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今日は”くつの日”

by ジェーン

みなさん、こんにちは!ジェーンです。

今朝の雲は、ブラシで描いたような、墨でかいた掠れのような気持ちの良い雲でした。




今朝ラジオを聴いていたら、今日3月15日は”くつの記念日”だそうです。

なぜかと言うと、今から約140年ほど前の1870年頃に、初めて日本に西洋靴の工場が開設された日だから。



友人から聞いたのか、はたまた本で読んだのか定かではないのですが、「靴はファッションの中で一番大事」だそう。

なかなか目の行き届かないところだと思いがちですが、そういうところだからこそ、気を遣いたいところなのかもしれません。


以前から気になっていた「イン ハー シューズ」という映画があります。

キャリアに恋にと転機を迎える、それぞれ境遇の違う女性の人生を描いたストーリーです。

図書館には、残念ながら所蔵はないのですが、気になった方はチェックしてみてくださいね!


くつが出てくるえほんを紹介します!

ぼくのくつ』松成真理子/作・絵(E1/マ)


新しいくつを買ってもらった「ぼく」。

でもまだ新しいくつはちょっと大きいみたい・・・。


松成さんのえほんは、ふんわりと暖かくて、すんと心にくるお話が多いのですが、このえほんも洗ったばかしのシーツに包まれたようなそんな気持ちになるえほんです。


日も長くなり、すこしづつ春が近づいてきました。
春になったら靴箱に眠っていた靴を丁寧に洗って、出してあげたいなぁと思います。


ありがとう。

by ジェーン

みなさん、こんにちは。

今日の空も不調の模様。来館される方は、お気を付けて来てくださいね。


さて、昨日は3月9日「サンキュー」の日。
そして明日3月11日は、忘れもしない「東日本大震災」の日です。


3.11は、たくさんの悲しみや苦しみ、悔しさを残したのと同時に、家族の大切さや日本の良いところ、たくさんの「ありがとう」をもたらしました。


3.11に関する本も多く出版され、中標津町図書館にもありますが、その中で今日は、「ありがとう」の本を紹介したいと思います。


★『PRAY FOR JAPAN−3.11 世界中が祈りはじめた日』(369/フ

  地震で帰宅できなかった人たちのために、パンを配給するパン屋のおばちゃん。
 
  「これからどうなるんだろう…」と漏らす避難所のおじいちゃんの背中をさすり、「大丈夫。俺らが必ず元に戻す。」と声を掛ける隣りの高校生のお兄ちゃん。
  
たくさんの寄り添うコトバや励ましのメッセージをくれた世界中の人たち。

  その優しさに気づいた人たちの投稿で出来た1冊です。
  
  温かさを分けられる人はもちろん、それに気づく人もまた温かい人なんだなぁと感じた1冊です。
たくさんの「ありがとう」が詰まっています。


☆『世界の言葉で「ありがとう」ってどう言うの?』(J802/イ

  様々な国のコトバの「ありがとう」が分かる本です。
  コトバのほかにも、各国の3.11における日本での活動も紹介されています。
  「ありがとう」は、人々を笑顔にし、言う方も受けた方も気持ち良くなるコトバです。
  そんなステキなコトバを世界のコトバで伝えられたらどんなに良いでしょう。
  私も、多くの人に「ありがとう」が伝えられる人になりたいなぁと思います。


  図書館では、児童・一般ともに、「地震」「」に関する本の紹介展示を行っています。

  今一度、地震の備えを確認し、そして人とのつながりを改めて感じる機会にしてみてはいかがでしょうか?


寒い日にはクリームシチュー。

by ジェーン

みなさん、こんにちは。ジェーンです♪


昨日、約1週間ぶりに図書館が開館し、たくさんの方に来館していただきました。
カウンターが少々忙しく、みなさんをお待たせしてしまいました…ごめんなさいm(_ _)m

開館と同時に本日からカレンダーの無料配布会「カレンダーもってく会?」が始まりました!
予想以上の多くの方に目に留めていただき、とても嬉しいジェーンです。

同イベントに合わせ、展示「図書館ミニミニ講座 二十四節気について」も開催していますので、こちらもお見逃しなく!


さて、まだまだ寒い日が続きますが、こんな季節に頭に流れてくるのが、とあるメーカーさんのシチューのCMソング。
♪おうちへ帰ろう〜、シチューを食べよう〜♪
注)うろ覚えです…合ってるかなぁ。

そして、シチューで思い当たるのが、かれこれ私がまだ小学校中学年くらいだったときに読んだ本
ママとあたしのサンドイッチハウス高山栄子/作(J913/タ)

伊藤美貴さんという方が絵を書かれているのですが、その絵がとてもかわいらしいのです♥
図書館で何度も何度も借りた記憶があります。

――――
私、実花とママが住んでいるアパートはひょろ長くて両隣に挟まれたサンドイッチみたい。
だから、私とママのおウチは、サンドイッチハウス
そして向かいのおウチは、温かいクリームシチューみたいな色だから、クリームシチュー・ホーム

お母さんと二人暮らしている実花の毎日と、フイに現れたお母さんの恋人とどう接したら良いのか悩む実花の心の動きが書かれています。
夜のお仕事へ行くお母さんが、実花に作り置きしてくれるのが、冷蔵庫のあまりものでできた、リンゴの芯まで入っちゃうような温かなシチュー

本の中の挿絵は白黒なのに、なぜか私の目には、オレンジのような淡い赤のような色がついて見えるくらい、お母さんと実花の温かさが感じられるお話です。


今夜のご飯はシチューが食べたいなぁ。


今週末は、冬まつり♫

by ジェーン

みなさん、こんにちは!ジェーンです。

気がつけば、明日から2月。

「光陰矢の如し」「歳月は人を待たず」「送る月日に関守なし」…
時の流れの速さを表すことわざ、慣用句がたくさんあるのも頷けます。

さて、2月2日・3日は総合文化会館(しるべっと)前で「冬まつり」が行われます。

今しるべっと前広場では、着々と雪像が出来上がっており、学校帰り仕事上がりに寒い中作ってくださっている方々、本当にお疲れさまです。

昨年、初めて「冬まつり」へ行き、雪像・氷像の完成度の高さに目を見張るものがありました。

フライングで昨晩見せていただきましたが、今年も私たちの目を楽しませてくれるものばかり!
大人気アニメキャラクターなど、子どもたちから大人まで楽しめること間違いナシ!です。

氷像といえば、先日読み終えた本『四つ話のクローバー』水野敬也/著(913/ミ)に氷で出来たクマの親子が登場するお話がありました。

氷像のクマの親子は、とある遊園地の特設コーナーで展示されていましたが、コーナーの閉鎖に伴い、会場の外に出されてしまいます。
溶けるのを阻止しようと溶けない方法をあれこれ考え、遊園地中を彷徨います。
親子の運命は…

生死、親子愛…氷像の親子のお話を辿りながら、感じることができます。
そして、クマ親子は、遊園地の中を彷徨う中で、展示コーナーの中では想像しかできなかった外の世界を経験します。
新しいことに経験できる喜び…

いろんなエッセンスを与えてくれる1冊でした。


水野さんは、ブレイクした『夢をかなえるゾウ』でお馴染みの方で、さらっと読めつつも、生き方・日頃の心の持ち方を考えさせてくれます。


さて、今週末の「冬まつり」にお出かけの際は、ぜひ図書館へもお立ち寄りくださいね♫
2日(土)は、2時から図書館内でおはなし会もあります!


すてきなプレゼント

by ジェーン

みなさん、こんにちは!

ジェーンです♪


先日の雪は凄かったですね。

膝まで埋まるほどの雪を久々に体験しました。

枝に積もった雪がとても綺麗で、光のページェントみたいだなぁ・・と見惚れる間もなく、圧雪に足をとられ、一人でスピンしていました..


気温が高くなったり雪が降ったりと気温差もある、ちょっと困った天気ですが、皆さん足元、風邪には気をつけてくださいね。


さて、今年は随分雪が多いとのことですが。

「もう雪なんてやだー」

・・なんて嘆いていませんか?
雪なげも、道路渋滞も少し厄介ではありますよね。


そんな時は、この絵本を読むと、雪の日が待ち遠しくなってしまします。

『ゆきの日 On Christmas day』 菊田まりこ/え ぶん (Y726/キ)


―― 

「雪なんて最悪だ!車は動かないし、仕事に遅れちゃうじゃないか。」

職場へ足を速める男の耳に、子どもたちの歓声の声が聞こえてきます。

「雪ってサイコー!」

ふっと子どもの頃の記憶が蘇り、「そういえば、ボクだって、子どものころはあんな風に笑っていたな。」
と思い出します。

そんなことを考えながら足を勧めていると、なにやら怪しげな老人に足を止められて・・


――

大人になると、現実を経験しすぎて、いろいろなものが見えすぎて、夢だとか希望だとか、わくわく・どきどき感だとかいろいろなものを失ってしまったように思ってしまいます。

・・ですが、実は、きっと何も失ってなくて、ただ忘れているだけなんだ。

と、この絵本は静かに物語ってくれます。


さて、この絵本を描いた菊田まりこさんと言えば、一時、

『いつでも会える』 菊田まりこ/著 (Y726/キ)

が、話題になりました。

図書館にもあるのですが、返却日のスタンプを押す期限表を見ると、平成11年に図書館に入ってきた本なのですが、今年になっても貸出があることがわかります。

つぅーと心に染み入る絵本で、やわらかな絵が、主人公の悲しみや優しさや
誰かを思う気持ちを表していて、とても素敵な絵本です。


紹介した2冊の絵本は、「YA(ヤングアダルト)コーナー」にあります。

CDやDVDの置かれている棚の向かいの棚で、ティーンエイジャー向けの本というくくりで、一般書(大人向け)や児童書(子ども向け)とは別に配置されています。

小学生の子たちでも楽しめる本もあり、大人の方でも読み応えのある本もあります!

現在、YAコーナーでは、プチ展示で、「よりみちパンセ」シリーズを展示しています。
話題になった『いのちの食べ方』もこのシリーズから出ています。

ぜひぜひ、こちらのコーナーにも足を運んでみては?

素敵な本を発掘できるかもしれません☆


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