいふゆ』いわむらかずお/さく(E1/イ)

『くすのきだんちは ゆきのなか』武鹿悦子/さく(E1/ス)

さむいさむい冬がやってきます。この絵本はそれぞれ、友だちや家族、隣人…を想う、温かみを感じる絵本です♪

なぜか雪の情景が出てくる絵本に惹かれるジェーンです。

図書館には、いろいろな雪の絵本があります。私も探して読んでみようと思います。


星に願いを★

by ジェーン

みなさん、こんにちは!ジェーンです。


秋と言えば、仲秋の名月★☆

私の父は天体観測が大好きで、天文学者になるのが夢でした。

我が家には天体望遠鏡があり、小さいときは父に連れられて近くの野原で星を見せてくれました。

私は父のように星には詳しくはありませんが、今でも夜空を見上げるのが大好きです。


『フォトミュージアム 地球の夜 空と星と文化遺産』
武井伸吾/監修



という写真集があります。

様々なフォトグラファーが世界の夜空を撮った写真集です。

その中の1枚に、額の中に月を収めようとしている男の人の写真があります。
とても素敵で、なぜか星の王子様を思い出してしまうその1枚に魅せられ、返却するまで毎日のように寝る前に眺めていました。

今年の十五夜は9月30日(日)

みなさんもぜひ夜空を眺めてみませんか?


小さな小さなつむじ風でも。。。

by ジェーン

みなさん、こんにちは。

めっきり涼しくなり、なんぼあずましい季節になったんだべなぁ〜
とつぶやくジェーンです。

秋は大好きな季節。


江国香織さんの本で『こうばしい日々』という短編小説があるのですが、
その始めの1行がとても素敵なんです。

「ウィルミトンの町に秋がきて、僕は11歳になった。――――――」


最初の1行ってその本の扉を開いてくれるカギみたいなもので、うまくすっと入りこめる1行だとその世界に馴染んでいけるんです。

好きな1行はいろいろありますが、この本はベスト3には入ります!



さて話は変わって、昨晩、

『ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂』 マギー・プロイス/著 
金原瑞人/訳


を読み終えました!


小さな漁村の漁師だった少年ジョン万次郎は、漂流した島でアメリカ船に助けられ、そこの船長さんに見初められて「アメリカへ足を踏み入れた最初の日本人」と言われています。

当時の日本人と西洋人は互いに偏見の目をもっていて、歩み寄ろうとしていませんでした。
差別に直面したジョン万次郎の強い想いが世界を変え、私たちが今こうしてアメリカや他国との関係を築いているのも、彼の一歩があったからなのです。

既存のものを、それも多くの人が良しと信じているものを変えることは相当のエネルギーを要します。
ですが、今こうしてテクノロジーにしろ、カルチャーにしろ進化や変化を遂げているのは、誰かが始めた一歩なんだなぁと思います。

例えそれが小さくあろうとも、新たな風を紡げたらなぁと思います。
そしてそれがひとりでも多くの人の心に残ったり、影響を与えられたりできたらなぁ〜

と秋の始めの夜風に吹かれながら思考を巡らせたジェーンでした♪
どんっちっぱれ。


児童書コーナー「戦争」展示 開催中!

by ジェーン

みなさん、こんにちは。


夏休みも後半に入りたくさんのお友だちのご来館で、少々賑やかな図書館です。


明日からお盆休みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

帰省やお出かけ… 

みなさんの予定はいかがでしょうか…?


図書館はお盆期間中も通常どおり開館しております!!

★開館時間 朝10時〜午後7時★


さて昨日は「長崎原爆の日」でしたね。


図書館児童書コーナーでは「戦争」をテーマに特別展示を開催しています。

戦後60数年、戦争を知る人も少なくなってきています。

…という私も戦争を体験した親戚の多くが他界し、ただ一人残る祖父も高齢で
家も遠くなかなか会うこともできません。

今一度、過去に何が起こったのか知る必要があるなぁと感じます。


『霧の流れる川』 岡田依世子/作

戦後の社会に生きる子どもたちが、自分たちの村で何が起こったのか、
ひも解いてゆくおはなしです。

「ほらあな知らないか」と突然現れた不思議な少年は一体何者なのだろうか…?



それでは、みなさん、お盆休み楽しんでくださいね〜♪


見方を変えてみよう

by ジェーン

みなさん、こんにちは。

今日から3連休ですね。
みなさんはどこかお出かけの予定はありますか?


図書館は連休中も通常通り、午前10時から午後7時まで開館
しております。

ぜひ図書館にも遊びに来てくださいね♪


さて突然ですが、自分の住む「まち」「いえ」について考えたことはありますか?

3.11の大震災以降、「町」「人」「家族」との繋がりの大切さが
改めて認識され、「家」「住まい」「ご近所付き合い」のあり方が問われました。

両親との同居を決めたり、都会ではひとり暮らしの不安から
ルームシェアへの切り替えが増えた、と耳にしました。

先日、表紙に描かれた素朴なイラストに惹かれ、たまたま手にとった本が

『トラフの小さな都市計画』
鈴野浩一・禿真哉
 

という本でした。

建築家の方が書かれた本で、建物という枠を越え、様々な領域の
空間デザインを手掛けているそうです。

本の中で「家具」や「家」、「町」のデザインのアイディアが
あふれているのですが、それがまたユニークで、とても面白い!!

「くつの水族館」「裏返しのまち」
名前を聞くだけでワクワクします。

見方を変えてみることで新たな発想が生まれるんですね!

普段何気なく過ごしている自分の部屋、何気なく歩いている町も
見方を変えるだけで、面白い発想が思いつくかもしれませんね。

普段の生活がちょっと楽しくなるかもしれません。

ちょっと発想を変え、図書館の空間もみなさんにとって居心地が良くて、
使いやすくて、ふらっと寄りたくなってしまうような空間にしていけたらなぁと思います。


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